Apple TVとAmazon Fire TV stickのリモコンを比較


 

インターネットで配信している動画をテレビで鑑賞するためのデバイスとしては、Amazonの「Amazon Fire TV Stick」「Amazon Fire TV」、Appleの「Apple TV」、そしてGoogleの「Chromecast」があります。

最近、ニュース映像をデスクトップPCで見ることが多くなりました。オンデマンドによる動画の視聴は便利です。時間に束縛されることなく、見逃しがありません。ほとんどの映画も(劇場に足を運ぶもの以外は)PCで鑑賞しています。マルチデバイスに対応しているので、続きをタブレットやスマートフォンで楽しむことも可能です。

リビングにPCがない場合は、Apple TVやAmazon Fire TV stickのように、テレビのHDMI端子に直接挿して、Hulu、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどを観ることができるガジェットが非常に便利といえるでしょう。

しかし、リビングで操作するときに重要になるのは「リモコン」です。

PCの場合にはマウスが手もとにあり、タブレットやスマートフォンであれば液晶画面をタップやフリックすれば操作ができます。ところがリビングでは、テレビとソファが離れているようなことが多いものです。したがって、遠隔操作をするための機器が必要になります。

Apple TVとAmazon Fire TV stickにはリモコンが同梱されていますが、リモコンを比較してみました。

 

 

ハードウェアのリモコンを比較する

 

まず大きさを比較します。Apple TVのリモコンは「Siri Remote」と呼ばれますが、幅38mm×高さ124mm×厚さ6.3mm、重量は45gです。Amazon Fire TV stickのリモコンは、幅38.4mm×高さ150.7mm×厚さ16.7mm、68g(電池込み)です。

ほとんど幅に変わりはありませんが、圧倒的にApple TVのSiri Remoteのほうが薄型かつ小型で洗練されています。どこかiPodを思わせる形状に対して、Amazon Fire TV stickのものは、現状のテレビのリモコンとあまり変化がありません。とはいえ逆に親近感あり、操作性の面で優れていると感じます。

次にボタン類を比較します。Apple TVのリモコンは、上部に「Siri用デュアルマイクロフォン」があり、その下に「Touchサーフェス」があります。指で触れて操作できるタッチパネルのようなものです。

Touchサーフェスの下には円形のボタンで右から「TV/ホーム」「メニュー」、その下に縦に「Siri」「再生/一時停止」、その右側に楕円形の音量調節ボタンがあるシンプルな構成です。

実はApple TVを所有しているのですが、初めて使ったときに、このTouchサーフェスが分からずに「どうやってテレビを操作したらいいのだろう?」と悩みました。もし、この部分が黒い素材ではなく液晶であれば、紛れもなくタッチしたはずです。マットの仕上がりで他の部分と差別化していますが、ユーザビリティとしては疑問を感じます。

一方で、Amazon Fire TV stickのリモコンのボタンはAppleより少し多めです。上部にマイクがあり、「音声認識ボタン」、ドーナッツ型の「ナビゲーション」とその中央に「選択」ボタン、真ん中の列は右から「メニュー」「ホーム」「戻る」、最後の列は右から「早送り」「再生/一時停止」「早戻し」です。洗練さには欠けますが、いままでのビデオ機器と配列が同じなので戸惑うことはなさそうです。

 

 

音声認識コントロールやスマートフォンなどによる操作

 

Apple TV(第4世代以降)ではiPhoneのようにSiriに話しかけることによって「おすすめの映画」などを表示させることができます。設定の「一般」にSiriを使うかどうかの項目があり、ここでオンとオフを切り替えます。また、iOS11以降のiPhoneやiPadであればスマートフォンやタブレットをリモコンがわりに使うことができます。

Amazon Fire TV stickでもマイクを使って、映像や音楽、ゲームなどを検索できます。この音声認識コントロール機能には、当然のことながらEchoにも使われているAlexaが採用されているので、認識精度が高く非常に優秀です。4KとHDRに対応した上位モデルのFire TVのマイクは、Echoと同じマイクが使われているとのこと。遠距離でも音声を正確に認識します。

「Fire TVリモートアプリ(Android版/iOS版)」をインストールすれば、アプリやゲームの操作、そして音声検索が可能になります。

このようにApple TV、Amazon Fire TV stickともに音声認識による操作が可能で、スマートフォンやタブレットからも操作できます。そして、いずれはテレビをコントロールするだけでなく「自宅にある家電全体のリモコン」、要するに家庭用IoTを管理するスマートホームのリモコンになるかもしれません。

実際にApple TVでは、HomeKit対応アクセサリをApple TVから操作できることを公式サイトで謳っています。

 

 

なぜ家電メーカーに、この発想がなかったのか

 

このようにHDMIに挿してインターネットの動画を視聴できるガジェットを比較しながら「なぜ家電メーカーに、インターネット配信の動画を視聴できるテレビの発想がなかったのか?」という疑問を感じずにはいられませんでした。

Amazonでは、既にFire TVを内蔵した約5万円の4Kテレビを発売する構想を発表しています。家電メーカーとしては大きな脅威ではないでしょうか。

 

 

 

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