1. TOP
  2. ブログ
  3. Siri、Googleアシスタント…一番使える音声検索を比較

Siri、Googleアシスタント…一番使える音声検索を比較

日本国内でもAmazonEchoやGoogleHomeが入手できるようになり、どちらのスピーカーが高性能なのか話題になっています。

AmazonEchoとGoogleHomeの両方とも所有しているというツワモノもいらっしゃるようですが、気になるのはズバリ「色々あるけれどどれが一番が使えるの?コスパ高いの?」ということではないでしょうか。

 

 

発売が遅れているAppleのHomePod

 

Appleが2017年末に発売すると発表したHomePodは発売が延期になっているので、現実的には比較をすることは難しいのですが、音声認識に関してはiPhone4Sから採用され続けているSiriの実力は皆さんもご存知の通りで期待ができます。

HomePodは他のホームスピーカーと比べて一番のアピールポイントは音楽再生時の「音質」です。AmazonEchoやGoogleHomeがAIアシスタントや、簡易の音楽再生機能としてのスピーカー性能しか持たないのに対して、HomePodはAppleA8チップを搭載して、7つのビームフォーミングツイーター、ウーファーそれに6つのマイクが搭載されているので、音楽を好きな方向に最適に届けることができるのです。

6つのマイクはSiriへの命令を逃さないだけではなく、自分の発した音の反響を測定し音質と音場を最適化するという素晴らしい性能を発揮します。

もちろんニュースや天気予報の読み上げなどのアシスタント機能も備えていますし、HomeKitに対応して家電を操作することも可能です。

いちばんの問題は日本で発売時には4万円を超えると予想される価格の問題だけでしょう。もちろん、価格に見合った性能を持っていることは確かです。

しかし、日頃からApple製品に慣れ親しんでいるユーザーにとっては、HomePod以外の選択肢は考えられないかもしれません。

 

 

AmazonEcho vs GoogleHomeどちらが良い?

 

AmazonEchoと、GoogleHomeは、現時点では一番比較対象になる組み合わせでしょう。価格と性能は拮抗していると言えますが、細かく見ていくと違いがあるようです。

 

音声認識について

 

日本語の音声認識制度については、やはりGoogleHomeに一日の長があるようです。
それは、GoogleがAppleと同様にAndroidでGoogle音声検索を実装していたことからも推測できます。

日本語の認識に関しては、GoogleとAppleが同じ程度、Amazonは一歩劣るということになりそうです。

もちろんAmazonもそれは認識しているようで、AmazonEchoはAmazonから招待メールをリクエストして受け取った人のみが購入できるようになっていて、これはいわゆる「ベータテスト」を招待ユーザで行なっているとも考えられます。

 

音楽再生機能について

 

GoogleHomeはGooglePlayMusicとSpotifyに対応しており、AmazonEchoはAmazon music unlimitedとNTTDocomoのd musicに対応しています。ストリーミング対応している曲数はどちらのサービスも同じぐらいですが、音質についてはAmazonEchoが若干上回り、アーティストや曲名の音声認識についてはGoogleの方が上回るようです。

細かい点ですが、音量ボタンがついているAmazonEchoの方が本体をタッチ&スライドして調整するGoogleHomeよりも使いやすいという評価もあります。

 

AIアシスタントとしての性能

 

Google Homeの特徴として、話者の認識機能があります。登録すれば6人までの話者を認識して、話者ごとのスケジュールを読み上げることにも対応しています。

スマートホーム的な使い方についても、AmazonEchoはスキルのリストがある為に、新しいスキルの追加がわかりやすいという評価がありますし、GoogleHomeは、Googleアシスタントの音声での受け答えが柔軟であるという評価もあります。

 

 

今のところ一長一短で、使い方次第

 

AppleのHomePodがまだ日本で発売されていないため、実際の評価は難しいですが、現状ではホームスピーカーに何を求めるかによるのではないでしょうか。
音楽再生性能を求めるのであれば、ダントツでHomePod。続いてAmazonEcho、GoogleHomeと続くイメージです。

音声アシスタントとしての音声認識の精度ではHomePodとGoogleHomeが同じぐらいでAmazonEchoが少し劣るということになるでしょう。

スマートホームのハブとしての機能は現状ではAmazonEchoが強そうですが、実際対応機器が少ない日本では今後の対応機器の発売状況に応じるといったところでしょう。

Apple HomePodが発売され3つ巴の戦いが始まるのがユーザーとしては楽しみですね。

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    カテゴリ一覧

    PAGE TOP