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音声検索、音声入力アプリを性能比較

通話じゃないのにスマホに向かってしゃべりかける、発したハズの言葉と全然違う単語が表示され、絶句する。
ほんのちょっと前までは、音声検索や音声入力は半信半疑、ちょっと笑える場面もあり、もどかしい面ある行動だったわけですが…。
最近では音声検索、そして音声入力に関して、端末側の音声認識能力が格段に良くなり、ようやく「使えるヤツ」に変わってきています。

 

 

そもそもキーボードを打つという行動自体、不自然

 

私たちは文字の入力に際し、キーボードを打って表示したい文字を出し、また変換などを適宜行って、伝えたいことを文字起こします。
こうしたキーボートと文字を表示するモニター、そして文字変換などを行うデバイスの3つが連動して、文字をつないでいくのが「現在ではあたりまえ」なわけです。ただ良く考えると、なんで文字を表すのに、キーボードをたたかなきゃならないんだ?と考えられませんか。長時間やり続ければ指も痛いし、目も渇く。間違いなく不健康なことじゃないですか?

 

 

音声認識とは?

 

キーボードじゃなくて、もっと簡単で、誰にでも使えて、ラクに文字を表示させる方法が、音声認識を介した技術です。
ただ漠然と、声でも検索や入力ができるのか、ああ便利な世の中になったもんだなあ、と思うのはちょっと違います。
いままで長々とタイピングして、間違ったとこは戻って修正して、何時間もかけて資料を作ったり、原稿を書いたりしていたものが、めちゃくちゃ効率化できるようになります。
キーボードを使った手入力と音声入力とでは、そのスピードが音声入力の方が1.5倍ほど速いというデータもあります。60分掛けて入力していたデータが、45分ほどで入力できるようになったら仕事の効率も上がりますよね。

ではいまどのような音声検索、音声入力できるアプリが出ているのかちょっと紹介します。

 

Googleドキュメント

Googleドキュメントのウリは、長い文章もしっかり認識して変換できるというもの。
本来音声入力と言えば、文脈がつながっていなかったり、句読点や語尾などがおかしかったりと人の手で修正するのがフツーでした。誤変換も自分で前後の文脈を認識して、自然な文章に変えてくれるように進化。人間の校正ではただ間違いを指摘するだけというのが多いわけですが、これも機械学習のたまものか、このGoogleドキュメントのスマートさに驚く人も多いのではないでしょうか。

使い方は[ツール]の[音声入力]を選択するとマイクが出てくるので、その絵をクリックし、表示しているパソコンなどのデバイスに話しかければいいだけです。
話した言葉が自動的に文字に変換されて、ドキュメントに入力されます。
キーボードを使いながら音声入力もできますので、音声検索の至らない部分をキーボードで修正し、入力のスピードと精度を同時にあげていく使い方も慣れたらできます。

 

Evernote

ファイルの保存、共有アプリとして知られているEvernoteですが、スマホアプリ版には音声認識機能がついていて、メモ程度の文章を音声入力できます。

使い方は、メニューにある「口述で入力」を選ぶとマイクが表示されるので、そこに向かって話します。Googleドキュメントと同じく、無料で使えるのでおすすめです。

 

Dragon Dictation

こちらはパソコン用の音声認識ソフトのアプリ版です。音声をそのまま認識してテキスト変換してくれます。別のアプリに貼りつけることができるので、TwitterやFacebookなどのSNSを利用する際におすすめです。こちらも無料。

 

Mac音声入力

Macの通常機能のひとつ、音声入力機能がこちらです。
使い方はカンタン
Apple メニュー から「システム環境設定」の順に選択し、「キーボード」をクリック、「音声入力」をクリック、音声入力を入にして利用できます。またはmacOS Sierra をお使いの方は、Siri に「音声入力をオンにして」とお願いしましょう。こちらも当たり前ですが無料で利用できます。

 

Windows音声認識

こちらはWindowsの音声認識機能です。
使い方はマイクをセットアップする必要があります。
スタートボタンを押し、コントロールパネル>コンピュータの簡単操作>音声認識の順にクリックし、マイクのセットアップをクリックしましょう。
Windows音声認識の場合は、音声認識機能を使えば使うほどコンピュータの認識能力が上がります。
またマイクの品質も精度に影響を与える要素となるため、音声認識用マイクは音声入力に適したものを選ぶと良いでしょう。

使い込めば使い込むほど音声入力に慣れていくのに加え、コンピュータもだんだん賢くなっていくので、スムーズな入力ができるようになります。役にたたない無用の長物とは思わず、音声入力に親しんでみてはいかがでしょうか。

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