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確率は40%!AppleがNetflixを買収する理由

「Appleが動画配信サービスで有名なNetflixを買収する確率が40%である」という予測をCitiバンクのアナリストが予測したということが話題になりました。

そんな話が突然持ち上がった理由は何なのでしょうか。そして、AppleがNetflixを買収すると、世界はどう変わるのでしょうか。

 

 

Appleは動画サービスで苦戦している?

 

Appleは以前から動画配信について力を入れています。しかし、AppleTVなどを販売していますがハード以外のソフト面ではHuluやAmazonPrimeVideo、Netflixといった定額の動画配信サービスに遅れをとっています。

それは、iTunesのビデオサービスがいまだにコンテンツごとのダウンロードサービス、もしくはコンテンツ毎のレンタルサービスであることが原因となっています。

Appleが進めている音楽配信サービスのAppleMusicは定額でさまざまな音楽を楽しむことができるのに対して、iTunesビデオはコンテンツを選んでお金を払う必要があるのです。

少し前であれば、音楽にしても動画にしても購入またはレンタルという形が一般的でした。しかし現在では音楽はもちろんのこと動画に関しても定額で見放題というのがあたり前になっているのです。

そして、その点において遅れをとっているAppleが動画配信の有力サービスの一つであるNetflixを買収してそのノウハウを手に入れたいというのも、もっともな話であると考えられます。

 

 

買収にはAppleに税制面のメリットもある

 

実はAppleがNetflixを買収するという話は、税金面での問題が大きく関わっています。
Appleはワールドワイドな企業ですので、アメリカ以外にも多くの国でビジネスを行い、海外にたくさんの資金をプールしています。

ただ、それをアメリカ国内に持ち込むと多額の税金が課せられるためAppleは海外の資金をアメリカに集約できない状況でした。
しかし、トランプ大統領の政策のおかげで海外の資金をアメリカに税金を気にせず簡単に持ち込むことができるようになったのが、大きな要因です。

およそ28兆円と言われるアップルの海外資金を、ほぼそのまま持ってくることができるため、そのお金を使って企業買収をするのではないかというのがアナリストの見立てです。

ちなみに、Netflixを買収する確率は40%と言われていますが、25%の確率でなんとディズニーを買収する可能性もあるとのことなのです。もちろん、ディズニーを買収するには多額の資金が必要ですし、Appleがディズニーの事業を買収することによってメリットがあるかといえば若干微妙ではあります。

 

 

Netflixの買収で日本のユーザにメリットはあるのか

 

では、AppleがNetflixを買収した場合日本のユーザにはメリットがあるのでしょうか。
まずNetflixは、日本ではHulu、AmazonPrimeビデオ、Netflixの3強と呼ばれるもののうちの一つです。

そして、独自のコンテンツを資金をかけて公開しているのはAmazonPrimeビデオとNetflixのみです。

もし、AppleがNetflixを買収すればAppleの資金力によってNetflixは、さらに魅力的なコンテンツを制作できるようになるでしょう。

そして、日本においてもそのメリットは享受されるのではないかと筆者は考えています。現在、独自コンテンツではAmazonPrimeビデオが質と量ともに圧倒している状況です。しかし、その状況を覆すことができるようになるかもしれません。

AmazonPrimeビデオもNetflixが魅力的な独自コンテンツをたくさん制作するようになれば、お互いに競争関係が生まれて、ユーザにとって非常に魅力的なコンテンツが多く制作されるようになることは間違いないでしょう。

NetflixをAppleが買収するかどうかは明確に決まったわけではありませんが、もし実現するとAppleの動画サービスの大きな発展が見込めるのは確かです。

 

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