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Apple ヘルスケアと Google fit を比較

iPhoneには標準で、「ヘルスケア」という健康管理アプリがインストールされています。また、Androidスマホの利用者は、「Google Fit」アプリを利用することが可能です。この2つの健康管理アプリが、どういう仕組みなのか、使い方や機能の違いなどを比較してみました。

 

 

他のハードウェアやアプリとデータを共有し一元管理できる

 

「ヘルスケア」と「Google Fit」は、共に健康やフィットネスに関するデータを一元管理できるアプリです。スマートフォンのセンサーを使って計測したデータを蓄積できますが、リストバンド型端末によりモニタリングしたデータを記録したり、他の健康管理アプリなどとデータ共有したりすることで、詳細な健康管理が可能です。

 

 

iOS 8から標準アプリになった「ヘルスケア」

 

「ヘルスケア」アプリは、iOS 8からiPhoneの標準アプリとしてインストールされています。iOSは、2018年4月にiOS 11.3.1までバージョンアップされていますが、「ヘルスケア」アプリの機能も強化され、不具合の修正と改善がありました。機能強化によって健康管理の利便性が向上したこともあり、「ヘルスケア」アプリに関心を持つ人も増えてきているようです。

 

iPhoneとiPod touchは単体でも「ヘルスケア」を利用できる

 

「ヘルスケア」アプリはiPhoneとiPod touchに搭載されています。「ヘルスケア」は健康管理やフィットネスに関するデータを集計して一元管理できるアプリですが、iPhone やiPod touch単体で歩数などを計測できます。iPhone には、ジャイロセンサーや加速度センサー、GPSなどが搭載されていますので、単体でも歩数や移動時間、消費カロリーなどを計測して保存することが可能です。iPod touchは、GPS非搭載ですが、ジャイロセンサーと加速度センサーを利用して、計測することが可能です。なお、iPadに関しては、「ヘルスケア」非搭載で、利用できません。

 

Apple Watchとの連携による高精度なヘルスモニタリング

 

Apple Watchには、心拍計、ジャイロセンサー、加速度センサー、GPSなどが搭載されていて、フィットネスにおける詳細なデータを計測することが可能です。次期モデル「Apple Watch Series 4」では、ヘルスモニタリングに関する機能が強化される見込みで、健康管理やアクティビティで使いたい人にとっても利便性の高いガジェットになりそうです。

なお、Apple Watchの設定などを行う「Apple Watch」アプリは、iPhoneのみに搭載されています。Apple Watchは、「Apple Watch Series 2」からGPSを搭載し、「Apple Watch Series 3」ではLTE対応のセルラーモデルが発売されました。しかし、現段階ではApple Watchは、iPhoneとの連携が前提のガジェットです。

 

サードパーティ製アプリのデータを収集できる

 

iPhoneには、健康管理やフィットネス関連のサードパーティ製アプリが多数存在します。他社製アプリでも「ヘルスケア」アプリに対応していれば、データを連携することが可能ですので、一元管理がしやすくなります。

 

他社の周辺機器との連携が可能

 

「ヘルスケア」アプリの機能が強化され、利用者が増えるにつれて、体組成計などのメーカーでも「ヘルスケア」対応の製品を発売し出しています。iPhoneに体組成計メーカーなどのアプリをインストールし、Bluetoothで連携すると体重や体脂肪率などのデータを収集できます。体組成計メーカーなどのアプリを「ヘルスケア」アプリと連携すれば、iPhoneやApple Watchでは計測できないデータを自動で記録し表示できます。

 

 

「ヘルスケア」に対抗するように提供開始された「Google Fit」

 

Googleが「Google Fit」をGoogle Play ストアにリリースしたのは、2014年10月のことでした。Appleが、ヘルスケア」アプリをiPhoneの標準アプリとする、iOS 8の提供を開始したのが2014年9月でしたので、ほぼ同時期に対抗するようにリリースされました。

 

ランニングやウォーキングなら自動入力

 

「Google Fit」もまたAndroidスマホ単体で、歩数や移動時間、消費カロリーなどを計測することが可能です。利用方法は、加速度センサーやGPSなどを搭載したAndroidスマホに、「Google Fit」をインストールし、位置情報などに関する簡単な設定をするだけです。「Google Fit」は、バックグラウンドで動作するため、スマホを持ち歩いている間は歩数や移動時間などを自動で記録してくれます。

 

さまざまな種類のアクティビティを記録

 

「Google Fit」では、多種多様なアクティビティを自己申告して記録に残すこともできます。あらかじめ用意されているスポーツやエクササイズの継続時間を手入力すれば、消費カロリーが自動計算されアクティブ時間とともにデータとして記録できます。

 

スマートウォッチ向けに設計された「Wear OS by Google」

 

Googleがスマートウォッチなどのウェアラブル端末向けに開発設計したOSが、「Wear OS by Google」です。スマートフォンやスマートテレビなどに使用されているAndroid OSを、ウェアラブル端末用に改良したのが「Wear OS by Google」です。2014年6月に「Android Wear」という名称でリリースされ、2018年3月に「Wear OS by Google」と改名されました。

スマートフォンなどと同様に、多くのメーカーから「Wear OS by Google」が搭載されたスマートウォッチが発売されています。Androidスマホの利用者が、スマートウォッチを選ぶ際は、機種選択の幅が広がるでしょう。また、「Wear OS by Google」搭載のスマートウォッチはiPhoneとのペアリングも可能です。

 

「Google Fit」対応の機器とアプリのデータを表示

 

「Google Fit」には、連携できるサードパーティ製の機器やアプリが豊富です。「Google Fit」では、手入力で体重の変化を記録できますが、スマホと接続できる、「Google Fit」対応の体組成計であれば、測定した体重が自動登録されます。

また、「Google Fit」対応のサードパーティ製アプリも数多く提供されています。連携することで、事細かに健康管理が可能になるでしょう。

 

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