技術者派遣を受け入れるメリットとは


技術者を派遣で受け入れるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
技術者派遣の受け入れのメリットは、金銭的なもの、スキル的なもの、労働法的なものなど、いろいろな角度から企業にとって有益です。では、技術者派遣を受け入れるメリットをみていきましょう。

 

 

正社員に比べてコストが安い

 

一般に、正社員を雇用すると、給料の倍のコストがかかるといわれています。社会保険に入る義務も生じますし、バックオフィスの事務作業も生じます。保険証を発行したり、社員証を作ったり、鍵を渡したりのコストですね。

しかし、技術者派遣であれば、かかるコストは時給×稼働時間だけです。もちろん、平日は8時間だけれども水曜日だけ2時間というフレキシブルな働き方をしてもらうのも、その技術者に了承してもらえれば可能です。

デスクを準備したり、PCを準備したりする必要はあるのですが、社会保険のコストやハローワークに届け出にいく手間などを考えると、技術者派遣はとても経営者にとってコストパフォーマンスに優れた制度です。

 

 

スキルが高い人が市場で稼いでいる

 

技術者派遣の特徴として、スキルがピンきりだという点が挙げられます。なかには、派遣元の企業が、経験がまったくない初心者なのに、技術歴3年といって派遣したり、3年のプログラミング経歴しかないのに、プロジェクトマネージャー経験があるといって派遣したりです。たとえばシステム開発の現場では、SES企業と呼ばれる、技術者派遣の業界でこうした水増しが行われています。

しかし、フリーランスの技術者を派遣で受け入れる際、優秀な技術者ほど時給が高くなります。そして、スキルが高い人ほど、引き合いが多いので市場(マーケット)で稼いでいるのです。

ただし、いまは人材不足で技術者も特に不足していますので、良質な技術者ほど、求職しなくとも引き合いが多くあるため、なかなか来てもらうのが困難です。そうした優秀な技術者ほど、派遣には頼らず、SNSや口コミでひっぱりだこですので、技術者派遣の会社に登録はしません。よって、SNSを通じてダイレクトオファーするなど、工夫が必要です。

そこでオススメなのが、副業系技術者派遣です。複業・副業を許可して、本業とは別に、夜間や土日に週10時間程度だけコミットしてもらう方法で、これなら、本業では経済的な安定のため、大企業の技術者をしているような人が、副業でベンチャーやスタートアップなどの中小企業で働いてくれるのです。

 

 

労働法的に解雇が容易

 

現状の労働法では、いったん正社員として雇用すると解雇が極めて困難になっています。これは、企業経営は法律的なしばりを入れないと、かなり経営サイドに有利になってしまいますので、労働者を守るために労働法が厳しいのです。

最近では、金銭解雇を可能にしようという動きや、終身雇用の崩壊、転職意識の向上などで労働を取り巻く環境は変わりつつあります。しかし労働法は改正されておらず、依然として解雇は極めて困難です。

その点、技術者派遣であれば、雇用の調整弁になってくれます。高い時給を払う代わりに、会社の仕事が暇な時や、経営が苦しい時は雇わないという選択肢も取れるのです。これが正社員だったら、在籍しているだけで給与と社会保険が発生してしまいます。

 

 

このように、技術者派遣を受け入れるにはいくつかのメリットがあります。技術者の場合、いまはとくに人手不足なので、良質な人を受け入れようと思えばコストはかかります。しかし、それでも雇用するだけのメリットは十分あります。メリットをよく踏まえた上で、技術者派遣を受け入れましょう。専門性が高いので、組織へ大いに貢献してくれるはずです。

 

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