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日本とはここが違う!カリフォルニア州の法律と副業事情

こんにちは。キャパ新人の新妻です。
海外研修にて、スタートアップ企業の成り立ちや、Googleなどの大企業での働き方なども沢山学ぶことができました。
今回はその中から、シリコンビーチやシリコンバレーでの法律や副業について触れようと思います。

是非取り入れて欲しい、Paid Sick Leave

 

まずは、法律面から見ていきましょう。
前提として、アメリカでは州ごとに定められている法律があるので、これからご紹介するのはカリフォルニア州以外では当てはまらないこともあります。

カリフォルニア州では、2015年に『Paid Sick Leave』が制定されました。
日本語にすると『有給病気休暇』です。
本人、家族の病気治療・予防、看病や介護の際に使用ができる制度で、読んで字の如く、病気専用の有給休暇という意味です。
1年間で最低30日間労働をし、90日の労働期間が経過することが必須となっています。

日本でも有給休暇制度はありますが、所謂バカンスの為のお休みと病気の為のお休みは同等のものとして扱われます。
しかし、この制度は普通の有給休暇とはまた別途で貰うことができます。
ですので、本人または家族が長期に渡っての治療を必要とする場合にとても役立つそうです。

キャパでは、新人でも7月から有給休暇を貰うことが可能なのですが、やはりインフルエンザ時期の為に少し残しておかなければ…と思うとなかなか使用するのに躊躇うこともあります(笑)
その時に、このPaid Sick Leaveがあると嬉しいなと思いました。

シリコンビーチの副業事情

 

次に、シリコンビーチで聞いた副業事情についてご紹介したいと思います。

シリコンビーチではサンタモニカに滞在していました。
基本的に移動はUberを使用していたのですが、1回だけ日本人ドライバーに出会いました。
その方曰く、平日は会社員として働いていて、休日の午前中は副業としてUberのドライバーをされているそうです。

日本では、ブログなどを利用してアフェリエイトで稼ぐ副業が流行っていますが、シリコンビーチでは、UberやLyftサービスの流行と共にUberやLyftのドライバーが副業として流行っているそうです。
中には車を所持していなくても、Uberドライバーをやっている間だけ車をレンタルしている人もいるのだとか。

シリコンバレー地帯に比べると比較的物価の安いロサンゼルスでも、スタートアップ企業が増えたことにより、最近ではシリコンビーチでも徐々に物価が高騰しているようです。
しかし、貰える給料はほぼ変わらないので、中間層の方々の大半は何かしら副業を持っているとそのドライバーの方が教えてくださいました。

日本では、法律の影響もありUberサービス自体が普及しにくいですが、今後Uberサービスが普及したら日本でも副業がUberドライバー、という方々が増えそうですね。

まとめ

 

今回は法律と副業についてご紹介しました。
Paid Sick Leaveがあることで無理なく治療に専念でき、働く人々はそれがモチベーション向上にもなるそうなので、日本の企業にも積極的に取り入れて欲しいと思います!

また、シリコンビーチはシリコンバレーよりも比較的物価が安いと言われていたので、多くの人が副業を持っているのだと話を聞いて驚きました。
IT最先端と言われている地でも、みなが裕福に暮らしているのではなく、逆に生活が苦しくなる人もいることを知りました。
このような貧困差もITで解決できる時代が来れば素敵だなと思います。

 

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