1. TOP
  2. ブログ
  3. iPhoneの電池持ちを良くするためには?バッテリー交換費用の節約術

iPhoneの電池持ちを良くするためには?バッテリー交換費用の節約術

iPhoneを長く使っている方は、バッテリーの劣化を感じませんか。使用頻度が高い場合、一日持たないという方もいるでしょう。すぐに電池切れを起こすようになり、充電器やモバイルバッテリーが欠かせなくなります。そうなると、いよいよバッテリーの交換時期です。
バッテリー交換にはいくつかの方法があり、それぞれメリットとデメリットが存在します。どれが自分に適した方法か、きちんと知っておきましょう。

 

▽関連記事はこちら

iOS 9の低電力モードとは

 

 

バッテリー交換プログラムは2018年末まで

 

現在Appleは「バッテリー交換プログラム」を実施しています。もともとは、バッテリーが劣化した際に無断で性能を落としていた問題が発端となりました。批判を受け、Appleは希望する全ユーザーに対してバッテリー交換を提供しています。
対象の機種は、iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xです。本体保証またはAppleCare+の延長保証の期間内であれば無料、そうでない場合は3,200円となります。
期間は2018年の12月末までです。本来のバッテリー交換であれば8,800円かかるので、これは大幅な値引きです。現在該当機種を持っており、バッテリーのパフォーマンスに不満がある方はぜひ交換を依頼しておきましょう。年末には駆け込み需要が予想されるため、早めの対応をお勧めします。

 

 

iPhoneのバッテリーを交換する方法

 

Apple製品のバッテリー交換を行う方法は二つあります。一つはAppleストアか正規サービスプロバイダで交換する方法、もう一つは配送して修理してもらう方法です。どちらの方法を選ぶべきかは「お店が近くにあるか」で判断するといいでしょう。
お店に直接行くと、バッテリーの在庫がないこともあります。その場合、予約して再度訪れる必要があります。当日に断られるのを防ぐためにも、ぜひ事前に予約しておきましょう。バッテリー交換の予約は「Appleサポート」というアプリで行えます。当日の修理には2、3時間ほどかかります。仕事などで即時対応が必要な方は注意してください。
もし、配送による修理を選択した場合は、修理に一週間ほどかかります。しばらくの間、不便を強いられることになるので、代替の携帯電話が必要でしょう。

 

 

バッテリー交換を行う前にやるべきこと

 

バッテリー交換を依頼する前にやっておくべきことがあります。それは「データのバックアップ」と「iPhoneを探す機能のオフ」です。「iPhoneを探す機能のオフ」はアクティベーションロックがかかり、修理できないため必ず必要です。お店でも指示されるはずなので、やり方が分からない場合は修理の際に店員に聞くといいでしょう。
Appleストアでバッテリー交換などの修理を行う場合、必ずiPhoneのフォーマットが行われます。データがすべて消えて、iPhoneは購入時の状態に戻ります。修理前の状態に戻すために、必ず「データのバックアップ」を行っておきましょう。
「データのバックアップ」には主に二つの方法があります。PCでiTunesを利用してバックアップする方法と、iCloudを利用してバックアップする方法です。PCを持っていない場合、iCloudでバックアップすることになりますが、最初は5GBしかストレージをもらえません。ほとんどの方は5GBでは足りないと思うので、有料でiCloudストレージプランをアップグレードする必要があります。自分のデータ容量に合わせてアップグレードし、データをバックアップしておきましょう。

 

 

非正規店でのバッテリー交換は合法なのか

 

「バッテリー交換プログラム」の対応機種であれば、Apple正規店でのバッテリー交換を選択すべきです。問題は、対応機種でない場合、もしくは2018年を過ぎた場合です。バッテリー交換費用を節約する際に、非正規店での修理を考える方もいるでしょう。
メーカー以外での修理を、なんとなく違法のように感じる方もいるかもしれません。しかし、総務省は2015年に「登録修理業者制度」を設けています。メーカー以外の修理業者でも本体の分解を伴って修理を行えます。法的に問題ありません。
ただし、非正規店で修理を行う場合には注意が必要です。まずは、総務省の登録修理業者であるかきちんと確認すべきです。さらにApple正規店と比べると、手続きや修理方法に大きな違いがあります。

 

非正規店で修理を行うメリット

 

非正規店で修理を行うメリットは主に三つあります。「修理の速さ」、「値段の安さ」、「データの保護」です。
修理は部品の在庫さえあれば、最短10分ぐらいから完了します。忙しい方にとって、修理がすぐに終わるのはとても魅力的です。仕事などで常にiPhoneを必要としている方にとって、大きなメリットと言えます。
値段に関しても、Appleが実施中の「バッテリー交換プログラム」を除けば、非正規店の方が安い場合がほとんどです。特に中国や東南アジアの修理店は格安で修理できます。言葉や信頼性の不安はありますが、海外へ行くついでにiPhoneの修理を検討するのもよいでしょう。
さらに非正規店では修理上仕方ない場合を除き、iPhoneの初期化も行いません。データをそのまま残せるので、バックアップの手間が必要ありません。面倒くさがりで、日頃バックアップを意識しない人にはありがたいメリットです。

 

非正規店での修理は注意が必要

 

非正規店での修理を考えている方に知っておいてもらいたい、大きなデメリットがあります。非正規店、もしくは自分で修理を行うと、今後はAppleストアで修理ができなくなるということです。iPhoneを開けただけでも、まず分かってしまいます。
さらに、完全な正規部品は、Apple正規店でしか取り扱っていません。非正規店で取り扱う交換部品は、お店によって違います。同じ工場で作られた限りなく正規品に近い場合もあれば、すぐに壊れてしまうような粗悪品の場合もあります。素人が交換部品の質を判断するのは困難なので、修理業者に任せるしかありません。
あとは、部品の紛失や、データの盗難といったリスクも存在します。まず、見るからに怪しい修理店は避けましょう。そして、修理の様子はきちんと店舗で見るようにします。部品をきちんと管理しているか、怪しい動きがないかチェックします。

 

 

バッテリーを長持ちさせるために

 

バッテリー交換の費用を節約するためには、iPhoneの電池持ちを良くすることも大切です。普段ちょっとしたことに気を付けるだけでも、バッテリーを長持ちさせられます。
まず気を付けたいのが、使用中の充電です。特にCPUパワーを必要とするアプリの場合は、本体に熱が発生します。そのような状態で充電を行うと、パフォーマンス低下が起こりやすくなります。充電中にはできるだけiPhoneを使用しないようにしましょう。
そして長期間iPhoneを利用しない場合にも、バッテリーが劣化するので注意が必要です。電源を切り、バッテリー容量は50パーセント程度にしておきましょう。さらにバッテリーは少しずつ放電されるので、数か月に一回は起動して電池容量が50パーセント程度になるように充電します。

 

 

バッテリー交換で節約を考える際に一番の悩みとなるのが、Appleストアで修理するのか、それ以外の非正規店で修理するのかということです。一度非正規店で修理してしまうと、Appleストアで修理するのが難しくなるため注意が必要です。
購入以外でAppleストアを利用しないと言い切れる方は、非正規店でバッテリー交換しても問題ないと思います。修理の際のメリットも多く、きちんとした業者もたくさんあります。逆に、Appleストアでのサポートや下取りを考えている方は、非正規店での修理はお勧めしません。

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP