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2018年上半期に発表されなかったMacのノートブック。秋に登場と噂されるのはMacbook12インチの後継か?その特徴は

2018年は新型Macbookがいつ販売されるか、と年初から話題になっていました。予測されていたのが発売から3年たっているMacbook 12インチ。ところが、今年6月の世界開発者会議(WWDC2018)で新型Macbookの発表は皆無、世界中のMac予想家達肩透かしさせたものの「秋には」との噂が飛び交っています。

 

 

スペックが時代遅れのMacbook12インチ

 

Macbook12インチは2015年に発売されました。軽量、コンパクトなノートブックとして人気でした。それでもこの3年の間にMacbook Air、Macbook Pro 13インチが登場してMacbook12インチの存在感が薄まりました。価格、軽量ではMacbook Airに、性能ではMacbook Proに劣っていたのです。
毎年、Macbook12インチもCPUをグレードアップしており、2017モデルでは第7世代core m3、第7世代core i5と、パワーアップしてきました。ただし、やはり12インチディスプレイがユーザーからは見づらい、との声が上がっていました。
2018年当初、中国サイトではMacbook13インチの発売が予測されました。サイトによると中国のタッチパネルメーカー、General Interface Solutionが13インチのMacbook用パネルモジュールの量産を始めた報じました。この13インチパネルは安価な製品用とされ、Macbook Proではないことを示しています。
これが新型Macbookとなるのか、あるいはMacbook Airのパネルとなるか、様々な推測が挙げられました。Apple新型の予測となると、忘れてはいけない存在が香港の証券アナリスト、ミンチー・クオ氏です。これまで数々のApple新製品についてネット上で発表し、的中させていました。
クオ氏によれば、2018年6月までにMacbook Airの新型が登場すると予測していましたが、現在AppleのWWDCが終了した時点でもAppleのノートブック新型の情報はありません。その大きな理由として2016年から投入されたバタフライキーボードの問題があります。

 

訴訟になって無料交換となったキーボード

 

2016年、Appleは第1世代バタフライキーボードを発表しましたが、ストローク感がなく、打つとペタペタする感じで長文を打つと指の疲労感があり不評でした。2017年、第2世代のバタフライボードを市場に投入しましたが、キーを押してもそのまま戻らない、動いても正常に反応しないなどのクレームが殺到しました。
当初不具合を否定していたAppleでしたが、訴訟にまで発展し、遂に正式に認めることになっています。その結果、Macbook(2015〜2017)、Macbook Pro 13インチ、15インチ(2016〜2017)のキーボードは無料で交換することになっています。
Appleはこの問題が解消するか、新しいキーボードの開発を待っているのかもしれません。

 

 

ノートブックより新型iPhoneを急ぐ

 

先述のクオ氏のレポートによると、ノートブックの他に「2018年の新型製品は3種類のiPhone」とあります。現在のAppleの売上はiPhoneが主であり、特にiPhone Xは中国で売上を伸ばしています。
2018年真っ先に発売されると予測されていたiPhone SE2や大型ディスプレイiPhoneについても6月のWWDCで触れられませんでした。どうやら、AppleはiPhoneの新型の生産に注力しており、新型Macの開発には手が回らないのでは、との憶測も流れています。

 

 

秋に発表される?MacbookかMacbook Airか

 

2018年、秋のAppleイベントが開催されます。毎年、その場で新製品が発表されることがありますが、現状今年Macのノートブックが登場する見込みは薄そうです。
もちろん新型キーボードの開発が済んでいたら、発表される可能性はありますが、今のところそんな噂も聞こえてきません。仮に登場するとなるとMacbookのタッチパネル式13インチディスプレイに新型キーボードの廉価版か、Macbook Air13インチでCPU高性能化の廉価版あたりが期待できます。

キーボード問題が解決しないまま、Appleの新型ノートブックが登場するのは難しいようです。それでも、世界に多いマックファン達は9月まで静かにしていられることはないでしょう。様々な噂が飛び交うのも楽しみです。

 

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