Appleのフラッグシップモデル、iMac Proの違いは何か?最強のハイスペックを紹介します


史上最強のMacとして2017年12月に登場したiMac Pro。プロ向けのワークステーションとして最速を誇るその性能は?特に映像やネットワーク通信などの高性能さを取り上げているレポートをまとめました。

 

 

CPUの能力を実感できるのは映像データ

 

iMac ProのCPUは基本が8コアXeonW(3.2〜4.2GHz)で、最大18コアまでアップグレードが可能です。iMac Proを購入する人は写真家、漫画家、アプリ開発者、作曲家などで、やはり速さを求めるユーザーに求められています。
iMac Proが登場する前のハイエンド機だったMac Pro 2013と基本性能を比較したレポートがあります。CPUはどちらも8コア、RAMは32GB、SSDは1TBを搭載。iMac ProはAMD Vega 56で8GB HBM2メモリを搭載し、Mac Pro はAMD D700のグラフィックカードを2基搭載しています。
SSDの読み書き速度を測定すると、iMac Proの書き込み速度は約3000MB/s、読み込み速度が約2500MB/sに対し、Mac Proは同約1300MB/s、同約1360MB/sと、書き込みで約2.3倍、読み込みで約1.8倍の速さを記録しています。

 

iMac最上位CPUモデルの2倍以上の性能

 

iMacの最上位CPU、Core i7-7700K(4.2〜4.5GHz)を搭載するモデルとの比較もあります。このiMacはメモリ16GB、SSDが512GBとなり、5つのベンチマークテストをしています。
中でも驚異的な数字となったのが、「Final Cut Proの4K動画書き出し時間」で、iMac ProはiMacの40%の時間で書き出しを終えてしまいました。iMacをiMac Proの最小構成(メモリ32GB、SSD1TB)と同等にアップグレードすると40万7800円となります。iMac Proの最小構成で55万8800円なので、15万円でこの速度が手に入るならば、映像を扱うプロならば触手が伸びそうです。

 

映像の書き出し処理速度で圧倒

 

映像処理について特に速さを感じるのは書き出し速度のようです。Mac Book Pro(2015年モデル、2.5GHz4コアIntelCorei7,AMD Radeon R9M370X,16 GBメモリ)との比較でも明白でした。
映像編集ソフト、Adobe Premiere Pro(CC 2018)で3分の4K/60fps映像をH.264コーデックで書き出すと、Mac Book Proは29分かかったのに対し、iMac Proはわずか5分で終了しました。
もちろん写真編集でも速さを感じさせるiMac Proですが、特に圧倒的なスピードを誇るのは動画の書き出しのようです。

 

 

ワークステーションとして有線LANが高速化

 

通信速度の高速化が顕著なのが有線LANです。10GBASE-Tを標準で対応となり、通信速度はこれまでの最大1Gbpsから最大10Gbpsへと高速になりました。Ethernetカードのシステム情報によるとApple AQC107-AFWとあり、表示はありませんがAquantinaのAQCチップを搭載しているようです。
Aquantinaは複数の伝送速度に対応する規格、マルチギガ(NBASE-T)製品に使用されている実績があります。伝送距離や環境に左右されますが、ケーブルによって通信速度が変わります。1Gbps用ネットワークで使われるCAT 5eケーブルならば2.5Gbpsまでしか出ないので、10Gbpsの速度を享受するためにはCAT 6Aケーブルを使う必要があります。

 

高速ネットワーク通信のメリット

 

10GbEをテストしたレポートがあります。本体の拡張スロットにIntel X540-T2を装着し、SynologyのNAS「DS1517+」(メモリ16GB)で10GBASE-T通信に対応させています。CAT 6AケーブルでiMac ProをこのNASに直結し、速度を測定しています。
BackMagic DiskSpeed Testを利用して計測するとジャンボフレームなし(標準1500)では読み書きとも400〜450MB/sでしたが、ジャンボフレームを9000に設定すると、読み込み速度は900MB/sまで上昇しました。書き込みはあまり変わりませんでしたが、通常で400MB/s前後で使えるのはかなりの高速感が味わえます。

 

無線LANは据え置き

 

スペックにIEEE802.11acとあるだけの無線LANはこれまでのモデルと据え置きです。実際にアクセスポイントに繋いだ報告によると、最大1733Mbps対応のポイントで、システム情報のリンク速度で1300Mbpsと出ました。
無線LANに関しては、今後高速規格の登場も予定されており、今回は据え置きとしたようです。

 

 

iMacで評判の高品質ディスプレイ他

 

ディスプレイはiMac同様、5120×2880ドットの27インチRetina5K P3(輝度500cd/平方m、P3対応)が採用されています。このディスプレイはiMacからプロ品質として定評があり、新たなディスプレイを搭載する必要はなかったようです。
その代わり細かなアップグレードでワークステーションとしての利便性が図られています。Thunderbolt3(USB Type-C)ポートが、iMacの2ポートから4ポートに増え、有線LANポートはGigabit Ethernetから10GB Ethernetに変更されています。このため、2台の外部ディスプレイでも5K/60Hz/10億色表示、4台の外部ディスプレイで4K UHD/60Hz/10億色表示か、4K/60Hz/数百万色表示が可能となりました。

 

進化したカメラ

 

iMac Proに1080p FaceTime HDカメラが新しく採用されました。解像度はiMacの1080×720ドットから1616×1077ドットにアップ。さらにグレードアップした部分があります。
・Apple T2チップのトーンマッピングの強化
・露出制御の改善
・顔検出に基づく自動露出と自動ホワイトバランス
これらの性能アップのため、暗い場所でも自然な明るさ、色バランスで撮影できるようになりました。

iMac Proの特徴はハイスペックにあります。現時点でまさしくフラッグシップモデルの名に恥じない能力のマシンが、フルスペックのiMacからプラス15万円で手に入るお得感もあります。2013年のMac Proは新設計にトライした結果、コスト高と排熱処理に難がありました。iMac Proはこれらを克服し、iMacと同様に使える安心感があります。まさに、プロユースのMacとしてNo.1でした。

 

 

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