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Apple直営店の比較:渋谷、表参道、銀座、新宿

Appleは製品の開発と製造のほか、オンラインショップや「Apple Store」と呼ばれる直営店で販売を手がけています。Apple直営店は世界各地にあり、そのうち日本の店舗は9店舗です(2018年11月現在)。東北は宮城県に仙台一番町。関東では東京に渋谷、表参道、銀座、新宿の4店舗。東海では名古屋に名古屋栄。関西地方では大阪の心斎橋と京都に2店舗。九州では福岡天神になります。

「家電量販店でApple製品を売っているのに直営店に行くメリットってあるの?」と思う方がいるかもしれません。そこで、東京のApple直営店を取り上げて解説します。AppleユーザーあるいはiPhoneアプリの開発者であれば、直営店を賢く使いましょう。

この記事を読むと次の3つのことが分かります。
・Apple直営店に行くメリット
・渋谷、表参道、銀座、新宿のApple直営店の比較
・Apple直営店の使い方

 

Apple直営店はAppleファンの聖地

 

Apple直営店を単なる販売店もしくは修理窓口と考えていないでしょうか。

iPhoneやiPadなどが発売されるとき、熱狂的なファンがApple直営店の前に徹夜で並んで「ゲットしましたぁ!」と嬉しそうに箱を掲げているニュースを見たことがあるかもしれません。Appleの信奉的なユーザーやエヴァンジェリスト(伝道師)にとって、Apple直営店は「聖地」ともいえる場所なのです。

もちろん直営店なので販売や修理も行っています。まず基本から解説します。

 

Apple直営店の基本的なサービス

 

Apple直営店の本来のメリットは、製品のこと理解している店員から説明を受けて納得して購入できることと、購入後の故障の修理やサポートが受けられることです。たとえば次のようなサービスです。

 

1)新製品のハンズオン

iPhoneやiPadなどAppleの最新製品を手にとって使うことができます。よほど新製品登場後の混雑した時間帯ではなければ、狭い場所で順番を待つこともありません。

 

2)Apple製品の購入と情報収集

Apple製品に詳しい熟練の店員が配備されているので、疑問点や質問に丁寧に対応いただきながら購入が可能です。最新情報の収集もできます。

 

3)修理や点検

バッテリー交換や画面の修理など、Apple認定の修理サービスが受けられます。

 

Apple直営店ならではのワークショップ、イベントに注目

 

製品の購入や保守だけでなく、Apple直営店ではフロア全体もしくは一部を利用して、さまざまなセミナー、ワークショップ、イベントが開催されています。Appleユーザー以外でも無償で受けられることがメリットです。

日本で最も新しく開設された「Apple 京都」では、伝統的なクラフトマンシップが根付いた京都と、Appleの先端テクノロジーを融合させたセミナーやイベントが開催されています。Appleのセミナーは「Today at Apple」と呼ばれ、次のように初心者からプロ向けの内容まであります。

  • Quick Start:Apple Pencilでスケッチを描こう
  • How To:Keynoteでアプリケーションのプロトタイプを制作しよう
  • How To:オリジナルの「紋」をデザインしよう
  • Basics:Macの中級編
  • Pro Series:Logic Pro Xのミックス/マスタリング

個人的なApple銀座のイベント体験としては、2006年頃に、細野晴臣さん、高橋幸宏さん、小山田圭吾さん、テイ・トウワさんによるライブパフォーマンスを観に行ったことがありました。会社が終了後にダッシュして駆けつけたのですが既に長蛇の列で、演奏するフロアには入ることができず、スクリーンのあるフロアで観ました。熱心にみつめる観客は、どこか洗練された印象の方が多いと感じたことを記憶しています。

 

渋谷、表参道、銀座、新宿のApple直営店を比較

 

東京にある渋谷、表参道、銀座、新宿の4つの店舗を比較します。

 

Apple 渋谷

 

住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-20-9 公園通りビル
電話:03-6670-1800
営業時間:月曜日 ~ 日曜日、10:00 ~ 21:00

IT最盛期にはビットバレーと呼ばれたこともあり、いまもなお最先端のスタートアップが集結している街、渋谷。毎年のハロウィンでは、若者が集結して盛り上がる熱気にあふれています。多彩なカルチャーやエンターテイメントを発信しているエリアであり、そんな先端情報に関心のある人々が集まる場所として設立されました。

Apple渋谷への道順は、渋谷駅(JR、副都心線、半蔵門線、銀座線)の7-1の出口から、SHIBUYA TSUTAYAを左に見て直進、渋谷マルイと一蘭渋谷店の前の信号を渋谷モディ側に渡って、公園通りを少し歩いたところにあります。所要時間は歩いて約7分。3階建ての全面がガラス張りです。フロア内の什器は木目調で、アベニューと呼ばれる壁面のディスプレイにも製品を陳列しています。

2005年にオープンしましたが、渋谷パルコ休業など公園通り周辺の変化により、一時休業。2017年11月にリニューアルオープンしました。1階はiPhoneやMacと周辺機器など。2階はiMac、Apple Watchなど。3階は音楽、プログラミング、写真とビデオのセミナーToday at Appleが毎日無償で行われています。4階にはビジネス用の会議室が設けられていますが、一般客は入ることができません。

 

Apple 表参道

 

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-2-13
電話:03-6757-4400
営業時間:月曜日 ~ 日曜日、10:00 ~ 21:00

表参道は原宿に近く、オシャレなブティックやフォトグラファー、グラフィックデザイナーなどクリエイターの事務所が多いエリアです。表参道を歩く人にはファッションモデルが多く、どこか異国情緒さえ感じさせます。ところが一歩路地から奥に入ると静かな高級住宅街という別の側面もあります。

Apple表参道への道順は、東京メトロ(千代田線、銀座線、半蔵門線)表参道駅A2出口を出た場所にあります。正面には表参道のケヤキ並木があり、外周の3面は高さ9.5メートルのガラス張り。美術館のようにも見えます。ニューヨークのUpper West Sideにある直営店のようなデザインで、街に溶け込んだショップといえるでしょう、

陽光の差し込む1階はiPhoneやMacが置かれ、らせん階段を下った地下にはアクセサリーとともにGenius Barと呼ばれるサポートスペースがあります。また、プロ向けの動画編集のレクチャーなどが行われます。限定グッズの販売も要チェックです。

 

Apple 銀座

 

住所:〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-12 サヱグサビル本館
電話:03-5159-8200
営業時間:月曜日 ~ 日曜日、10:00 ~ 21:00(変更する場合があります)

銀座という言葉からはリッチな印象を感じますが、昔ながらの割烹屋があるなど新しさと由緒ある伝統が混在した街です。東京メトロ銀座線の銀座駅のA13出口を出ると松屋銀座があり、中央通りをはさんで対面にApple銀座はあります。1階から2階はiPhoneやMacなどの製品、3階はシアタ―、4階は修理や点検などサポートが受けられるGenius Barです。

実はApple 銀座は、米国以外の海外の直営店としては初めて2003年11月に開設されました。世界で73番目の直営店です。日本のApple直営店としては最も歴史があります。

 

Apple 新宿

 

住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-30-13 新宿マルイ本館
電話:03-5656-1800
営業時間:月曜日 ~ 日曜日、10:00 ~ 21:00

2018年4月にオープンしたばかりのApple新宿。派手なネオンサインが、これまでのApple直営店と趣きが違います。とはいえ新宿らしい雰囲気ともいえそうです。オープン時には、音楽制作ソフトGarage Bandのワークショップが行われました。

Apple銀座には、JR新宿駅から徒歩で行けますが、最寄りの駅としては東京メトロ丸の内線、新宿三丁目駅になります。伊勢丹新宿点の向かいの新宿マルイ本館の1階です。他の店舗とやや異なり、マルイのテナントとして開設されています。

入り口の目印は6Kの超大型のディスプレイです。また、道に面したガラスウォールの長さは37mあります。入り口の近くには何も置かれていないテーブルがありますが、手をかざすと自動的にコンセントが出現するのでトライしてみるとよいでしょう。

 

まとめ:Apple直営店の使い方

 

マシンをメーカー別にスペックを比較して安価で購入したいのであれば、家電量販店に行くことをおすすめします。しかし、Appleのブランドを体験し、ブティックで服を選ぶようにウィンドウショッピングをしたり、初心者からプロレベルまでの無償セミナーを受けたり、そんな体験をできる場所がApple直営店です。購入後も、修理やサポートに丁寧に対応してもらえるのでありがたいですね。

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