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AutoCAD LT 2019を使うときの参考サイトをまとめてみた

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
①AutoCAD LT 2019とAutoCAD 2019の違い
②AutoCAD LT 2019を使うときの参考サイト
③AutoCAD LT 2019を使うときの参考動画

AutoCAD LT 2019とAutoCAD 2019の違い

最初にAutoCAD LT 2019とAutoCAD 2019の違いを説明します。

AutoCAD LT 2019(以下LT 2019)はAutodesk社が開発している2DCADソフトです。LTが付かないAutoCADのほうが上位バージョンになります。

AutoCAD 2019は3DCADを作成することが出来ますが、LT 2019は2DCAD専用です。
そのほか、AutoCAD 2019では「AutoLISP」や「AutoCAD VBA」などのプログラミング言語で自動化する機能がありますが、LT 2019にはありません。

また、AutoCAD 2019には「業種別ツールキット」が同梱されていて作業工数の短縮が図れますが、LT 2019には「業種別ツールキット」は同梱されていません。

一番大きい違いは価格でしょう。2020年4月現在、AutoCADのサブスクリプションが209,000円/年に対し、AutoCAD LTは64,900円/年です。約1/3の価格差があります。

AutoCAD LT 2019は機能が削られているところがありますが、2DCADで図面を書く部分はAutoCADとほとんど同じ機能が使えますので、3DCADが必要ない方にはAutoCAD LT 2019で十分だと思います。

なお、2020年4月現在、AutoCAD及びAutoCAD LTの最新バージョンは2021です。毎年新しいバージョンがリリースされていますが、大きく変わるのは数年に1度です。特にファイル形式(拡張子がDWG)が変わると古いバージョンのAutoCADで新しいバージョンで作ったファイルを読むことができなくなります(逆は可能)。
また、新しいバージョンでは、古いバージョンで読むことのできるファイル形式で保存することが可能です。
以下にDWGのバージョンを書いておきます(AutoCAD、AutoCAD LT共通、AutoCAD2000以降)。
l 2000形式DWG:AutoCAD2000、2000i、2002
l 2004形式DWG:AutoCAD2004、2005、2006
l 2007形式DWG:AutoCAD2007、2008、2009
l 2010形式DWG:AutoCAD2010、2011、2012
l 2013形式DWG:AutoCAD2013、2014、2015、2016、2017
l 2018形式DWG:AutoCAD2018、2019、2020、2021

AutoCAD LT 2019を使うときの参考サイト

AutoCADはAutoCAD 2018でファイル形式や操作が変わりましたが、それ以降のバージョンはコマンドの追加や機能改善がメインなので操作方法はそれほど変わりありません。
また、サイトを調べてみると、AutoCADを使用していても、2DCADについて書かれているサイトが多いので、AutoCAD LTと書かれていなくても、AutoCAD LT 2019で参考になるサイトがほとんどです。

以下、AutoCAD LT 2019を使うときに参考になるサイトをまとめました。

Autodesk AutoCAD LT 2019ヘルプページ

https://help.autodesk.com/view/ACDLT/2019/JPN/
本家Autodesk社のヘルプページです。新機能とユーザーインターフェースの概要はビデオが用意されています。
説明文的な言葉づかいになっていて、専門用語もけっこう使われているので、ある程度CADの知識があったほうが読みやすいと思いますが、なにより、開発元が作ったヘルプページなので確実な情報という安心感があります。

lulucad(ルルキャド)AutoCAD入門

https://www.lulucad.jp/category/autocad/
インターノウス株式会社が提供している、未経験からCADを学習できるサイト「lulucad(ルルキャド)」内のAutoCAD入門です。作図、編集、ファイル管理、文字と寸法などカテゴリ別に分かれているので、知りたい情報にたどり着きやすいのが特徴です。

AutoCAD・AutoCAD LTを使ってみました!

https://www.cad100.jp/review/autocad/
3次元CAD/2次元CADソフトウェアの専門店「CAD百貨」が提供しているAutoCADのコマンドなどをレビュー形式で紹介しているサイトです。AutoCADの販売店でもあるので、操作だけではなくAutoCADの購入についても相談できそうです。

AutoCAD TIPS

http://www.g-hokuto.jp/autocad/autocad_tips_menu.html
CADオペレーターや施工管理など、建築業界に特化した人材サービスを手掛けている北斗株式会社が提供しているサイトです。つまづきそうなポイントが端的に解説されているので、忙しいときにサッと調べられるのがよい点です。

AutoCAD LT 2019を使うときの参考動画

AutoCADの操作を動画で紹介しているサイトやチャンネルなどを集めました。グラフィカルユーザーインターフェースの場合は、文字で読むより動画で操作している画面を見るほうがより参考になりますね。

AutoCADで描いてみよう!~ ゼロからはじめる作図演習 ~

https://www.autodesk.co.jp/solutions/autocad-tutorials
こちらも本家Autodesk社が初心者向けに公開している動画サイトです。
AutoCADの基本的な考え方から実際の作図方法まで、全6部、23本の動画から構成されています。タイトルは「初心者向けAutoCADの使い方」になっていますが、中級レベルの方が見ても参考になるテクニックや考え方が散りばめられています。復習の意味を兼ねて、一度見ることをおすすめします。

土木に携わる人のチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UC0-eYTwyRNX0ymXLylvTEZQ/featured
AutoCAD LT 2019の初期設定から作図、編集、注釈など全8本の動画がアップされています。
少し長めの動画なので、時間があるときにじっくり見て参考にするのがいいと思います。

『できるAutoCAD 2019/2018/2017/2016/2015対応』使い方解説動画一覧

https://dekiru.net/article/16745/
「できるAutoCAD 2019/2018/2017/2016/2015対応(株式会社インプレス発行)」の紙面と連動した動画を視聴できるサイトです。
1分程度の動画になっているので、時間がないときでも見ることができます。
書籍が手元にあると、より理解が深まると思います。

まとめ
今回はAutoCAD LT 2019を使うときに参考になるサイト、参考になる動画を集めてみました。
AutoCADは利用しているユーザーが多いので、関連書籍もたくさん出版されています。本で覚えるのももちろんですが、ちょっと調べたいときはネットの情報がとても便利です。
また、ソフトウェアは同じバージョンでもサービスパックなどで操作や挙動が変わることがあります。調べた結果は、一度ご自身で試してみることが大切でしょう。
AutoCAD LT 2019はソフトウェアのヘルプも充実しているので、様々な情報を参考にしながら、AutoCAD LT 2019のテクニックに磨きをかけてください。

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