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Apple Watchはアルミニウムとステンレスのどちらが正解?比較のポイント

Apple Watchは毎年のバージョンアップを繰り返しながら、今では様々なラインナップへと多様化してきました。

どのモデルを購入しようかと悩まされるところですが、最も選択に困るのがアルミニウムか、ステンレスかという問題です。

単なるカラーリングの問題ではなく、これらは素材が異なるため、使用感にも影響がおよびます。

今回は、Apple Watchのアルミニウムとステンレスの両者の特徴を紹介し、比較のポイントを押さえていきます。

目次:
①アルミニウムのApple Watchの特徴
②ステンレスのApple Watchの特徴
③アルミニウムのApple Watchを選ぶべき理由
④ステンレスのApple Watchを選ぶべき理由

アルミニウムのApple Watchの特徴

まずは、アルミニウムバージョンのApple Watchについて見ていきましょう。

強度・傷のつきやすさ

アルミニウムは比較的軽量な金属であるため、他の素材と比べると強度の面では劣ると考えられがちです。しかしApple Watchのように、時計として使用する分には申し分のない性能が期待できるため、よほど過酷な環境に身をおかない限りは破損する心配もありません。

また、アルミニウムは密度が小さい分、傷もつきやすいのが懸念されるポイントです。ただ、Appleはアルミの傷のつきやすさを考慮し、表面をマット加工にすることでこの問題を解消しています。光沢をあえて無くしてしまうことにより、表面についた傷を目立たなくさせるという手法です。

また、アルミニウムのApple WatchはディスプレイにはIon-X強化ガラスが採用されています。スマートウォッチのディスプレイとしては十分な性能を発揮するとはいえ、サファイアグラスに比べると強度面では不安が残るところです。

カラーリング・ラインナップ

アルミニウムのApple Watchは、ステンレス製品とは異なるラインナップを展開しています。アルミニウムモデルの方がカラーバリエーションは豊富で、レッドやブルーなど、ビビッドなカラーリングにも対応しています。

また、Apple Watch Nike Series 6、およびApple Watch Nike SEはアルミニウムモデルのみの販売となっています。これらのラインナップの購入を検討している場合には、自動的にアルミニウムを選ぶこととなります。

通信環境

通信環境について、アルミニウムモデルはGPS単体バージョンとGPS+セルラーの2タイプから選べます。

セルラー機能を利用する場合、本体料金とは別に月額利用料金が発生するため、予算には注意が必要です。

セルラー機能は必要ないという人にとって、アルミニウムモデルは重宝するでしょう。

重量について

アルミニウムはステンレスよりも強度では劣りますが、その分軽量の素材です。

40mmディスプレイモデルの場合、アルミニウムケースは30.5グラム、44mmディスプレイは36.5グラムとなっています*1。

実際の重量はどんなベルトを装着するかにもよりますが、最軽量を実現するのであればアルミニウムが最適です。

充電環境

Apple Watchに付属する充電パックは、アルミニウムの場合厚みのあるプラスチック製のものが付属します。

実は充電パックもどの本体を購入するかによって仕様が異なるため、拘りたい場合には注意が必要です。

価格

アルミニウム製Apple Watchの価格についてですが、こちらはどのようなモデルやバンドを購入するかで価格は異なります。

例えばアルミニウムケースとスポーツバンドを採用したモデルでは、40mmでGPS単体を選んだ場合、47,080円(税込) となっています*2。

これを44mmにすると50,380円、さらにセルラー機能を搭載すると62,480円といった具合に値段が変動します。

好みや予算に合わせて、カスタマイズを行いましょう。

ステンレスのApple Watchの特徴

続いては、ステンレスモデルのApple Watchの特徴についてです。

強度・傷のつきやすさ

ステンレスはアルミニウムに比べて密度があり、強度も高いため、さらに大きな負荷にも耐えられる仕様となっています。激しい衝撃が加わっても砕けたりへこんだりといった心配もほぼないので、安心して使用できます。ヘビーデューティーな現場でも、問題なく性能を発揮できるでしょう。

また、ステンレスモデルは独特の光沢が特徴ですが、傷のつきやすさについてもアルミニウムより耐性があります。そのため、多少引っ掻いても光沢が失われてしまうことはなく、安心して美しい状態を保てるのが魅力です。

ディスプレイにはサファイアクリスタルを採用し、こちらも高い強度を誇ります。Ion-X強化ガラスよりも高価ですが、その分スペックも高く、見た目の高級感にも違いが出るため、重要視したいところです。

カラーリング・ラインナップ

カラーバリエーションについては、シルバー、グラファイト、ゴールドの3種類に限定されている点に注意しましょう。ただ、バンドについてはアルミニウムモデル同様、多彩なバリエーションから選べるため、個性をここで発揮することができます。

また、Apple Watch Hermèsはステンレスモデルでの販売のみとなっている点も注意が必要です。

通信環境

ステンレスモデルの場合、通信環境はGPS+セルラーの一択となります。本体価格がアルミニウムよりも高くなるだけでなく、月額での料金も発生するため予算には注意しましょう。

重量について

ステンレスモデルはアルミよりもやや重量がある仕様で、40mmが39.7g、44mmが47.1gです。とはいえ、実感としては大きな差はなく、バンドの材質によって変わってくるので、大きな心配をする必要はないでしょう。

充電環境

ステンレスモデルに付属する充電パックは、高級感のあるステンレス製の外観に変更されています。重量感があり、破損のリスクも小さいと考えられます。

価格

ステンレスモデルのApple Watchの価格は、アルミニウムモデルの倍ちかい価格になります。40mmのモデルは85,580円、44mmで91,080円となり、iPadなどと変わらない値段に近づきます。

セルラーモデルに限定されているということもありますが、これに加えて月額のキャリア料金も発生する点は留意しておきましょう。

どちらのApple Watchを選ぶべき?

上記のようなスペックの違いを踏まえると、やはり大きな差になったのが価格の違いです。アルミニウムとステンレスでは本体価格に倍近い差があり、ステンレスモデルは月額料金も発生するため、コスト負担が大きいと言えます。

ただ、本体性能については両者に大きな差があるわけではないため、見た目や使用目的で選べば問題はありません。安くてもいいので、フィットネス用に使用したいのであればアルミニウムを、ビジネスシーンからプライベートまで、高級感のある腕時計を求めるのであればステンレス製を選びましょう。

実際、アルミニウムモデルにはNIKEとコラボしたモデルが展開され、ステンレスモデルにはエルメスとコラボしたモデルが展開されています。余裕がある場合には、二つのモデルを使い分けるといった運用も可能です。

おわりに

アルミニウムとステンレスでは外観に大きな差がありますが、そこまで拘らないという場合には安価なアルミニウムがおすすめです。

ただ、高級時計としてのステータスはステンレスのモデルが優れており、ファッションとしてのスマートウォッチを求めるなら、こちらが推奨されます。

好みや目的に合わせ、最適なモデルを選びましょう。

 

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参考:
*1 Apple「Apple Watch Series 6 – 技術仕様」
https://support.apple.com/kb/SP826?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
*2 Apple「Apple Watch Series 6 」
https://www.apple.com/jp/shop/buy-watch/apple-watch/40mm-gps%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-blue-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC-%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89-sm-ml

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