【種類別】AppleIDの作り方をご紹介!作成できない原因|複数作成はOK?
この記事を読むと、以下の3つのことがわかります。
1.種類別AppleIDの作成方法
2.AppleIDを作成できないときに考えたい要因
3.AppleIDを複数作成することのメリットとデメリット
AppleIDは、すべてのAppleサービスを利用するために必要です。iPhoneやiPadユーザーなら設定時に作る人が多いものですが、AndroidやwindowsユーザーももちろんAppleIDを作成できます。
また以前は電話番号なしでAppleIDを作成できましたが、今ではセキュリティ強化のために有効な電話番号が必須となりました。
この記事では、AppleIDの作成方法とエラーの対策、複数作成することのメリットとデメリットを紹介します。
AppleIDはすべてのAppleサービスに必要
AppleIDとはAppleの個人アカウントの事で、Appleの全サービスを利用する時に必須です。AppleIDにはクレジット情報やユーザーの連絡先といった個人情報も多く含まれています。AppleIDはIDとパスワードで構成され、Appleサービスを使う時の身分証のようなものです。
例えば以下のようなサービスは全てAppleのもので、AppleIDがなければ利用ができません。
・iCloud
・iTunes Store
・App Store
・iTunes
・Apple TV
・Apple Pay
上記の例を見てもわかる通り、iPhoneやiPadなどAppleデバイスのユーザーはもちろん、iCloudやiTunesを利用している非Appleデバイスユーザーも必要となります。
またAppleのサポートでは、AppleIDを元に管理されています。サポート内容や履歴はAppleIDに紐づけて履歴を管理しており、直営のアップルストアでも予約はAppleIDで管理されているのです。(※1)
AppleIDの作り方
iPhoneやMacといったAppleデバイス以外にも、windowsパソコンやAndroidからAppleIDを作ることもできます。AppleIDの作成に必要なものと、種類別の作成手順を解説します。(※2)
必要なもの
AppleIDの作成に必要なものは、以下の4つです。
・フルネーム
・生年月日
・有効なメールアドレス
・電話番号
メールアドレスや電話番号は、AppleIDの認証コードを受け取るためにも必要です。
AppleIDの取得に電話番号は必要
巷では「AppleIDの作成は電話番号なしでもできる」という情報もあるようですが、2021年6月現在ではAppleの案内通り有効な電話番号が必要となります。その理由は、前述の通りAppleIDの認証コードを受け取るためです。
AppleはiOS9以降に2ファクタ認証(二段階認証)を導入しており、メールアドレスと電話番号の2ステップでの認証が必要となりました。(※3)Appleは音声認証も行っているので、電話番号は固定電話でも問題ありません。
もし本当に自分の電話番号がない場合は、事情を話して家族や友人の電話番号を使わせてもらうのもOKです。登録した電話番号は、一時的にデバイスが使用できない時に代わりに使うこともあります。その状況を考慮して、万が一の時に貸してもらえる電話番号がいいでしょう。
絶対電話番号を登録したくないなら、iOS9以前のOSで行う方法があります。しかしiOS9は2015年9月にリリースされているため、それ以前のiOSとなると見つけること自体が大変です。セキュリティの観点からも、あまりおすすめはしません。
Appleデバイスの場合
iPhoneやiPad、iPad touchなら、まずデバイスを設定する時にAppleIDを作成する画面が出ます。まずはその画面に従って進めていけば、AppleIDはすぐに作成できます。画面の[無料のAppleIDを作成]をタップして、画面を進めていきましょう。
そして後からAppleIDを作成する場合は、以下の手順で進めていきます。
1.デバイス内の[App Store]からサインインを行う
2.[Apple IDを新規作成]をタップ
3.有効なメールアドレスを入力する。(ここで入力したアドレスが、AppleIDとなる)
4.クレジットカードや請求先情報を入力する
5.有効な電話番号を入力する
6.3で入力したアドレスと4で入力した電話番号にAppleID認証コードが届いているか確認する
7.6で確認した認証コードを入力する
Macの場合
1.App Storeを開く
2.[AppleIDを作成]をクリックして進む
3.案内に沿って進めて有効なメールアドレスを入力する。(ここで入力したアドレスが、AppleIDとなる)
4.クレジットカードや請求先情報を入力して[続ける]をクリック
5.入力したメールアドレスに届いた認証コードを入力する
windowsパソコンの場合
1.iTunes for Windowsを開く。最新バージョンになっていない場合はアップデートする
※ダウンロードしていない場合は、iTunesダウンロードページ
(https://www.microsoft.com/ja-jp/p/itunes/9pb2mz1zmb1s?rtc=2&activetab=pivot:overviewtab)よりダウンロードする
- iTunes for Windowsの[アカウント]から[サインイン]をクリックして[AppleIDを新規作成]をクリック
- 案内に沿って進めて有効なメールアドレスを入力する。(ここで入力したアドレスが、AppleIDとなる)
4.クレジットカードや請求先情報を入力して[続ける]をクリック
5.入力したメールアドレスに届いた認証コードを入力する
WebサイトからAppleIDを作成する
App StoreやiTunes for Windows以外にも、Apple IDの公式サイト(https://appleid.apple.com/)にアクセスしてAppleIDを作成する方法もあります。iPhoneやiPadユーザーでブラウザから操作したい場合などは、AppleIDの公式サイトから作成する方法がおすすめです。
AppleIDを作成できない時に考えたい事
AppleIDを作成できない場合は、まず以下の2つを疑ってみてください。
13歳未満はAppleIDを作成できない
AppleIDは13歳未満の未成年は作成できません。もし子どもようにAppleIDを割り当てたいならファミリー共有が利用できます。1つのAppleIDを親として、子アカウントを割り当ててあげましょう。
親アカウント1つに対し、子アカウントは最大5つまで割り当てられます。ファミリー共有では購入したアプリや電子書籍、音楽も共有でき、さらにはデバイスの現在地を「探す」で見つけるといったメリットもあります。
親アカウント自体を他のユーザーを共有することについては、Appleは個人情報の観点からおすすめしていません。
「生年月日が無効」とエラーメッセージが出る
13歳以上の生年月日を入力してもエラーが出る場合、スマホでもPCでもまずは入力方法をチェックしてみましょう。ひらがな入力の場合、半角入力(スマホの場合は英語入力)に切り替えるだけで上手くいくことがあります。
上記の方法でもダメなら、次にブラウザを変えてみます。例えばInternet Explorerでエラーが出た場合、Google Chromeに切り替えてみましょう。それでもエラーが解消しない場合は、Appleのサポート(https://support.apple.com/ja-jp/contact)に問い合わせることをおすすめします。
AppleIDを複数作るメリットとデメリット
Appleは、AppleIDの複数作成はおすすめしていません。(※4)すべてのAppleサービスをシームレスに利用するために、そしてセキュリティ情報を守るためにもAppleは1つのAppleIDを使うように案内しています。
ただ、複数のAppleIDを作成すること自体を公に禁止しているわけではなく、技術上複数のAppleIDを作ることは可能です。
1つのメールアドレスに対して作成できるAppleIDは1つなので、複数作るためには別の有効なメールアドレスが必要となります。
AppleIDを複数作成すると、以下のメリットがあります。
・iCloudの容量が倍になる
・アカウントごとに明確にデータを分けられる
AppleIDを作成すると、そのアカウントごとにiCloudの容量が無料で5GB付与されます。iCloudには写真や動画といったデータを預けられるので、便利に使っている方も多いことでしょう。通常なら、5GB以上は容量に応じて月額利用料金を払わなければいけません。
しかしAppleIDが2つあればそれぞれにiCloudが5GB付与されるため、結果として10GBの容量が使えます。写真や動画が増えればすぐに5GBを超えてしまうため、10GBまで増えるのは大きなメリットです。
またiPhone用、iPad用などデバイスごとにアカウントを分け、それぞれでAppleIDを紐づければデータを管理しやすくなります。
しかしAppleIDを複数作成することは、メリットばかりではありません。以下のようなデメリットもあります。
・管理が面倒になる
前述した通り、AppleIDを複数作成するためにはその分のメールアドレスが必要です。万が一不正アクセス被害にあえばAppleからメールが届くため、定期的にメールチェックをしなければいけません。また、AppleIDごとに設定したパスワードも覚えておく必要があります。
複数のAppleIDを持っていると、アカウント情報が混乱しやすくなります。混乱しないよう適切に管理することは面倒であり、大きなデメリットです。
Appleは複数のAppleIDを持つことを推奨しておらず、AppleIDは1つあれば複数の端末で使えます。「アカウント情報をきちんと管理できるか心配」と思う方は、無理に複数のAppleIDを作らず、1つのAppleIDで利用することをおすすめします。
必要なAppleIDを作り、ぜひAppleサービスを楽しく利用してください。
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参考サイト
※1 https://news.mynavi.jp/article/20210502-apple_id/
※2 https://support.apple.com/ja-jp/HT204316
※3 https://support.apple.com/ja-jp/HT204915
※4 https://appleid.apple.com/faq 「Apple IDはいくつ必要ですか?」