一流企業が企業文化を大切にするワケ


企業文化、みなさんの会社にもありますよね。

企業文化って、ざっくりいうと会社が持っている独特の価値観や行動の仕方です。

この企業文化は、企業として長年培われてきたものであるケースや、スタートアップ時に経営層によってもたらされた経営方針や行動規範が、今日の企業文化として根付いているケースもあるでしょう。

ちなみに、風通しが良いとか、働きやすい、アットホームな雰囲気、社員にやる気があるなどは企業文化ではなく、企業風土です。企業風土は企業文化とは違い、企業の経営に直接的な影響は与えません。

 

企業文化が深く浸透していればその分、その会社で働く社員の行動様式に現れる

たとえば顧客第一という企業文化が根付いていれば、まずは顧客の満足獲得が最優先事項となります。多少こちらに不利益があっても、担当者の仕事が増えたとしても顧客対応を優先させる行動を取るでしょう。

チームワークを大切にする文化が根付いていれば、チームで成果を上げることを最優先とし、個人プレイに走らず、助け合いながら目的を遂行するような行動を取るはずです。

そういった行動を規定するような、具体的な企業文化はないにせよ、企業イメージや現状の顧客を大切にすることに価値を置き、求められたこと以外の行動を取った場合、マイナス査定となる減点方式の企業文化であれば、そこに働く人々はみな冒険せず、型にはまった保守的な仕事をするでしょう。逆にイノベイティブな価値観や行動を求める企業では、加点方式で査定されるでしょうから、従業員自ら新しい分野へ突き進む進歩的な仕事が求められてきます。

こうして培われた企業文化は、対外的にも企業の体制強化においても重要な役割を果たすのです。

 

企業文化の見える化が組織を強くする

企業文化は普段は見えませんが、最終的には企業が継続的に利益を上げていくために必要不可欠なものとなります。

経営戦略の実行においても、目的達成のためのプロセスにおけるルールやメソッド、目標の立て方、PDCAの回し方など、すべての過程に企業文化が影響してくると言っても過言ではありません。

 

「企業文化は戦略と同じくらい重要である」

ベイン・アンド・カンパニーによる「経営管理の手法と傾向に関する世界調査」において、世界のグローバル企業の幹部1,200人のうち91%が「企業文化は戦略と同じくらい重要である」と考えており、企業文化のない企業は「並の業績しかあげられない」という意見に対する同意が81%にも上っています。

つまり、企業文化は企業の業績に直結するほど重要なものだということが、世界共通認識であると認められているのです。

 

日本で良くお手本にされるのは、トヨタのやり方ではないでしょうか。トヨタ生産方式と呼ばれる独自の品質やコスト、仕事の効率に対する姿勢は独特であり、いろいろな研究や分析が行われ、自らの企業に取り入れようとする経営層もいます。ただ本質をしっかりとつかまないことには簡単にはマネできませんし、浸透させ、継続させていかないことには企業文化にはなりません。

 

企業は組織体ですが、その組織を作り、行動を下支えするのは意思を持つ従業員です。彼らの行動のベースには企業文化があります。その企業文化は少なくとも企業が存続している間、企業の経営方針を決定する指針となります。もし企業文化が無かったら、従業員が向く方向はばらばらになり、当然組織としても弱く、意思決定のプロセスも外部要因に流されることが多くなるでしょう。企業文化無き企業は、自らその成長機会を逸する方向に、それぞれが気がつかない間に舵を取らされてしまいます。

企業文化を学ぶ機会を

企業文化のない企業は、経営層自らが意思をもってそれを構築し、浸透させる仕組みを作る必要があります。一流企業の幹部たちが声を揃え、「企業文化は大事だよ」と言っている現状、それを無視するわけにはいかないでしょう。

働く従業員にとっても企業文化は需要なアイデンティティとなります。仕事に対するやりがい、会社への愛着のベースになる企業文化を、ぜひ大切に育てて行ってください。

 

 


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