自社サービスのモバイルアプリを作るべき4つの理由


モバイルに最適化されたWebサイトの需要は年々増している。企業はユーザーのモバイル需要にしっかり答えられているだろうか?
各社が発表したモバイルについての統計を見てみよう。自社のターゲットユーザーがスマートフォンをよく使っているのであれば、ユーザーと接点を持ち、ユーザーを理解するためにはモバイルアプリを作成することが必要になるかもしれない。

  • モバイル商品の売り上げは2016年、40%増加した
  • アメリカの人口の70%がスマートフォンを所持している
  • スマートフォンユーザーのうち59%がモバイルフレンドリーなサイトを望んでいる
  • 59%がモバイルフレンドリーでないウェブサイトに苛々している

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なぜ顧客はスマートフォンでの情報取得を好むのだろうか?スマートフォンは「マイクロモーメント」、つまり顧客が欲しいと思った瞬間に情報を届けられることに利点がある。マイクロモーメントとはユーザーが何かを知りたい、行きたい、したい、買いたいと思ったときに、反射的にモバイルやタブレットに向かうその瞬間である。

Googleの調査によると、82%のスマートフォンユーザーが近くのショッピングモールやレストランへ行きたいと思った瞬間に検索を行い、何かを買おうとしたときにスマートフォンからサイトへアクセスして購買の最終決定を行うという結果が出ている。

ユーザーが行動を起こす前にアプリケーションからプッシュ通知を送ることができれば、ユーザーのエンゲージメントを高めるための強力なツールとなるのではないだろうか?

Netmera infographicの調査によると、プッシュ通知を送ったユーザーは送らなかったユーザーに比べて180%購買率が高いという結果が出ている。プッシュ通知はコンバージョン率をあげる重要なファクターになるということである。

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そのためにはユーザーを個々に認識し、一人ひとりにあった情報を送る必要がある。そのマイクロモーメントを逃さないためにも、クオリティ、関連性、マーケティングの利便性は今まで以上に重要になるだろう。

モバイルサイトよりもアプリが好まれている

モバイルデバイス使用時間の90%はアプリ使用である。アプリを使用するスマートフォン及びタブレットユーザーのglobal study によると、85%の回答者がウェブサイトよりもモバイルアプリを好んだ。

  • 便利55%
  • より早く開ける48%
  • 閲覧しやすい40%

さらにone study notingによると、アプリのメッセージ利用は従来のメッセージ利用よりもコンバージョンが200%も上がり、エンゲージメントに有意な差を示した。しかしながら、アプリの驚異的なポテンシャルの一方で、アプリエンゲージメントは簡単ではない。

今後はモバイルユーザーのニーズに即座に応え、ユーザー行動に即した経験をデザインすることが必須である。今回はモバイルマーケティングで重要な施策をご紹介する。

1. モバイルアプリを開発し、ユーザーを知る

製品・サービス向けのアプリを開発すればユーザーの行動データを自社で蓄積することができる。データを見れば、ユーザーがアプリを使用する時間や、アプリを通して行う商取引の数がよくわかる。

ユーザー行動の事例をひとつ紹介しよう。あるオンラインメディアのユーザーは移動時間にモバイルアプリで情報を受け取り、最終的なコンバージョン(メールマガジンへの登録)はPC上で行っている。そのデータから把握したユーザー行動に基づいて全体を設計すればよいことがわかってくる。モバイルでは情報をユーザーが受け取りたいと思うタイミングで通知し、PCに最適化された登録画面を作成すればよいのである。

このようなユーザー体験の設計をすることでユーザーはオンライン上でアクションが取りやすくなっていく。もしもアプリの立ち上げをすぐ行うのは難しいのであれば、ウェブサイトを出来るだけモバイルで見やすいように改善して効果を測定するのもいいだろう。

2. ユーザーに合わせたコンテンツ提供行う

それでは製品・サービスのユーザー体験を個人向けにカスタマイズするとユーザーの行動はどのように変化するのだろうか。
例えばAmazonはユーザーによっておすすめとして表示される商品が異なる。

  • ユーザーが見ている商品とよく一緒に購入されているもの、サイズ・ブランドが類似したもの、新しいタイプのもの
  • ユーザーが見ているカテゴリーのベストセラー
  • 閲覧履歴を表示する、またそれに関連のある商品が表示される

顧客のニーズに応え、検索時適切なタイミングで適切な答え渡すことができれば、ユーザーはあなたの企業のファンになるだろう。適切な分析、セグメント化及びターゲティングツールを通してユーザーを第一に考え深く理解することが重要である。

3.ビーコンディバイスで位置情報を使う

マーケティングにおける位置情報は一種の最新のパーソナライゼーションである。ある特定のエリアに近づけば、位置情報によりメッセージを受け取ることが出来、顧客を呼ぶチャンスにつながる。

位置情報を用いたユーザーのターゲティングにはいくつも方法があるが、ビーコンディバイスを用いた位置情報は、多くの人を呼び寄せるのに極めて効果的であり、コンバージョンレートや売り上げを増加させるだろう。

例えば、Uberはユーザーのピックアップをより迅速に行うべく、ビーコンディバイスを開発している。運転手がつけているロゴステッカー型のディバイスで内部に8つのLEDライトが付いており、さまざまな色を点灯して表示することができる。ユーザーは自分の指定した色のステッカーをつけている車を探すことが可能となる。

Estimoteはステッカー型のワイヤレスビーコンである。Bluetoothで他のビーコンとスマートフォンアプリを繋げることができる。これをショッピングモールに設置することでユーザーの位置に合わせて情報を提示し、商品を手に取ったユーザー詳細情報を提示することができる。さらにスマートフォンアプリに接続すると商品を購入することも可能となる。

4.アプリのエンゲージメントを高めて顧客のロイヤルティーを高める

通常、モバイルアプリの構築・管理はアプリデベロッパーに一任される。ブランドやビジネスはアプリを立ち上げる際、デベロッパーと直接もしくはエージェントを通してやり取りをする。アプリが完成したら、マーケッターはアプリデベロッパーにいくつか変更を促す。それからしばらく変更が終わるのを待つ。ここで遅れると価値のあるマーケティング機会の損失につながり、次々に顧客体験にネガティブな影響が表れてしまう。

モバイル上のユーザー行動はマーケッターにとって貴重な情報源である。メッセージ、インタラクション時間、デバイス、プラットフォーム、最もエンゲージメントを生み出す状況を追跡することで、マーケッターはタイムリーに関連のあるメッセージを届けコンバージョンレートを高めることができる。

Harley-Davidson社の元VPであったジョンルッセル氏は手短にこう述べた

「顧客と関与すればするほど、モノゴトはより明らかになり、すべきことも簡単に決まる」

もはや地球には、ヒトよりもモバイルデバイスが存在する事実を踏まえると、モバイルを通して顧客と関わることは最優先であることが明らかである。

まとめ

御社の製品が新しくとも既に市場で確立していようとも、ユーザーに最適な経験を提供しようとモバイルファーストなデザインをすることは最重要である。モバイルファーストデザインの製品は、核となる機能は全て実装したうえでユーザーに最適化を行うのである。

パソコンでの何の要素がモバイルでも上手く機能するか測るため、A/Bテストも重要である。バージョンAでは主要な機能のみを、バージョンBでは、パソコンからモバイルに変換した新たな特徴を組み込んでみる。もしこの新しい特徴が理想に対して遠くなく、ユーザーエンゲージメントを損なわないのであれば、その機能は製品に組み込んでもよいだろう。

モバイルアプリケーションを自社で作成することはユーザーを改めて知るきっかけになり、商品の質を上げる助けになるのではないだろうか。

参考:
4 New Moments Every Marketer Should Know3 Mobile Marketing Trends You Can’t Afford To IgnoreMobile Marketing Trends for 2017


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