1. TOP
  2. ブログ
  3. 学習コンテンツ充実のPythonを学ぶなら今がチャンス

学習コンテンツ充実のPythonを学ぶなら今がチャンス

日本では機械学習やディープラーニングの分野から、Pythonが注目されました。
Python自体は海外では教育用の言語として使われてきましたが、日本ではあまり注目されませんでした。

しかし、最近では、Pythonが初心者向けの言語として、またさまざまな用途に利用可能な言語として認知され始めています。

 

 

スクリプト言語はやり直しが簡単にできる

 

スクリプト型言語と、コンパイラ型言語の違いをご存知でしょうか。

前者にはPythonやRubyなどがあたり、後者にはCやC++などが当てはまります。
前者のスクリプト型言語はコードを書いたらそのまま実行できる言語です。
それに対して、コンパイラ型言語は、実行する前にコンパイルという手順を踏んで実行ファイルを生成してからしか実行することができません。

コンパイラ型言語はコンパイルに時間と手間がかかる分、実行時に速度が高速であることが特徴ですが、機械学習や、ディープラーニングといった分野ではコードを書いて実行、その結果を見て修正を行い、再実行を行うというプロセスで開発を行うことが多くあります。
毎回コンパイルという手順を踏むコンパイラ型言語はこのような実験的開発プロセスにおいては生産性が低くなるので嫌われています。

しかし、スクリプト言語であるPythonは、すぐに実行ができる点で開発者に好まれています。

 

 

スクリプト言語は学べる言語として有利

 

Pythonがスクリプト言語であることは、言語を学習する上でもメリットとなります。
コードを書いてすぐに実行してその結果を見ることによって、トライアンドエラーのサイクルを早く回すことが出来るようになります。
その結果、学習するスピードを上げることが可能になります。

その他にもPythonが言語の学習に向いている理由がいくつかあります。

 

コードの記述規則が厳格

 

1つのことを実現するには一つの書き方しかないというPythonのコード記述法の特徴によって、初心者でも書きやすく読みやすいコードを記述することができます。
コードの書き方にバリエーションが少ない分、悩まずに済むので学習コストが少なくて済みPythonは初心者にもわかりやすい言語だと言えます。

 

学習コンテンツが充実してきたPython

 

Pythonを学習しようと思ったときに、これまでは日本語の書籍が少ないこともあり、それがPythonに対する敷居の高さとなっていました。

しかし、現在では機械学習で注目を浴びたこともあり、Pythonを学ぶためのコンテンツが充実してきています。

中には無料で受講できるドットインストールやPaizaなどのWebサービスもありますし、有料ですが、ShareWizやUdemyなどはPython入門から機械学習までをカバーした動画コンテンツなどを提供しています。

これらのコンテンツを有効に使って、学習すれば独習でPythonエンジニアになる事も夢では無いでしょう。

 

 

ライブラリのおかげでいろんな事が出来るPython

 

Pythonには、NumpyやScipyといった数値計算を高速に実施できるライブラリが存在します。
このライブラリのおかげで、速度が求められる機械学習や統計学の分野で、スクリプト言語であるPythonでもその実行速度の遅さを気にする必要がなくなりました。

ライブラリはなにも計算だけではありません。Webアプリ作成用のDjangoを使用すれば、そのままWebサービスとして公開するのも簡単にできますし、その他にも豊富なライブラリが公開されているので、Pythonを学べばいろいろな分野に応用可能です。

 

 

時代の流れによって主流となったPython

 

というわけで、機械学習で注目を浴びたPythonですが、たまたまそうなったわけではなく、時代の流れの中で結果としてPythonが必然的注目され現在の状況になっていると考えられます。

今後、機械学習にだけに限らず、広い分野でPythonは活用され、しばらくはPythonが主流の時代が続くでしょう。コンテンツも充実してきた現在、Pythonを学習しておいて損はありません。

(2018年7月20日アップデート)

 

 

株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。

アプリを作りたいので、具体的な提案が欲しい。頭の中にあるアイデアを本当に実現できるのか知りたい。予算内に収まるのか?
などのお客様のご相談に、親身に応じます。
アプリ開発:実績のご紹介

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP