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アプリ開発に費用の相場はあるのか。一般的な開発事情からみる、アプリ開発の相場

パソコンやスマートフォンのアプリは、企業のサービス提供には欠かせなくなってきました。このアプリケーションの開発については、必ず費用が掛かります。非常に高額だと感じる時もありますが、そのアプリが機能しなければサービスの提供が難しくなるため、いろいろと悩んでしまう人も多いことでしょう。はたして、アプリケーションの開発費用の相場はどのくらいなのでしょうか。

 

 

そもそもアプリ開発費に上限はない

 

大前提となりますが、そもそもアプリ開発費には上限はありません。また大きさや期間にも上限はないといえるでしょう。そもそも、アプリケーションは、自分が提供したいサービスの根幹を担う可能性があります。この根幹に対して、十分に費用を賭けられないということは、そのサービスの可能性を否定していることともいえるでしょう。とはいえ、お金をかければかけるほどうまくいくのかといわれると、それも難しいと思います。ちなみに、「アプリ開発会社年鑑2015」においての全国約80社のアプリ開発会社が公開している情報によると、最低価格の平均が124万円、最高価格の平均が2331万円でした。これは、パッケージ化されている開発といえるので、かなり安くなっていると考えてください。

 

 

アプリ内容別費用の目安

 

一般的に、アプリケーションの内容ごとに考えてみるのは、わかりやすいのではないでしょうか。よく利用される4つを中心に見ていきます。

 

ショッピングカート系

 

まずは、ショッピングカート系です。これは、通販サイトなどを考えている会社の場合は、すぐに思いつくのではないでしょうか。相場としてよく出てくる費用の数字は、10万円~300万円程度。10万円前後だと基本的なことは出来る、といった程度で、200万円・300万円とかけると、デザインや機能的にも非常に満足のいくアプリケーションが開発できるのではないでしょうか。

 

通話・メッセージアプリ系

 

続いて、SNSの伸長によって注目される、通話・メッセージアプリ系です。もしかしたら社内ツールにも導入したくなるかもしれませんね。相場としてよく出てくる費用の数字は100万円~500万円程度。掲示板のような仕組みのアプリでは、かなり費用を抑えることが出来ますが、デザインや相互性などを追及していくと、費用が上がっていく傾向があります。

 

ゲーム系

 

 

やはり、アプリケーションといえばゲームではないでしょうか。ゲームの開発費にも、一応の相場があります。よく言われるのは、300万円~1,000万円程度。しかし、動きを多彩化させたり、デザイン性を拡張させたりすると、0が一つ増えるほど違いが出てきます。ゲーム開発では、何を強みにしていきたいのかを明確にしないと、非常に高額になる危険があります。

ツール系

 

最後に、社内ツールなどのツール系についてです。ツール系の場合、今まで見てきた、ショッピングカートやメッセージアプリといった機能の簡単なものを組み合わせていたり、カレンダーなどの時間管理に利用したりと、利用シーンによって、そのツールの有用性は大きく変わります。よく見る数字としては50万円~300万円でしょうか。これも、機能を増やしてリッチにすればするほど、費用が掛かっていきます。

 

 

売上変動型という契約もあり

 

また、費用と売り上げの関係をうまく読めないといったアプリケーションを開発したい場合、開発に関する契約を変える方法もあります。最近では、開発費は0で、その後の売上に対してマージンを提供するといった契約が増えてきました。こうした契約は、そのアプリケーションの保守や運用についても、契約が続く場合もあり、開発をお願いする立場としても重要な考え方です。一方、開発側も、マージンの割合によっては、十分に可能性のある仕組みといえるでしょう。ただ、こうした契約は、お互いの信頼関係が何よりも重要です。簡単に契約することのないように注意してください。

 

アプリ開発の費用についてみてきました。開発費の相場というものは、そのスケジュールや機能によっても大きく異なります。しかし、多くの開発がなされてきた結果としてのデータが残ってきました。ぜひ、これからのビジネスの参考にしてみてください。

 

http://appcooking.jp/app-development-costs
https://crowd.itpropartners.com/pieceblog/296

 

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