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次期Apple有力ワイヤレス充電方式候補「Qi」とは何か

毎回iPhoneが発売されるたびに、アップルがIT業界の話題を独占するのが年中行事となっていますが、次期iPhone8の目玉は何と言っても、ワイヤレス充電器でしょう。充電をもっと使いやすく!というのは電源をACアダプタから充電しなければならないスマートフォンデバイスにとって至上命題とも言えます。その充電器がワイヤレスになる!というのは、かなり衝撃的なイノベーションです。
さて、いったい、どんな充電器になるのでしょうか?

現在5つの候補から選定中?

次期iPhoneの充電器として一部で「Qi」(発音:チー)が最有力候補という観測もあります。しかしより正確な情報としては、現在最低でも5つのワイヤレス充電方式を検討中で、まだ充電器規格をひとつに絞っていない、というのが真相のようです。

「Qi」が有力候補だと報じられている理由としては、まずApple WatchもQiを採用しているということ、さらに、Appleが、ワイヤレス充電方式「Qi」を推進する業界団体、Wireless Power Consortium(WPC)に正式加盟したという事実が挙げられます。

もっとも、だからといってiPhone8に「Qi」を採用することが既定路線となったわけではなく、現在もアップルの社内では1チーム20-30人の開発チームが5つの無線充電規格について検討を進めていると言われており、よりアップルらしく革新的な規格が採用される、と考えて良いでしょう。

最有力候補として名前の上がっている「Qi」とはどんな規格なのか

つまり、最終決定はアップルの発表を待つまでわからないわけですが、それでもiPhoneファンとしては、どんな充電器になるのかあれこれ想像するのをやめることができません。

ここでは、正式発表前に最有力として度々名前の上がっている「Qi」について、情報を整理してみます。

ワイヤレス充電の「Qi」規格をiPhone8が採用する!?ということで一気に知名度が上がりましたが、実は、現在発売されている多数のスマートフォンでも採用されています。公式サイトによれば全世界で80以上のスマートフォンが「Qi」ベースの充電器に対応しているとのことです。
参考サイト

日本でも著名なスマートフォンメーカーとして、「Qi」ベースの充電器に対応しているのは、Nokia、カシオ、サムスン、シャープ、Google、京セラ、パナソニック、フィリップス、ソニー、富士通、NECなどです。日本国内では2011年から「Qi」対応のAndroidスマホが発売され、現在飲食店やコンビニエンスストアで「Qi」対応の充電スポットは数千箇所以上にのぼります。

一時期は、「Qi」対応のスポットはかなりの増加率を誇っていたのですが、実は最近はそうでもありません。確かに無線で充電できるのは便利なのですが、充電時間がそれほど速くないというネックがあるからです。

アップルが「Qi」を改良して独自の「Qi」仕様の充電器を作り、この点を改良して「Qi」対応iPhone8を世に出すのか、それとも、もっと急速充電できる別の企画で無線充電器を出してくるのか、まだ微妙なところです。

ここに来て浮上してきた「Smart Connector」を用いたインダクティブ充電

iPhone8の発売まであと数ヶ月と迫っていますが、ここにきて、新たにSmart Connectorを用いたインダクティブ充電も有力であるという説もでてきています。インダクディブ充電は電気自動車の充電にも採用されているパワフルな充電方式です。

一時期iPhone7でも搭載が噂されましたが、現状では「iPad Pro」シリーズがSmart Connector対応となっています。

現状、有力とされているのは「Qi」、そして「Smart Connector」のようですが、まだまだどんなどんでん返しがあるか分かりません。

いずれにしてもワイヤレス型になるのは間違いないようなので、どんな規格が採用されるにせよiPhone8からは充電がより便利になることは間違いないですね!

 

 

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