今買うなら4KテレビかそれともHDで十分か比較して考える


家電のテレビコーナーに行くと、「4Kテレビ」と銘打たれたテレビがたくさん展示されているのを目にします。
4Kテレビは、これまでのフルハイビジョンテレビ(HDテレビ)と何が違うのでしょうか。今買うなら、どちらがよいのか二つをくらべて考えてみましょう。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①HD、4K、8Kテレビの違い
②4Kテレビの動向
③自分に合ったテレビの選び方

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

 

4Kとハイビジョン(HD)の違いはどこにあるの?

 

4Kとハイビジョン(HD)の違いは、簡単に言うと液晶パネルの解像度にあります。
フルハイビジョンがモニターのピクセル数でいうと1920×1080ドット(約207万画素)であるのに対して、4Kテレビは3840×2160ドット(約829万画素)となり縦・横のドット数はおよそ倍になり、解像度は4倍になります。

そのため、4Kに対応した画像とハイビジョン画像を見比べると、断然4Kテレビの方が高詳細で細かいディティールまで表現できるということになるわけです。

 

新たに放送開始したスーパーハイビジョン(8K)とは?

 

2018年12月には、NHKが4K衛星放送と共に8K衛星放送を開始しました。8Kに対応するテレビとチューナーがあれば、既に視聴が可能です。

8Kは4Kの次世代にあたるテレビ規格で、スーパーハイビジョン(SHD)とも呼ばれます。モニターのピクセル数は7680×4320ドット(約3318万画素)で、解像度はHDの16倍、4Kの4倍になります。

2019年5月現在、8Kチューナー内蔵テレビは2018年11月にシャープが発売した「AQUOS 8K AX1シリーズ」のみとなっています。ただし、2019年1月にソニーが8Kテレビに参入することを明らかにしました。今後は、他の電機メーカーも追随し、8Kテレビの開発が進んでいくと予想されます。

 

解像度が高ければ美しいとは限らない

 

テレビ規格は、HD、4K、8Kと進むにつれて解像度が高くなります。解像度が高くなると、画面で表現できる情報量は多くなります。しかし、テレビ映像の美しさに影響を及ぼすのは解像度だけではありません。

映像を美しくするためには、解像度以外にも画像処理エンジンやバックライトの性能が重要です。さらに、色の表現はメーカーによって個性があり、人によって美しいと感じるテレビは異なります。

美しい映像のテレビを求める方は、家電量販店等で実際にテレビの映像を見てみることをおすすめします。

 

4Kテレビの動向

 

2018年12月に新4K8K衛星放送が開始されたことで、各大手電機メーカーがBS/CS用の4Kチューナーを内蔵したテレビを発売しています。具体的なテレビのモデルについては以下の通りです。

・東芝 4Kレグザ
・シャープ AQUOS4K、AQUOS8K
・三菱 REAL4K
・Panasonic VIERA4K
・ハイセンス A6800

また、2019年6月に発売予定のソニーBRAVIA新シリーズモデルも、BS/CS用の4Kチューナーを内蔵しています。

 

地上波テレビ放送は4Kに未対応なのを忘れるな

 

とはいえ4Kテレビを買って帰ってきてテレビにつなぐと、すぐに4Kに最適化された映像が流れるかというとそういうわけではありません。それは現在の地上波テレビ放送が、ハイビジョン(HD)の解像度でしか放送を行なっていないからです。

家電メーカーもそこは理解していて、ハイビジョン放送を工夫して4Kテレビで綺麗に見えるように、解像度の低いハイビジョン放送を解像度の高い4Kテレビ向けにアップコンバートしています。
しかし、もともと解像度の低い映像を解像度が高く見えるようにしているだけなので、本来の4K放送とは異なるものだということは理解しておくべきです。

また、将来的に4Kの地上波放送が開始されたとしても、現在販売されている4Kテレビに地上波用の4Kチューナーは搭載されていませんので、将来的に放送が始まった時にはチューナーを購入する必要があるのです。

つまり地上波テレビ放送を見るという用途においては、ハイビジョン(HD)テレビも4Kテレビもそれほど変わらないということになります。

 

4Kテレビが価値を発揮する場面とは

 

では、4Kテレビは買っても意味のない無用の長物なのでしょうか。

そんなことはありません。最近販売されている4Kテレビの機能を見るとわかりますが、各メーカーともにインターネット配信を表示できる機能をこぞって搭載しています。

それなぜでしょうか。じつはインターネット配信では、一部で4K解像度の配信を行なっているからです。NetflixやNTTドコモのdTV、話題のAmazonプライムビデオなどは既存の映画であったり、オリジナルのコンテンツであったりを4Kの解像度で配信していますので、4Kの高詳細な動画コンテンツを楽しみたいのであれば、これらの配信サービスに契約するのも良いでしょう。

ほかにも、家庭用ゲーム機の一部、ソニーの「PS4 Pro」やMicrosoftの「Xbox One X」は4Kの解像度でゲームが可能となっています。ただ、全てのゲームが4Kに対応しているというわけではないので注意が必要です。

 

4Kテレビをオフィスで活用

 

最近では、50型よりも大きな画面の4Kテレビを会社で使うことも多くなっているようです。
用途は会議室のモニターです。4Kの解像度があれば、大きな会議室のモニターにも使用することが便利です。以前はプロジェクターを使っていたような大画面も、大型テレビならばプロジェクターと比べると画面の見やすさが段違いに良かったり、照明を消さないで良いというメリットがあります。

 

2020年東京オリンピックの視聴

 

オリンピックやワールドカップ開催時は、電機メーカーにとってテレビの買い替え需要が期待できる時期です。2020年には東京オリンピックが開催されるため、BS/CS4Kチューナー内蔵テレビの活況が予想されます。

4Kテレビはその画質の高さから、オリンピック等の映像を大迫力で楽しめます。大々的なイベントを美しい映像で楽しみたい方にとっては、絶好の購入時期と言えます。

ただし、BS/CSデジタル放送を見るためには、NHK衛星契約やBS/110度CSアンテナが必要です。アンテナ購入等の初期費用や、各種チャンネル月額料金等の維持費用がかかる点を考慮しておきましょう。

 

テレビの耐用年数を考えると…

 

では、結局のところ4Kのテレビとハイビジョン(HD)のテレビではどちらを買うべきでしょうか。
現在のところ、地上波テレビ放送を4Kの解像度で観ることができません。しかし、今後4Kが普及すると高詳細な画面の利用価値が高くなる可能性が十分あります。

テレビの耐用年数は5年から10年といいますので、そのあいだに4Kテレビを買い直すぐらいであれば、今のうちから4Kテレビを購入しておくのも一つの考え方でしょう。

 

自分に合ったテレビの選び方

 

各電機メーカーからは様々なテレビが発売されており、その種類は膨大です。それらの中から、自分に合ったテレビを選ぶためにはどうしたらいいのでしょうか。

テレビを選ぶポイントとしては、主に以下4つの項目が挙げられます。

・パネルの種類
・画面の解像度
・画面のサイズ

それぞれの項目について詳しく解説します。

 

「液晶」と「有機EL」それぞれの特徴について

 

現在、販売されているテレビには、主に「液晶」と「有機EL」2種類のパネルが採用されています。

液晶テレビは、現在のテレビの主流とも言える存在です。種類やサイズが豊富で、値段も安く抑えられます。さらに、LEDを使うため寿命が長いのが特徴です。ただし、バックライトが必要な分、薄型化には限界があります。

一方、有機ELテレビは液晶よりも応答速度が速く、スピード感がある映像の表現に向いています。また、色が鮮明で特に黒い色を綺麗に表示できます。さらに、バックライトが必要なく薄型化できるため、壁掛けテレビにも向いています。ただし、価格は高価で、寿命も液晶テレビに比べて短くなります。

購入価格を抑えたい方には液晶テレビを、大型で綺麗な映像を見たい方には有機ELテレビをおすすめします。

 

画面の解像度はBS/CSの有無で選ぶ

 

現在、販売されているテレビの解像度は、主に4KとHDの2種類があります。

BS/CS放送を見ている方、もしくは見る予定がある方は4Kテレビをおすすめします。既に4K衛星放送が開始されており、高解像度の映像を楽しめます。ただし、4Kテレビを購入する際には、BS/CS4Kチューナー内蔵のモデルを選びましょう。4Kチューナーが内蔵されていない場合は、別途4Kチューナーの購入が必要となります。

BS/CS放送を見ておらずこれからも見る予定がない場合には、価格の安いHDテレビをお勧めします。地上波で4K放送は開始されておらず、時期も未定です。さらに、現在販売されている4Kテレビには、地上波4Kチューナーが内蔵されていません。地上波で4K放送が開始され、地上波4Kチューナー内蔵モデルが販売されてから、4Kテレビに移行することをおすすめします。

 

4KテレビとHDテレビの適性サイズについて

 

テレビの適性サイズは、テレビと視聴する場所の距離によって変わります。テレビのサイズに対して視聴距離が近すぎると、映像の粗が目立つようになります。そして、4KテレビとHDテレビでは、視聴距離と適正な画面サイズの計算方法が異なります。

HDテレビの視聴距離は画面の高さの約3倍以上が目安となります。例えば、80型テレビの場合だと画面の高さは約100cmとなり、視聴距離は3m以上となります。

対して、4Kテレビの視聴距離は画面の高さの約1.5倍以上が目安となります。同じ80型テレビで比べると、視聴距離は1.5m以上となります。狭い部屋に大型テレビを置きたい場合は、4Kテレビの方が適しています。

 

まとめ

 

現在のテレビはHDから4Kへの過渡期にあり、選ぶべきモデルは人によって異なります。BS/CS放送を見たい方は4Kチューナー内蔵テレビを、価格の安さを求める方はHDテレビをおすすめします。

▽関連記事はこちら

東京五輪に向けて4K、8K、HDの違いを徹底解説

[2019年5月28日アップデート]

 

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