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Python製Webフレームワーク「Django」

Pythonは、計算・研究・AI分野に強いプログラム言語として知られています。また、Web分野ではRubyやPHPなど、他のプログラミング言語が有名です。しかし、PythonにもWebフレームワークが存在します。その一つに今回紹介する「Django」があります。
今回は「Django」を通してフレームワークそしてPythonでフレームワークを使うメリットを紹介したいと思います。

 

そもそもフレームワークって?

 

フレームワークはRuby on railsやCakePHPなどのことを指します。
フレームワークの重要な役割は、コードの画一化と作業の効率化です。フレームワークでは、書くのが面倒であることや難しい機能を実装しやすくする「ライブラリ」の集合体です。フレームワークを使うことで簡単なWebサイトであれば数分でできると宣伝するフレームワークもあります。
フレームワークを扱う技術は、プログラムコードを扱う技術の次にWebエンジニアに必要とされる技能ともいえるでしょう。

 

Pythonでフレームワークをつかうメリット

 

では、他のWebに特化した既存の言語があるにもかかわらずPythonでわざわざWebフレームワークを使うメリットがあるのでしょうか?

Pythonは、読みやすく人によって書き方に差が出ることの少ない言語といわれています。そのため、書いた本人だけではなく他の人でも修正が容易な言語です。そこが、頻繁に改善を行うWeb サーバーを扱う上では大きなメリットとなります。また、「Django」はフルスッタックのフレームワークが存在します。更に、「Mezzanine」というWordPressに似たような機能を使えるようになるライブラリも「Django」を利用したツールに存在します。

つまり、PHPでできることのほとんどをPythonでも行うことができ、更に読みやすく保守が簡単なプログラムを作ることが可能です。

 

 

PythonフレームワークDjangoとは

 

Django(ジャンゴ)はフルスタックのWebフレームワークで、似たようなフレームワークにRuby on Railsがあります。Djangoは海外では有名なフレームワークであり、Googleなどの大企業の採用例もあります。しかし、日本におけるDjango利用者が少ないこと、日本語の解説ブログや記事が少ない点から現時点では英語がある程度わかる人向きのフレームワークです。

DjangoのメリットはSQL言語を使わなくてもSQLの設定が可能なことです。また、PHPのようにサーバーに公開されるディレクトリーにDjangoのフォルダーをいれなくても起動します。このことにより、簡単にソースコードを読まれないセキュリティー上のメリットがあります。また、PythonのコードのためすでにPythonを習っている人はもちろんのこと習っていない人であっても比較的読みやすいことは大きな利点といえるでしょう。

 

他にもあるPythonフレームワーク

 

PythonのフレームワークはDjango以外にもあります。
・Bottle 軽量なPythonフレームワークであり、Python標準のライブラリ以外の依存関係がないことも特徴です。
・Tornado シンプルで早いフレームワーク

上の2つはpipというコマンドを利用して簡単にインストールすることも可能です。

いかがでしたか?日本ではPythonは学術向けの印象が強いですが、予想以上に万能でWebでも使える言語です。皆さんも是非Pythonのフレームワークを利用して保守も簡単なウェブサイトを作ってはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

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