iPad Proを仕事で使うときは内部にデータを保存しないように
仕事でiPad Proを持ち歩いている人にとって常に気をつけなければならないのが、まさかの紛失事故です。万一、外出中にiPadをなくしてしまうと、内部に保存してある機密情報を第三者に見られてしまうかもしれないからです。仕事用のiPadを持ち出した際、紛失対策をきちんとしておくことは言うまでもありません。そのためには、内部にデータを保存しないようにすることが重要です。
仕事でiPad Proをモバイル活用すると紛失・盗難は起こりうる事故
得意先への打ち合わせや商談など、iPad Proを仕事で持ち出している人は、紛失事故を起こさないよう常に気をつけているに違いありません。実際、本体をどこかに置き忘れるようなミスはよほどのことがない限りしないでしょう。
一番起こりやすいのは、iPad Proを入れたかばんをちょっと目を離した隙に盗まれたり、飲食店で洗面所に行っている間に置き引きされたりする盗難事故です。こうした盗難はちょっとした気の緩みや油断がきっかけとなり、自分のうかつさを痛感するでしょう。
しかし、どんな人でもミスはします。外出時にiPad Proを紛失したり盗難されたりする事故も、自分は絶対に起こさないという保証はありません。だからこそ、iPad Proの紛失・盗難は起こりうるリスクとしてふまえておかなければなりません。
パスコードや指紋認証だけでは十分な対策にはならない
iPad Proを仕事用に使うときはたいていの場合、パスコード設定や自身の指紋を登録して他の人が使えないように対策を講じるはずです。しかし、これだけでは対策が十分とはいえません。
スリープからiPad Proを解除するときは、指紋認証とパスコードのどちらかを選択できます。もし、パスコードに誕生日を設定していると大変危険です。盗難により第三者がかばんの中から身分証明者などの個人情報を知る手がかりを見つけ出し、記載の情報に誕生日が含まれていれば、パスコードとして入力することで簡単にスリープを解除できてしまうからです。誕生日のほかに、1111や123456といった数字の組み合わせも同様です。
iPhoneをいっしょに携行していた場合、「iPhoneを探す」アプリであらかじめ仕事用のiPad Proを登録しておけば盗難に遭ったらすぐにデータを消去できます。しかし、そうでないときは第三者にスリープを解除されればiPad Proの中身は丸裸の状態で、情報を見られてしまう最悪の事態を招くことになってしまいます。
内部に情報を保存しないようにすることが大切
iPad Proを仕事で使っていれば業務関連のメールはもちろんのこと、得意先の住所や未完成の資料など、機密情報がたくさん保存されているでしょう。これらが部外者に見られてしまうのは望ましくなく、さらに第三者が悪意で外部に流出させれば会社に損害をもたらします。そのような事態にならないためにも、iPad Proの仕事活用のリスク対策はしっかりとっておかなければなりません。
一番の対策は、iPad Proの内部ストレージにデータを保存しないことです。大事な情報はクラウドストレージなど外部に保存し、閲覧や編集をするときにだけログインして、作業終了後は必ずログアウトしておきます。
内部ストレージに重要な情報を保存してしまうと、盗難後に第三者がアプリを操作するだけで保存データを盗み見されてしまう可能性が高く大変危険です。iPad Proと情報は分けておくようにするのが賢明です。
プライベートで使っているスマートフォンやタブレットであれば、盗難されても保存情報は強く意識しなくてもよいかもしれません。しかし、仕事で使う場合はそうはいきません。iPad Pro本体の管理も大事ですが、保存情報の扱いはもっと大切です。仕事でiPad Proを活用していく上で徹底しておきたいところです。
自分が覚えやすいパスコードを考案するのはなかなか難しいのが現状で、誕生日をパスコードに設定する人は少なくありません。安易に見破られるパスコードは第三者に解除されるリスクをもっています。
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