【日本未発売】高級モデルPixel bookって何が良いの?こんな人におすすめ!
日本未発売のGoogle Pixel bookは、ノートPC・タブレット・スマホのいいとこどりをコンセプトに作られた高性能なPCです。
持ち運びに特化していて、PCを使ったことがないというスマホ世代にも馴染みやすい仕様が特徴。「早く日本に対応してほしい」というユーザーが多くいるんですよ。
Pixel bookは高性能ですが、向かない人もいます。Pixel bookの特徴と、どんな人におすすめなのかをご紹介します。
この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
①日本で未発売のPixel bookの概要
②Pixel bookのメリット・デメリット・向いている人
③Chrome OSの概要について
日本未発売のPixel bookって何がいいの?特徴をご紹介!
Pixel book は高スペック!そして高価格
Pixel bookは、Googleが開発した「Chrome OS」が搭載されたPC。第7世代のintel core i 5 ~ intel core i 7が搭載された高機能さが特徴です。
Pixel bookは法人向けのChrome bookに対して、個人向けに作られています。そのためコストではなく性能やパフォーマンスを重視しており、高級モデルのノートPCやタブレットに並ぶことを目指して作られています。
そのためPixel bookは価格もハイレベル。価格は$999.00~と、日本円にすると10万円を超える高級モデルなのです。
薄い!軽い!熱くない!
Pixel bookを見ると、とにかくその薄さに驚きます。Amazon公式サイトの情報によるとPixel bookの厚さは10.3mmと約1センチです。薄さが売りのMac book Airも最新モデルの厚さは約10.5mmなので、若干ですがPixel bookのほうが薄いのです。
薄いため軽量化にも成功しており、重さは約1㎏と持ち運びにも便利。ノートパソコンよりずっと軽いので、仕事先や外出先でも気軽に使えるでしょう。
そしてPixel bookのもう1つの魅力といえば、その静音性。処理能力の高いCPUを使っているためか発熱も少なく、1度の充電でおよそ10時間動くというパワフルさも大きな魅力です。
2019年に新Pixel book 発売か?
Googleは2019年に開かれた「Google Cloud Next’19」で、Pixel bookの次期モデルについて言及しました。次期Pixel bookは上級管理職のリーダーに向けた端末を想定しているということで、今以上に外出先で使いやすい仕様になるのではと見られています。
Pixel bookは国内未発売なので、多くのGoogleファンやPixelシリーズのファンは「早く日本に対応してほしい!」と熱望しており、「Pixcel book2でついに国内対応?」という期待も高まっているのです。
日本未発売のPixel bookはAmazonの購入がおすすめ
Pixel bookは日本未発売の端末ですから、国内では手に入りません。国内で手に入れたいならAmazonがおすすめです。AmazonにはGoogleが公式でPixel bookを出品しており、並行輸入で手に入れることができます。
2019年5月時点で価格は11万円以上と高額ですが、商品画像を見ても薄さやスタイリッシュさがにじみ出ています。
Pixel bookはどんな人におすすめ?ヘビーユーザーに向かない理由
4in1でモバイル向きの仕様
Pixel bookは4in1といって、ラップトップ・タブレット・テント・エンターテインメントモードという4つの使い方ができるのが特徴の1つです。
4種類の使い方ができるのは、Pixel bookのキーボード部分に特徴があるから。キーボードと本体をつなぐために蝶番(ヒンジ)が使われているので、ノートパソコンよりも可動域がずっと広いのです。
普通のノートパソコンのように使えますし、キーボードを折りたためばタブレットとしても使えます。そのほかノートパソコンの逆向きのように固定もできますし、卓上カレンダーのような三角形の形で置くこともできます。
ノートパソコンをはるかに上回る使い勝手の良さは、高性能のスマホのようです。持ち運びに特化したPixel bookは、移動中の電車やカフェなどのモバイル端末としてかなり使えるでしょう。使える場所の大きさによって使い方を変えられるのは、モバイル端末としてかなり強みとなります。
スマホじゃ物足りない!Pixel bookはそんな人におすすめ
スマホはベゼルレスがトレンドで、大画面の機種も多く出ています。しかし長文の文字を入力するとき、「フリック入力ではやりにくい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
「パソコンみたいにキーボードを使って入力したい!」「外出先でちょっと仕事するのに使いたい!」という“スマホよりちょっと高性能”というレベルを求める人にこそ、Pixel bookが向いています。
Googleドライブならオフラインで使うためのGoogleドキュメントやスプレッドシートの自動バックアップ機能があるので、さらに外出先の作業を助けてくれますよ。
ペン入力ならiPadのほうが快適かもしれない
Pixel bookは、iPadのように専用のPixel bookペンでペン入力ができます。ガジェットでも手書き入力をしたりイラストを描いたりとペン入力は何かと便利ですし、持ち運びを前提としているため需要も高いでしょう。
しかしそんなPixel bookですが、ペン入力の反応が遅いというレビューが目立ちます。おおむねレビューのいいPixel bookですがペン入力に関してタイムラグがあるので、ペンで紙に書くほどのスムーズさは感じにくいです。今後の改良に期待したいですね。
MacやWindowsユーザーには馴染みにくい
OSはパソコンの基本ソフトであり、コンピューター全体に影響します。初めて触ったものがデスクトップやノートタイプのPCという人の場合は、慣れ親しんだWindowsやMacOSとの相性が悪く使いにくいかもしれません。
OSが違うということは、インストールしているアプリが非対応の場合や文字化けなどの不具合がよく起こります。そのため、今までChrome OSを使っていなかったPCユーザーにとっては、高性能なPixel bookと言えど快適さには欠けるでしょう。
Pixel bookの目玉であるGoogleアシスタントが日本語非対応
Pixel bookの最大の売りはGoogleアシスタントです。Pixel bookのキーワードにはGoogleアシスタントを起動するボタンがあり、「OK,Google」と呼びかけなくても起動するようになっています。
AIアシスタントを起動させるボタンをハードウェアに実装するのは、他のメーカーと比べても珍しいですよね。それだけにGoogleのGoogleアシスタントを推す力がうかがえます。
しかしPixel bookは日本未発売なのでOSが日本語に対応しておらず、起動させても英語で話しかけなければいけません。この点も、Pixel bookの次期モデルに期待したいところですね。
Chrome OSはサクサク動く!使いやすいと評判のOS
複数のアプリも軽快に処理
Pixel bookに搭載されているChrome OSは、とにかく動きが速いことで評価されています。Googleは中で働いているエンジニアもスピードを重視するため、Chromeの開発でもとにかく速さを重視しているようです。
検索ブラウザであるGoogle Chromeも検索速度が速く、プログラマをはじめ多くのITプロに支持されています。リリースされた当初からFirefoxやSafari、Internet Explorerとくらべて段違いの速度を誇っています。
Pixel bookは、それ自体が高速のブラウジングやマルチタスクのために第7世代のインテルプロセッサが搭載されており、パフォーマンスが優れています。そんな“爆速”のChrome OSとPixel bookの組み合わせなら、サクサク動いてくれるでしょう。
Androidユーザーと相性がいい
AndroidもChrome OSもGoogleが作ったものですから、もちろん相性がいいのです。そのためPixel bookは、Androidユーザーに特におすすめ。スマホで使っていたアプリを、そのままPixel bookの大画面で楽しむことができます。
実はWindows アプリも動作する
Pixel bookに搭載されているChrome OS上で、Windowsアプリも動作します。2014年4月8日にWindows XPのサポートが終了するのに合わせて、企業のOSをWindowsからChromeに乗り換えてもらおうと、GoogleはChrome OS上でWindowsアプリに対応しました。
当時Windows XPは企業が主力で使っているOSでした。そのため、OSが変われば会計アプリをはじめ社内で使っているアプリが動作しません。それではChromeに乗り換えてもらえないのでわざわざWindowsアプリに対応し、今では企業をはじめアメリカの教育機関にも浸透しています。
スマホより大きな画面が欲しい、タブレット型のガジェットが欲しい…そんなあなたは、ぜひPixel bookを使ってみませんか?
[2019年5月27日アップデート]
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