Googleペイとはどのようなもの?財布を持たずにスマホだけで街に出てみよう


Googleが提供しているスマホアプリのGoogleペイ。電子マネーやポイントカードをスマホにひとまとめにできてとても便利そうです。
しかし、実際にGoogleペイがどれくらい使えるものなのか、あまりイメージできませんよね。
そこで本記事ではGoogleペイとはいかほどのものなのか。財布代わりにできるのか、財布を持たずにGoogleペイだけでどのように過ごせるのか、その一例を紹介します。

 

Googleペイとは

 

まずはGoogleペイについて簡単に説明します。

 

改札・店頭での日々の支払いに便利なGoogleペイ

 

Googleペイとは、電子マネー・クレジットカード・ポイントカードといった、支払いに使用するカード類をスマホにまとめられるアプリです。

現時点で対応している電子マネーは以下の5種類です。

・Suica
・WAON
・nanaco
・楽天Edy
・QUICPay(後払い式)

2018年10月まではQUICPayを除いた4つでしたが、追加されたことで使える店舗が増えてさらに便利になりました。

 

Google ペイならSuicaの発行手数料が無料

 

上記のうちSuicaの発行には年会費が1,030円(税込)通常の場合かかります。ただし、Googleペイで発行するなら無条件で年会費が無料です。
GoogleペイのほかにもモバイルSuicaで発行できますが、こちらの場合はビューカードの登録は当面無料、他のクレジットカードだと年会費が発生する条件つきです。
複数のクレジットカードが無料で使えるのがGoogleペイのメリットといえます。

ただし、定期券やSuicaグリーン券、モバイルSuica特急券の「購入」は、モバイルSuicaで購入する必要がありますので注意してください。
Googleペイではすでに持っているSuicaの定期券なら使えます。定期券を購入しながら使う場合は、一緒にモバイルSuicaもダウンロードしましょう。

 

Googleペイで使えるクレジットカード

 

それぞれのチャージ方法ですが、Suicaと楽天EdyはGoogleアカウントに設定しているクレジットカードからチャージできます。
VISA、MasterCard、JCB、American Expressのクレジットカードの他、デビットカード、プリペイドカードでも登録可能です。
WAONはGoogleペイ上では「AEONクレジットカード」からのみチャージ可能です。AEONクレジットカード以外の場合は店頭でチャージしましょう。
nanacoは店頭でのチャージや別途nanacoアプリからクレジットカードでチャージする必要があります。
QUICPayでは、JCB、JACCSのクレジットカードの他、KyashやLINE Payなどのプリペイドを登録できます。また、QUICPayは使う前にチャージする他の方法とは違い、クレジットと同じ後払い式の仕組みです。

 

実際にSuicaにチャージしてみた

 

GoogleペイのSuicaは、1円単位でチャージできて非常に使い勝手がいいと感じます。入金した金額は数秒でアプリのアカウントに反映され確認も簡単です。

初めて起動すると、画面の下部中央に「使ってみる」というボタンが表示されます。
タップし進むと画面が切り替わり電子マネーの選択画面になりますので、今回は「Suica」を選択し「同意する」をタップ、次に新規会員登録を行いアカウントを作成します。
登録後すぐにチャージの設定画面になります。クレジット情報を入力して金額を設定すればチャージは完了です。

次回の起動からは、画面下部の「支払い」からSuicaを選択し「チャージ」をタップすれば、いつでも料金が追加できます。

 

複数のポイントカードが一つにまとめられて便利

 

対応しているポイントカードは、dPOINTとT-POINTの2種類とされています。
この2つのポイントカードは対応している店舗であれば、店頭の読み取り機にかざすだけで利用できます。バーコードを表示しての利用も可能です。
かざしての利用はできないものの、他にも数多くのポイントカードをGoogleペイにまとめられます。Googleペイにバーコードを保存し、必要なときにバーコードを表示できます。

 

現金支払いには無いスマート感が最高

 

Googleペイの使い方は簡単です。
電子マネーの場合、使いたい電子マネーを店員さんに伝え、スマホをかざすだけです。財布を取り出し、小銭を探して…といった手間なく、スマホで一瞬で支払いが終わります。
各電子マネーが使える場所ならどこでも使用可能!電子マネーカードの代わりとして申し分ないですね。
Googleペイを起動する必要も、それどころかスマホの画面を表示する必要もありません。スリープ状態のまま利用できます。
スマホが交通系ICカードになったようなものです。カードのようにかざすだけで支払いが完了します。
かざす場合のdPOINTやT-POINTも同様です。

他のポイントカードを利用する場合はGoogleペイを起動し、バーコードを表示して読み取ってもらいましょう。
かさばりがちなカード類を持ち歩く必要がなくなり、とっても身軽になります。カードを忘れる心配もありませんね。
レジで大量のカードの中から必要なカードを見つけ出す手間も省けます。

この便利さ、一度使ったらもう手放せません。

 

Googleペイと歩く1日

 

それでは、実際にGoogleペイでどのようにお出かけできるのか、具体的に見てみましょう。
最近壊れてしまったイヤホンを買うために秋葉原までお出かけする、そんなとある休日のお話です。
Googleペイが便利だと聞いたので、かさばる財布は持たずにスマホだけを身につけて外出することにしました。
※前もって電子マネーにはチャージが完了している前提です。

 

喉が渇いたのでコンビニに寄りましょう

 

昼前に家を出て最寄り駅に向かう途中、ペットボトルのお茶を買うためにセブンイレブンに寄ります。
レジで「支払いはnanacoでお願いします」と告げ、ポケットから出したスマホをそのままかざして決済が完了です。スリープを解除する必要すらありません。商品を受け取り、颯爽とレジを後にします。

 

電車で秋葉原に向かいましょう

 

最寄り駅から電車で秋葉原を目指します。
駅に着きました。GoogleペイにSuicaが入っているので、ポケットからスマホを取り出し、改札にかざして通ります。
1点注意したいのが、手帳型のスマホケースに交通系ICカードを入れている場合です。スマホからICカードを遠ざけていても、両方とも反応してしまって改札を通れないことがあります。
どれくらい離せば片方だけ反応するのか前もって実験しておくか、交通系ICカードをスマホケースから出してスマホでタッチしましょう。
※交通系ICカード・Googleペイのどちらで入場したかを忘れないように。出るときに困ります。

 

電化製品店で買い物をしましょう

 

ビックカメラAKIBAに到着しました。さまざまなイヤホンがありますが、黒地に黄色のイヤホンが気に入ったので購入します。
レジでGoogleペイを起動し、ソフマップのポイントカードのバーコードをスキャンしてもらいます。その後、「楽天Edyでお願いします」と伝え、スマホをかざせば支払い完了です。ポイント付与も支払いもスマホ1台で簡単にできてしまいます。

 

お昼ご飯を食べましょう

 

人が多くて少し疲れました。お腹も空きましたし、隣にあるマクドナルドで昼食にしましょう。
てりやきマックバーガーとマックフライポテトを注文し、「dPOINTをお願いします」と店員さんに伝えます。スマホを機器にかざそうとすると「バーコードを見せてください」と言われました。ここではかざすのではなく、バーコードをスキャンするタイプだったようです。
その後、「支払いは楽天Edyでお願いします」と伝え、かざして支払います。
ハンバーガーもポテトも美味しいですね。生き返ります。

 

帰りのバスもSuicaです

 

電車を乗り換えるのは疲れるので、帰りはバスに乗りましょう。
バスもSuicaに対応しているので、スマホをかざすだけです。もう慣れたものですね。

 

スーパーに寄って帰路につきましょう

 

夕食の材料を買わないといけません。帰り道にあるスーパーに寄っていきましょう。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、豚肉、そしてカレールーをカゴに入れ、レジに向かいます。
「支払いはWAONでお願いします」と伝え、スマホをかざしましょう。

無事に1日、財布無しでお出かけできました。

 

Googleペイが使えるお店

 

対応の5つの電子マネーが使える店舗であればすべて利用できます。

例えば、

・コンビニ = セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーなど
・家電量販店 = ビックカメラ、コジマ、ヨドバシ、ケーズ電気、ジョーシン、エディオンなど
・ドラックストア = ウエルシア、ツルハ、マツモトキヨシ、サンドラッグ、ウェルネスなど
・飲食店 = マクドナルド、ロイヤルホスト、デニーズ、ミスタードーナツ、Domino’s、吉野家など
・スーパー = イオン、イトーヨーカドー、アピタ、イズミ、マックスバリューなど

上記の例はほんの一部です。実際は数え切れないほどの提携店で使えますよ。

また、実店舗だけでなくオンライン決済にも使えます。

例えば、Google Play、Chrome、YouTubeなどのGoogle関連サービス、格安航空会社のヴァニラエアーや全国のタクシーがアプリから決済可能なジャパンタクシー。
ハンドメイドの作品を売り買いするCreemaやminne、貸切のレンタルスペースが借りられるSPACEMARKETの他、外国人向けに日本の美食を紹介する日本美食アプリでも利用可能です。

実店舗と比較した場合オンライン決済はまだ少ない印象ですが、よく見ると日本人の他に、外国人が日本を訪れた際に使えるものが多い傾向がわかります。
外国人旅行客が増えている日本の環境とグローバルで使えるGoogleペイを考えると、各国の言葉でインストールしてそのままアプリ内でGoogleペイを使う方法は、今後増えていくのではないでしょうか。

なお、詳しくは過去記事をご覧ください。

関連記事 Google Payとは?その他モバイル決済サービスとの違いと注意点
関連記事 「Google Pay」と「おサイフケータイ」の違い
関連記事 グーグルペイとは?特徴や使い方、Apple Payとの違い
関連記事 モバイル決済サービスの2強、Google PayとApple Payを徹底比較

 

Googleペイと他モバイル決済アプリの差

 

Googleペイと似たサービスにApple Payやおサイフケータイがありますよね。他にもいろんな電子マネーが乱立しており、違いが不明という方も多いと思います。

・Googleペイ = スマートに支払い・チャージ可能、ポイントも一つのアプリにまとめられる
・Apple Pay = 支払いに一手間かかるが、多くのカードが登録可能
・おサイフケータイ = オンライン決済未対応、登録・チャージはそれぞれのアプリ操作

複数の電子マネーを一つに登録して管理するのは上記の3つが有名です。また、このアプリでは専用の機械を使ってスマホを近づけるだけで支払いが行えます。

他にスマホの画面にQRコードやバーコードを提示する方法もありますので、それぞれの違いを解説します。

 

Googleペイ・Apple Pay・おサイフケータイの違い

 

この3つはとても似た使用感で支払いスピードがいずれも早い特徴があります。ただし、若干の違いも存在します。

Googleペイは、使う電子マネーを従業員に伝えて、手元にある機械にスマホをかざすだけです。スマホの電源を入れる必要もなく一瞬で終わります。
さらに、Apple Payより電子マネーの数が多く身近な店舗で使えます。ポイントカードもまとめられるので使い勝手が最高です。

Apple Payは、ドコモと三井住友カードが提携中の「iD」もQUICPayとSuica以外に登録可能です。そのためGoogleペイより使えるクレジットカードが多い特徴があります。
ただし、指紋か顔で認証する仕組になっているので、他と比較すると支払いごとに一手間増える特徴も存在します。(Suicaで支払う場合は、認証のスキップ可能)
あくまでもカードの種類が増えるだけで、使える店舗が増えているわけではありません。

おサイフケータイは、Googleペイと同じような感覚で支払いできてiDにも対応。
Googleペイより多くの実店舗で使える特徴があります。
ただし、電子マネーの登録やチャージは、各アプリをわざわざダウンロードしてそれぞれ操作しなければいけません。Googleペイと同様に一つのアプリ内で登録作業・チャージは不可能です。さらに、ポイントカードをまとめる機能やオンライン決済も未対応です。

 

Googleペイとバーコードなどを表示するアプリの違い

 

バーコードやQRコードを表示するアプリは電子マネーの一つで、様々な電子マネーを一つにまとめられる上記のアプリとは基本的に違います。
他にも、手元の読み取り機械にスマホを近づけるだけのGoogleペイとは違い、QRコードやバーコードを従業員に読み取ってもらう手間がかかります。

Googleペイに未対応のスマホで使えることが利点です。店舗側も専用の読み取り機械を導入しなくてよく、初期費用が0円などの広告が出るほど費用がかかりません。
ただし、同じようなアプリが乱立しており、電子マネーに慣れない従業員だと、レジの操作に戸惑う特徴も存在します。

バーコードに慣れている従業員であれば現金よりも早く完了しますが、私は2019年に入ってから新人さんにQRコード支払いを頼んで、15分以上待たされた実例がありました。
先輩が出てきて指導してるのを間近で苦笑いしながら聞いた経験があります。
そのときはレジがあいていて、弁当の持ち帰りということもありゆったりと待ちましたが、レジが込んでいるときに新人さんに当たると恥をかく可能性もありますね。

はじめから専用の機械に投資してるGoogleペイの店舗と比べると、問題がおきやすい傾向が間違いなく存在します。決済のスピードを早くする目的なら、Googleペイのほうが優れていますよ。

 

Googleペイは支払いも持ち物も軽快にしてくれる

 

実際に使ってみると、Googleペイは
・クレジットカードの代わりになる
・支払いが手軽で速い
・同じスマホでポイントカードも使えて便利
という印象を受けます。

必要なタイミングでSuica等にクレジットカードから簡単にチャージができます。
クレジットカードを単体で持ち歩いても良いのですが、それだと紛失が怖いです。
スマホであればどうせ持ち歩きますし、タッチでスピーディーに支払いできます。ポイントカードも同じくGoogleペイにまとめられて便利です。

ただし、デメリットもあります。
・利用できる店舗が限られてしまう
・スマホの電池が切れたら使えない(ただし、電池切れ状態でも使用できる場合もある)
・おサイフケータイ対応のAndroid端末のみ、スマホをかざす支払いが可能
という点です。

まだまだGoogleペイだけで生活するのは不安ですが、生活が便利になるのもまた事実です。
一度、Googleペイとともにお出かけしてみてはいかがでしょうか。

[2019年4月4日アップデート]

 

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