1. TOP
  2. ブログ
  3. AndroidAutoとCarPlayどっちが使える?徹底比較

AndroidAutoとCarPlayどっちが使える?徹底比較

 

AndroidAutoとCarPlayというスマホを車で使うための規格をご存知でしょうか。この2つの規格は自動車のインフォテイメントシステム(モニターやスピーカー)を使ってAndroidやiPhoneの機能を利用することができるものです。

どちらもほぼ同じ機能を持っていますが、この2つには微妙に異なる部分があります。
そこで、実際にどちらが車の中で使うのに便利な規格なのか、徹底的に比較してみたいと思います。

 

 

車内で起動するにはどうすればいい?

 

AndroidAuto、CarPlayを車の中で使用するには車側の機器の対応が基本的に必要です。
この2つの規格はヨーロッパやアメリカのメーカーが先にサポートを開始し始めましたが、最近では国産車でも利用できる車が増えています。また、サードパーティ製の後付けカーナビゲーションシステムの中にも、AndroidAutoやCarPlayに対応したものが発売されています。

起動するには、車やナビゲーションに備え付けのUSB端子に、スマートフォンを接続すれば自動的に起動するものが多いようです。

 

 

ホーム画面の使い勝手を比較

 

CarPlayのホーム画面は、見慣れたiPhoneと同じアプリのアイコンが車のディスプレイにも並ぶため、スマホ同様に非常にわかりやすいものになっています。
もちろん、表示されるアプリは車で利用することについて問題ないとAppleが許可したアプリしかホーム画面に表示されません。
現在のところ、Apple純正のアプリ以外でCarPlayで使用できるのは、Spotifyなどのミュージックアプリが中心となっています。

対してAndroidAutoは、通知や履歴などが表示されるウィジェットが中心に表示されているので、CarPlayと違って操作には慣れが必要かもしれません。

ホーム画面については、AppleのCarPlayが非常にわかりやすいものになっています。

 

 

カーナビ機能を徹底比較

 

車内でiPhoneやAndroidを使うもっとも大きな理由の一つはカーナビ機能ではないかと思います。

AndroidAutoとCarPlayにはどちらもカーナビの代わりとして使うことのできるカーナビ機能を備えています。

Android AutoはGoogleMapを使ったカーナビゲーションを使用できるのが特徴です。
一方CarPlayはAppleが独自に提供する地図アプリを使ったナビゲーションとなります。

操作性については、どちらも操作に迷うようなことは無いほどに洗練されていますが、
Appleの地図もかなり良くなって来たとはいえ、完成度ではGoogleMapに軍配を上げざるを得ないでしょう。

 

 

メッセージアプリを徹底比較

 

CarPlayやAndroidAutoは、車の運転中にメッセージアプリを操作することによる事故が多発したことをきっかけに開発されました。

そのため、メッセージアプリは全て音声で操作できるようになっているのが特徴です。
CarPlayもAndroidAutoも、音声でメッセージの作成から受信メッセージの読み上げまで対応しています。

メッセージアプリはサードパーティ製を含めるとたくさんありますが、CarPlayはApple純正のメッセージアプリしか対応していません。

それに対して、AndroidAutoではさまざまなメッセージアプリに対応しています。しかし、基本的には海外で使われているメッセージアプリが中心であり、日本でメジャーなLINEやFacebookメッセンジャーが使えるわけではありませんので、どちらも一長一短といったところでしょう。

 

 

ミュージックアプリ

 

車内で音楽を楽しむためのミュージックアプリは必須の存在です。
AndroidAutoもCarPlayも、スマートフォンに入っている音楽の再生が可能であることはもちろん、AndroidAutoならGooglePlayMusicを、CarPlayならAppleMusicを利用することが可能です。

そのほかにも、SpotifyやAmazonMusicなどのストリーミングサービスや、ネットラジオアプリなどを使用することが可能です。

ミュージックアプリに関しては、AndroidAutoもCarPlayも互角の勝負といったところでしょうか。

 

 

結局どっちがいいの?

 

最終的に、AndroidAutoとCarPlayどちらがいいのかという勝負に関してはどうなの?という疑問の答えについては、結局のところどちらかが極端に優れているわけではなく、お互い一長一短なので、どちらを選んでもそれほど差がないのが実情です。

自動車メーカーもよくわかっていて、AndroidAutoとCarPlayの両方に対応したインフォテイメントシステムを採用していることが多いようです。

結局のところ自分が普段使っているスマートフォンが車でも使えることがいちばん便利だという結論になるのでしょう。

 

株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。

アプリを作りたいので、具体的な提案が欲しい。頭の中にあるアイデアを本当に実現できるのか知りたい。予算内に収まるのか?
などのお客様のご相談に、親身に応じます。
アプリ開発:実績のご紹介

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP