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「BLE」(Bluetooth Low Energy)はモバイルだけじゃない?家庭内機器にも続々導入中

短距離の連続通信やその低電力消費から、非常に注目されている「Bluetooth Low Energy(BLE)」ですが、IoT機器が家電に浸透していくにつれて、家電でもBLEの利用が注目されています。iPhoneやAndroidなどを利用して、家電製品をコントロールしていくというビジネス戦略はさらに広がっていっています。果たして、BLEはどのような貢献をしているのでしょうか。

 

 

BLEが家電のIoT化を促進していく

 

IoTとは「モノのインターネット」と呼ばれる仕組みで、「身の回りのあらゆるものがインターネットに繋がっていく」ということを指します。私たちの身の回りに関して、まずインターネットとの相性ということで焦点が当たっているのが家電です。家電とインターネットの関係は非常に重要といえますが、一方で、家電とインターネットを繋げていくと、結果的に電力消費量が増えてしまうという問題点が浮上してきました。IoT化された家電は、常時スマートフォンなどの情報端末にデータを送り続けることになるため、完全に電源がオフになることがなく、また、今まで以上に稼働しなければならない領域が膨らんでいったためです。家電の高性能化と電力消費量の増加は避けられない問題といえるでしょう。この問題に解決策として現れた技術がBLEです。BLEは、短距離で少量の連続通信に強い無線技術であり、起動している際の電力消費量だけでなく、スリープモードに移行した際の電力消費も非常に抑えられているという点で、IoT技術との融和性が非常に高い技術といえます。また、無線通信であるという点から、今までの家電のデザインや設計を弄ることなくIoT化を進めていけるという点も注目に値したといえるでしょう。

 

 

BLE内蔵の家電製品を紹介

 

BLE内蔵の家電製品は多数出てきましたが、今回はその中でも注目されている商品を3つご紹介しましょう。

 

Qrio Smart Lock

 

大きなカバンから鍵を取り出す。意外と時間がかかってしまうことって多いと思います。特に両手に荷物を持っていた時などは、困ってしまうことも多いのではないでしょうか。Qrio Smart Lockは、なんとスマートフォンを利用して開閉できる鍵です。穴あけ工事も不要で、スマートフォンさえあればセキュリティも非常に高い状態が維持されます。キーシェアの設定、ロックをかけるといった仕組みも、スマートフォンのアプリから設定できるようになるため、今後利用が広まっていくと予想されている家電製品です。

 

PM2.5対応 ほこりセンサー

 

最近ではアレルギーなどの問題が日常化しています。しかも、本来アレルギーの要素として認識されていなかった、空気の汚れも問題になってきました。加えて花粉症の問題やPM2.5の問題など、空気の汚れに関する私たちの意識は高まっています。そこで注目されているのがほこりセンサー。ほこりや花粉の飛散量などを計測し、アプリを通じてスマートフォンで状況を確認できる家電です。空気の汚れなどを確認して、掃除をしたり窓を閉めたりといったことも可能です。コンパクトで場所を選ばないため、気になる車内の空気汚れの確認などにも利用できます。

 

LED電球スピーカー LSPX-103E26

 

良い音楽を聴こうと思ったら、必ず必要になるのがスピーカー。しかし、このスピーカーは場所をとるため、場合によっては他の家電との相性などを考える必要がありました。しかし、この「LED電球スピーカー LSPX-103E26」ならば、その悩みも解決できるでしょう。なぜなら、このスピーカーは電球とセットになっているからです。面倒な配線や場所決めなどは一切必要なく、たんに照明器具の電球と、このLSPX-103E26とを交換するだけで、おしゃれな空間を演出できます。また専用アプリを利用することで、気分に合わせて192色から色を選ぶことも出来るため、気分を変えたい時や家でお酒を飲むなどする際には最適かもしれません。

 

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