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Appleが新機能を発表!「スクリーンタイム」その気になる使い方は

Appleが新しいバージョンのOSであるiOS12に組み込んだ機能の一つに、「スクリーンタイム」があります。
このスクリーンタイム、どんな機能なのでしょうか。

その概要と使い方についてご紹介します。

 

ティムクックはこう言った

 

「いやあ、結構気を付けてたつもりなんだけどね。ボク、iPhoneを使い過ぎてたよ」。
アップルの最高経営責任者(CEO)である彼の口から放たれた一言は、シンプルでかつもっとも印象に残る言葉だったかもしれません。
6月初旬に行われたApple社の年次開発者会議「WWDC2018」での彼の発言。これは本心なんでしょう。
ティムクックがiOSの新機能を使っていた中で、この発言を引き出した機能が「スクリーンタイム」でした。
簡単に言えばiPhone/iPadの利用時間を視覚化できる機能で、iPhoneの利用時間に加え、ゲーム、SNS、エンターテイメントなどそれぞれのアプリケーションの利用時間もわかるようになります。

 

スクリーンタイムの機能

 

スクリーンタイムの機能は、利用時間が可視化されるだけではありません。
アプリ毎に1日の利用時間を制限する機能のほか、家族のApple IDによってペアレンタルコントロールを利用することもできます。
今回追加されたタイムスクリーンの各機能は、Appleに対する投資家の声を反映したものであるといわれています。
「スマホの長時間使用が子どもの健康に与える悪影響への対策を考慮すべき」という前提で、さまざまな機能が組み込まれたというわけです。
アプリケーションやサイト閲覧時間に上限をもうけたり、その上限時間外でも利用できるアプリを例外的に設定(例えば教育系アプリ、連絡を取るためのメッセージ系アプリなど)できたりします。
このように子ども向けに利用を制限したり、使用環境を最適にしたりする機能は、iOS12のある種目玉機能です。
ちなみに大人向けの機能としてダウンタイムというものがあります。このダウンタイムは就寝時間や勤務時間などにアプリの利用やや通知が来ないようにブロックできる機能で、アプリごとに使用制限をもうける時間を設定できます。

 

スクリーンタイムの使い方

 

まだiOS12はリリースされていませんがベータ版を利用することができます。
ベータ版をインストール

[設定]→[スクリーンタイム]をタップし、トップ画面を立ち上げます。
トップ画面から、iOSデバイスにつけた名称をタップすると、使用状況の閲覧ができます。

 

使用状況の追跡と管理

 

設定からユーザーをタップし
「ファミリー共有を設定」をタップ。
これによってiCloudにファミリー共有アカウントを追加できます。
こうすることで、子どもが持っているデバイスの監視が可能になります。

 

使用時間の制限を行う

 

時間制限するIDを選びます。(ファミリー共有設定を行っている場合、そのメンバーから選ぶ)
次にTurn on Screen Timeをタップすると、スクリーンタイムの設定画面となるので、Setup with Parental Controlsをタップ。
Downtimeの設定画面となるので、使用制限したい時間の開始時間と終了時間を設定します。
この制限時間内でも通話、メッセージのほか、許可したアプリは利用できるようになります。
Appの制限ページで、例外を設定します。
ここでは全てのアプリが利用できなくなる「すべてのアプリおよびカテゴリー」、「Games」「Social Networking」といったアプリのカテゴリーごとに使用制限が設定できます。

 

コンテンツの制限

 

子どもの閲覧を避けたいコンテンツがある場合、コンテンツの制限から設定を行います。アプリ、サイトの不適切な内容、成人向けコンテンツの閲覧を制限できます。

 

プライバシー設定の制限

 

これまでの設定に対してパスワードを設定します。
この親パスワードの設定を行わないとスクリーンタイムの設定を自由にさわることが出来てしまうので、注意が必要です。

スクリーンタイムは一定期間のレポートとして見られます。
親世代としては子どもの閲覧・使用環境を観察し、設定の調整を行うなど、子どもの成長に合わせて、機能制限のコントロールが行いやすい点が嬉しいかも知れませんね。

 

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