【サンプル記載】Pythonで簡易GUIを実装できるTkinterの使い方
Pythonは、人間が理解しやすいより英語に近い構造を持つことで知られるプログラミング言語で、今では、広く利用されています。そんなPythonには、便利な機能を簡単に実装できるライブラリがかず多く用意されており、重宝されています。今回は、Pythonの標準ライブラリとして実装されているTkinterについて紹介したいと思います。
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GUIを手軽に構築できるTkinterとは
Tkinterは、Pythonに標準装備されているGUIフレームワークです。もともとTkinterは、Tcl/TKという別のスクリプト言語で動作するGUIツールキットの機能をPhytonでも利用できるように開発されたものです。Pythonのバージョン3.6以降では、Tkniterのビジュアルが大幅に改善されいます。GUIは、ユーザーに操作面でメリットがあり、開発者にとっても実装したい機能や用途をイメージしながら作ることができるので、Tkniterのライブラリとしての有用性は高いと言えるでしょう。
▽Tkinterに関する記事はこちら
簡易GUI実装の手順とサンプルコード
今回は、簡易的なサンプルとして、ウィンドウの表示とボタンの実装までを流れに沿って紹介します。
Tkinterを呼び出してウィンドウにタイトルをつける
例として、”CAPA”というタイトルのウィンドウを表示させます。この際、mainloop functionを呼び出すのを忘れてしまうと、何も表示されないため注意が必要です。
from tinter import *
window = Tk()
window.title(“CAPA”)
window.mainloop()
ラベルを表示させてフォントやサイズなどを指定する
ウィンドウ内にwelcomeというラベルを表示させて見ます。
lbl = Label(window, text=“welcome”)
lbl.grid(column=0, row=0)
一行目のtextの後に以下のようにフォントやサイズを指定することができます。
lbl = Label(window, text=“welcome”, font=(“Arial”, 30))
ここで、フォントとのバランスを整えるために、ウィンドウのサイズも変更してしまいます。
window.geometry(‘350×200’)
ウィンドウ内にボタンを設置する
以下のコードを追加する事で、Enterというボタンを表示させます。
btn = Button(window, text=“Enter”)
btn.grid(column=1, row=0)
また、ボタンをクリックした際のイベントを以下のように設定します。今回は、任意のテキストを表示させることをアウトプットとします。
def clicked():
lbl.configured(text=“thank you!”)
これで、簡易的なGUIサンプルが出来上がりました。最終的なコードは以下のようになっています。
from tinter import *
window = Tk()
window.title(“CAPA”)
window.geometry(‘350×200’)
lbl = Label(window, text=“welcome”)
lbl.grid(column=0, row=0)
def clicked():
lbl.configured(text=“thank you!”)
btn = Button(window, text=“Enter”)
btn.grid(column=1, row=0)
window.mainloop()
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