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RPA「WinActor」とは?

WinActor(ウィンアクター)は1,000社以上に導入されている、NTTアドバンステクノロジが開発したRPAツールです。ルーティンワークをAIロボットが代行してくれるため、企業はホワイトカラー業務の効率化を図る事が可能となります。

また、WinActorにはそれ以外にもほかのRPAツールにはない様々なメリットがあるため、企業から絶大な支持を得る事に成功しているのです。この記事では、そんなWinActorの特徴やメリット・デメリットなどの情報を徹底解説してきます。

WinActorのメリット

まずはメリットを6つ紹介します。

①あらゆるソフトウェアに対応

WinActorは、以下のようなソフトウェアに対応しています。
1.WordやExcel、Access、OutlookなどのMicrosoft Office製品
2. Internet Explore
3.ERPやOCR、個別の作り込みシステム
4.共同利用型システム

ご覧のとおり、非常に幅広いカバー範囲を持っています。これだけのソフトウェアの定型業務を、WinActorを利用すれば自動化することが可能となるのです。

②AIロボットの高精度自動業務でミスを削減

WinActorを導入すれば、AIロボットが自動的に高精度で定型業務を行ってくれます。そのため、必然と誤入力やチェック漏れといったミスをなくす事ができるのです。すると、人によるチェックが不要となるためスムーズに仕事が進行するようになり、更には労働力の削減にも繋がるようになります。

③純国産RPAツール

RPAツールは、基本的に外国の専業ベンチャーの製品である事が多いです。しかし、WinActorは中でも珍しい『純国産のRPAツール』となっています。当然、初期設定からすべてのメニューが日本語で表示されているため、「初めてRPAツールを導入する方でも利用しやすい」というメリットがあります。更には、WinActorは日本人スタッフによるサポートも充実しているため、不明点や問題点が発生したとしても早期解決が望めるのです。

④プログラミングなどの難しい知識は不要

一見すると、プログラミングなどの難しい知識等が必要に感じるWinActorですが、GUI完備であるため実際には誰でも簡単にシナリオを作成する事が可能となっています。マウスの動きやキーボード入力、クリック操作のタイミングで座標で記録すれば、あとはロボットに任せるだけで自動的に稼動するのです。RPAツールの中には、確かに業務自動化のシナリオを作成するためにプログラミングや開発の知識が必要となるタイプのものもあります。しかし、WinActorはそれらが不要な簡易タイプとなっているため、初心者でも安心して導入できるのです。

⑤様々な対応が可能な「ハイブリット型」

PRAツールの多くは、PCにインストールした後にデスクトップにて稼動する「クライアント型」か、もしくはサーバーにインストールした後に全体的に稼動する「サーバー型」に分類されます。しかしWinActorは、管理ロボ『WinDirector』をインストールする事により「クライアント型」と「サーバー型」のどちらにも対応する事ができるのです。これにより、導入を検討している企業はスモールスタートする事も大規模に展開していく事も可能となっているため、「選択肢の幅が広がる」というメリットがあります。

⑥幅広い価格帯を設定

WinActorのライセンス価格は以下の通りとなっています。
1.シナリオ作成可能な開発ライセンス:90万8,000円/年
2.作成したロボットの実行のみ可能な実効ライセンス:24万円/年
3. WinDirector(サーバー型のロボットを管理するロボット):228万円/年

通常、RPAツールの導入を検討する場合、そのコストの高さが最も懸念されるポイントとなります。
しかしWinActorは、上記の「ノードロック・ライセンス」に加えて、2018年の6月から「フローティング・ライセンス」の対応もできるようになりました。フローティング・ライセンスならば、例えば予め10台のパソコンにWinActorをインストールしておき、そのうちの7台で同時起動する事も可能となります。これにより企業は、最適なライセンス数で、より効率のいい運用を行うことができるようになったのです。

WinActorのデメリット

どのRPAツールでも多少のデメリットは生じるものであり、それはWinActorも例外ではありません。WinActorのデメリットは、「シナリオを実行している際には、PCを占有してしまう」という点にあります。例えば、現在人が使用している端末ではWinActorを動作させることは不可能ですし、その逆も同様です。ただし、これは専用端末を用意したり、就業時間外(帰宅時にWinActorを起動し、始業の際にストップさせる)にて稼動させることで十分に対処は可能となります。そういう意味では、そもそもデメリット自体が少ないのが、WinActorの最大のメリットであるといえるかもしれません。

まとめ

RPAツールの種類は非常に多いです。そのため、「どれを導入すればいいのか分からない」という方もいらっしゃいます。
そのような方には、今回ご紹介してきましたWinActorがおすすめです。純国産で誰でも容易に扱う事が可能であり、尚且つクライアント型やサーバー型、そして契約内容など柔軟に幅広く対応ができるWinActorは、初心者に向いているからです。初めてRPAツールを導入するという企業は、WinActorの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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