Apple製品のプロに学ぶ「Today at Apple」体験レポート〜使い方や申し込み方法も解説します〜
「iPhoneやMacを買ったは良いものの、イマイチ使い方が分からない……」
身近に教えてくれる人が居れば良いですが、なかなかそうもいかないというケースも多いはず。
今回は、そんな時に頼りになる、Apple製品の活用講座「Today at Apple」についてご紹介します。
この記事では以下の3つのことがわかります。
1.Today at appleとは何か?
2.Today at apple体験レポート
3.Today at appleに申し込む方法
Today at Appleって何?
Today at Appleは、Appleが自社製品の効果的な使い方を解説する為に行っている講座で、Apple IDを取得している方なら、誰でも無料で受ける事ができます。
PCや家電製品などのメーカーがユーザー向けに活用講座を開くことは珍しいことではありませんが、Today at Appleの特徴は、その開催頻度。
驚くことに、新型iPhone発売日などイベント事がある日を除けば、基本的に毎日全ての直営店で何かしらの講座が開かれているのです。
他のメーカーでは、せいぜい週末のみ、それも不定期開催が殆どでしょうから、その点でAppleは他に抜きん出た特異なスタイルとも言えます。
そして、もう1点特筆すべき点があります。それが、充実した講座のラインナップです。
初心者向けからヘビーユーザーが唸る内容まで〜多種多様な講座ラインナップ
メーカー主催の講座と聞くと、多くの方は初心者向けの入門講座をイメージするのではないでしょうか。
確かに、Today at Appleにも初心者向けの講座が存在します。
記事執筆時点では、例えばこのような感じです。
■Today at Appleの初心者向け講座の一例
・Basics
iPhone・iPad・Macを初めて触るユーザー向けに、基本的な操作方法や活用方法を学ぶ講座。
各デバイス毎に個別の講座が設定されています。
所要時間はおよそ1時間。
・Basics:中級編
Basics講座からさらに一歩進んだ内容で、こちらはiPhoneとiPadは同じ講座、Macは別講座となっています。
でも、Today at Appleの講座はこれだけではありません。
実は、中上級者になっても参加できるような講座が、数多く設定されているのです。
■Today at Apple中上級者向け講座の一例
・QuickStart:Clipsでビデオストーリーを作ろう
・How to:iPhoneで写真を編集しよう
・Music Lab:オリジナリティあふれるサウンドを作ろう
・Photo Wolks:ポートレート写真を撮ろう
・Studio Hour:自由制作
QuickStartは約30分、それ以外の講座は1〜2時間程度の所要時間で、特定のアプリや機能に絞ったより深い解説を聞き、実際に試してみることが出来ます。
特に興味深いのがPhoto Wolkで、こちらはiPhoneを持って実際にApple直営店のスタッフと街へ繰り出し、実地で撮影技術を学んでみようという内容。
また、Studio Hourのように「自分で自由に作業を進めつつ、わからないところをスタッフに質問できる」という変わったスタイルの講座もあります。
「質問したいことはあるけど、適切な講座がなくて……」という方には、こちらのStudio Hourがお勧めです。
もちろん、上記以外にもさまざまなアプリやデバイスに関する講座が用意されています。
開催講座の調べ方や申し込み方法は記事の後半でご紹介するので、是非そちらもチェックしてみてくださいね。
実際の講座はこんな感じでした〜Today at Apple体験レポート
さて、ここからは実際の講座の雰囲気がどのような感じになのか、私がToday at Appleを体験してきたレポートをご紹介していきましょう。
当日は必要な物を持ってApple直営店へ出掛けよう
Today at Appleは原則として事前予約制です。
後述する方法であらかじめ予約を済ませたら、あとは当日会場となるApple直営店へ出向けばOK。
iPhoneにAppleStoreアプリをインストールしておけば、開催が近づくと通知をくれたり、会場到着時にアプリに参加講座の情報が表示されるので便利です。
お店に入ったら、適当な店員さんをつかまえて「Today at Apple」を受けに来た旨を伝えればOK(アプリやメールの予約画面を見せれば確実です)。
あとは、店員さんが集合場所まで案内してくれるので、初めての方も特に心配することはないでしょう。
時間になると参加者のチェックをして講座がスタート
私が選んだのは、「GarageBandで音階やコードを学ぼう」という講座です。
早速、店員さんに案内された大スクリーン前の椅子に座って待っていると、開催時間の少し前に講座担当と思しきスタッフさんが到着。マイクを片手に、講座についての案内が始まりました。
案内に従い、荷物を持ってスタッフさんの下へ。iPhoneの予約画面を見せながら名前を告げれば、チェックインの手続きをしてくれます。
その後、ヘッドホンが必要か確認されたのですが、「Bluetoothイヤホンがあるからそれで良い」と告げたところ、「Bluetoothは音が遅延することがあるので、有線の方が良い」とのこと。
無料でBeatsのヘッドホンを貸して頂けるとのことだったので、せっかくだからお借りすることにしました。
GarageBandが初めてでも簡単な作曲が出来るようになった!
講座の内容は、Appleが無料提供している音楽制作アプリ「GarageBand(iOS版)」の基本操作と、簡単な作曲機能を紹介するものです。
所要時間30分に収まるよう内容はかなり抑え気味になっているのですが、それでも、初めての私には十分濃厚な内容。
説明の映像も巨大なスクリーンに投影されるので特に不自由はありませんし、店内もそれなりに混んでいましたが、説明が聴き取れないということはありませんでした。
分からないところは講座内で時々入る小休止のタイミングや終了後に質問できるので、その点でも安心です。
ちなみに、私はこの講座を受けるまでGarageBandは殆ど触ったことがありませんでしたが、おかげさまで基本操作だけでなく、ループ(音のパターンが録音された物)を組み合わせて曲を作る方法も知ることができました。
正直、ここまで学べるとは思っていなかったので、ちょっと驚いています。
Today at Appleを受けるにはどうしたら良いの?
無料で内容も充実の「Today at Apple」。実は予約もとても簡単です。
iPhoneやiPadを使っている方なら、App Storeから無料の「AppleStore」アプリをダウンロード。
アプリを開くと画面下に「セッション」という項目があるので、そこから興味のある講座を選び、申込ボタンを押すだけでOK。非常にシンプルです。
予約内容はアプリ上で確認できますし、iPhoneのカレンダーに登録することも出来るので忘れる心配もなし。
また、参加できなくなった時も、アプリ上からボタン1つでキャンセルが可能です。
ちなみに、PCの場合は、AppleのHPから予約できるようになっています。
どちらの方法でも良いのですが、個人的には開催間近に通知を送ってくれる分、アプリの方がより使いやすいかなと思います。
まとめ
Appleの無料講座「Today at Apple」。今回はその魅力や実際の講座の雰囲気などをご紹介してみました。
Today at Appleは原則として毎日開催しているので、講座によっては仕事や学校帰りにも十分参加することが可能です。
お近くにApple直営店があるという方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?
▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!