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Ubisoftが「Uplay+」を新発表!サブスクリプションの魅力に迫る

最近、インターネット上のサービスにおいて、サブスクリプションが注目を集めています。サブスクリプションとは、一定期間ごとに料金を支払うことでサービスを受けられる方式を指します。有名なサブスクリプションのサービスとしては、「YouTube Premium」や「Amazonプライム」等が挙げられます。

サブスクリプションにおいて、特にこれから発展が期待されている市場がゲーム業界です。今回の記事では、ゲーム向けサブスクリプションの中から、「UPLAY+」に絞って解説します。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
・UPLAY+の特徴
・他のゲーム向けサブスクリプションサービスとの違い
・配信予定の有名タイトル紹介

それぞれの項目について詳しく解説します。

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UPLAY+とは?

2019年6月10日、アメリカ合衆国のロサンゼルスで開催された世界最大のゲーム関連の見本市である「Electronic Entertainment Expo(E3)」で、ゲーム会社のUbisoftがサブスクリプションサービス「UPLAY+」を海外向けに発表しました。

「UPLAY+」は9月3日に、北米とヨーロッパでサービスが開始されます。2019年8月現在、既に無料トライアル募集のユーザー登録が開始されており、9月3日から9月30日までは無料でアクセスできます。無料試用期間終了後は、北米が月額14.99ドル、ヨーロッパが月額14.99ユーロでサービス提供されます。さらに2020年には、Googleの登録制クラウドゲームサービス「Stadia」上でも「Uplay+」が利用できるようになる予定です。

「UPLAY+」は、日本を含む北米とヨーロッパ以外の地域ではサービス展開が未定となっています。しかし今後、サービス地域の拡大が予想されることから、詳しい情報について気になる日本のユーザーも多いはずです。そこで「UPLAY+」の具体的な内容について解説します。

100以上のPCゲームをプレイ可能

「UPLAY+」では最新のゲームから過去の名作ゲームまで、100以上のPCゲームをプレイできます。「UPLAY+」を提供するUbisoftはゲーム業界で世界第3位の独立系パブリッシャーです。ゲーム販売だけでなく数多くの有名タイトルを開発しており、今後の提供ソフト拡大に期待が持てます。

追加コンテンツに対応

最近のゲームはパッケージソフトとして販売するだけでなく、追加コンテンツによってユーザーを楽しませる工夫がなされています。例えば追加コンテンツの種類としては、次のような内容が挙げられます。

・DLC(ダウンロードコンテンツ)
・拡張パック
・アップデート

ユーザーはDLCや拡張パックをダウンロードすることで、新たなストーリーや機能を体験できます。また、ゲームをアップデートすることで、性能が向上し遊びやすくなります。「UPLAY+」は追加コンテンツにも対応しているため、気に入ったゲームをより長く遊べる楽しみがあります。

ベータテストに参加可能

最近のゲームソフトは、正式版リリースの前にベータテストとしてユーザーにも試験的に遊んでもらう仕組みが導入されています。ベータテストを実施すると数多くのユーザーにプレイしてもらえるため、不具合の除去やマーケティングに効果があります。

「UPLAY+」ではベータテストの早期アクセスが提供され、他のユーザーよりも早くプレイできる予定です。Ubisoftの新作ゲームをいち早く体験したい方にとっては、より有意義なサービスとなるでしょう。

他のゲーム向けサブスクリプションサービスとの比較

ゲーム向けサブスクリプションサービスは、既に複数の企業が展開しており様々な種類が存在します。特に有名なサービスとしては、Electronic Artsの「Origin Access」や、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation Now」、Utomikの「Utomik」等が挙げられます。

では、それらの中で「UPLAY+」はどのような特徴があるのでしょうか。他のサービスと比較した場合のメリットやデメリットについて解説します。

最新のゲームをプレイ可能

「UPLAY+」の配信予定ソフトは100以上とされており、数としてはさほど多くありません。ただし、その配信予定ソフトの中には最新のゲームが複数含まれています。

人気の高い新作タイトルを遊べるというメリットは、ゲームユーザーにとって非常に魅力的です。さらにUbisoftはゲーム開発会社でもあるため、独自性のあるゲームソフトの配信ラインアップを提供できます。

月額料金は高めの設定

「UPLAY+」は北米で月額14.99ドルを設定しています。10ドルを切る月額料金のゲーム向けサブスクリプションサービスが多い中、強気の価格設定と言えるでしょう。

できるだけ安い料金で遊びたいユーザーにとって、「UPLAY+」はあまり魅力的と言えません。また、高いスペックを要求するゲームが多いため、PCの性能が低いユーザーはゲームの選択肢が狭まります。自分がプレイしたいゲームを把握した上で、サービスを選択することをおすすめします。

ストリーミングに対応予定

「UPLAY+」はゲームを自分のPCでプレイする、ダウンロード方式のサブスクリプションサービスです。PCがゲームの要求スペックを満たしていない場合には、ゲームを遊べません。

これらの問題を解決するため、ストリーミング方式と呼ばれる新たなプレイ方法が開発されました。ストリーミング方式とは、サービスを提供する企業側のサーバでゲームを動かし、任意のデバイスに提供する仕組みを指します。

ストリーミング方式のサブスクリプションとしては、Nvidiaの「GeForce Now」やMicrosoftの「Project xCloud」等、複数の企業がサービスを発表しています。そして「UPLAY+」が2020年に対応予定のサブスクリプションが、Googleの「Stadia」です。

「Stadia」は2019年11月に開始予定の登録制クラウドゲームサービスで、ゲームをGoogleのデータセンターを介してプレイヤーに配信します。Googleのブラウザである「Chrome」を利用するため、ユーザーのデバイスを選びません。

ただし、ストリーミング方式ではインターネットを通じてゲームを提供するため、高速な回線が必要となります。ゲームの反応速度や解像度については、実際にサービスが開始されてからユーザーが評価することになるでしょう。

配信予定の有名タイトルを紹介

Ubisoftは多数のゲームソフトを開発しており、その中には世界中で多くの売り上げを記録した有名タイトルもあります。それらの中から「UPLAY+」で配信される予定のゲームをいくつか紹介します。

アサシン クリード オデッセイ

2018年10月5日に発売された、オープンワールドのアクションRPGゲームです。主人公は男性のアレクシオスと女性のカサンドラが選択でき、ゲーム中の選択肢や行動によってエンディングが異なるマルチエンディングとなっています。

紀元前431年、古代ギリシアで起こったペロポネソス戦争を舞台としています。歴史に興味があり、古代戦争における戦闘をロールプレイしたい方におすすめのゲームです。

Far Cry New Dawn

2019年2月15日に発売された、オープンワールドのFPSゲームです。ゲーム開始時にプレイヤーの性別や人種をカスタマイズできるため、より感情移入しやすくなっています。

核戦争によって崩壊した世界を舞台としており、生き残った人々が文明を再建していく過程を体験できます。装備品のクラフトや動物の狩りなど、厳しい条件で生き残るサバイバルを楽しみたい方におすすめのゲームです。

ザ クルー2

2018年6月29日に発売された、オープンワールドのレーシングゲームです。プレイヤーは自動車やバイク、飛行機、ボートの4種類の乗り物を操縦できます。

実際のアメリカ全土を舞台としており、レースだけでなくドライブシミュレーターとしても楽しめます。観光名所を訪れたり、美しい景色を見たり等、旅行好きの方におすすめのゲームです。

未発売のゲーム

他にも、2019年8月現在未発売のゲームが「UPLAY+」で配信予定です。その一部を列記します。

・ウォッチドッグス レギオン
・ゴーストリコン ブレイクポイント
・ゴッズ アンド モンスターズ
・レインボーシックス クアランティン

Ubisoftは、注目度が高い大型新作タイトルの発売を多数控えています。これらの配信予定ソフトは、「UPLAY+」の売り上げ拡大にも大きな効果をもたらすはずです。

まとめ

月額を支払うことで自由にコンテンツを体験できるサブスクリプションは、これからさらなる発展が期待されます。ゲームとの相性も良く、新たな収益モデルを得るために数多くの企業がゲーム向けサブスクリプションへの参入を発表しています。

それらの中でも「UPLAY+」は最新タイトルの配信が多い特徴を持ちます。新作ゲームをいち早く楽しみたい方におすすめできるサブスクリプションです。

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