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Apple Watchの新機能『自動車衝突検知』の詳細に迫る!

iPhoneMacBookAirPodsなど、Apple製品の利用がスタンダードとなっている昨今、電子機器を「Apple製品で揃えて機能をフル活用したい」と考える人は多いのではないでしょうか。
そんなApple社が、人気商品の一つであるApple Watchに『自動車衝突事故検知』の新機能搭載を計画していると、米紙The Wall Street Journal(以下、WSJ)が報じたことが話題を集めています。本記事では、現在のApple Watchの機能から、搭載予定の新機能詳細について分かりやすく解説します。

この記事でわかることは下記です。

・Apple Watchの便利な機能
・注目を集める新機能『自動車衝突検知』とは
・Google Pixel『自動車事故検知』機能との比較

Apple Watchの便利な機能

次々と新たなシリーズが発売されているApple Watchですが、ここでは最新の『シリーズ7』で使用できる機能について紹介します。*1

主に、下記6つの機能があります。

・時計関連
・通知/情報表示
・電話/SNS
・電子決済
・健康(ヘルスケア)
・Apple製品との連携

一つずつ、簡単に紹介します。

時計関連

アラームやタイマーを振動で伝える機能があります。アラーム音を鳴らさずとも時間を把握することが可能なので、一緒に寝ている家族を起こさずに自分だけ起きることができたり、電車の降り過ごしを防ぐことができます。外出先でちょっと仮眠を取りたい時にも活躍します。また文字盤のデザインを変えられるため、腕時計のように活用することもできますし、デジタル表記でラップタイムを測ることもできます。運動する時にも便利です。

通知/情報表示

iPhoneに届く各アプリの通知を表示させることが可能です。Apple Watchで簡単な返信や対応も可能なため、都度iPhoneを取り出す必要がないので、荷物が多く両手がふさがっている場合や、声を出せない/iPhoneに触れられない状況の場合に非常に便利です。また、「すぐにiPhoneを触ってしまうのをやめたい」といった携帯離れをしたい方にもおすすめです。

電話/SNS

セルラーモデルであれば、Apple Watch単体で通話が可能です。ちょっとした外出でも携帯電話を持たずに身軽に出かけられます。GPSモデルの場合は、iPhoneが通信範囲内にあれば通話が可能です。外出時はiPnoneの持ち歩きが必要となりますが、iPhoneを取り出す手間が省けたり、両手が塞がっていても通話ができます。

電子決済

Apple Pay対応のため、Suica、PASMO、iDなどの各種電子決済が可能です。iPhoneを鞄やポケットから取り出す必要がなく、決済端末や改札のタッチ部分に腕をかざすだけで完結するため、スムーズにお会計や改札の出入りをすることができます。

健康(ヘルスケア)

Apple Watch装着時に心拍数、睡眠時間の測定が可能です。安静時、歩行時、運動時など、1日を通して心拍数の確認ができるため、健康管理に役立ちます。不規則な心拍があれば通知を受けられるので、身体の不調の早期発見にも繋がります。また、睡眠系アプリと連動させると、睡眠時間や睡眠の質を測定してデータを貯めることができるため、平均睡眠時間の把握や睡眠習慣の改善に役立ちます。

Apple製品との連携

Macのロック解除やiPhoneカメラの遠隔コントロールなど、Apple製品の一部の操作をApple Watchで行うことができます。これが、PCやイヤホンなどをApple製品で揃えたくなる理由と言っても過言ではないでしょう。機器の近くで電源を入れると自動で連携されたりと、とても便利です。中でも「iPhoneを探す」機能はApple Watchでボタンを押すだけで気軽に使えるようになるので、iPhoneを置き忘れたり失くしやすい方も安心です。

注目を集める新機能『自動車衝突検知』とは

現在のモデルで十分多くの便利機能を持つApple Watchですが、更なる新機能の搭載が期待されています。Apple社が2022年に発売するiPhoneとApple Watchに『自動車衝突検知機能』の追加を計画していると、WSJが報じました。*2その機能は、車両が衝突する際の急激な加速変化を検出して、「911番(日本における110番)」へ自動で通報するというものです。

同社は1年間、Apple製品ユーザーから匿名でデータを集め、既に1000万件を超える自動車衝突事故の疑い事案を検出しています。それらのデータと実際の通報データを照らし合わせることで、検知機能の精度を高めている段階です。3 未だAppleから正式なコメントは出ていないため、この新機能が実際に搭載されるのかどうかは、データを照合し分析した結果で判断されると言えるでしょう。

Google Pixel『自動車事故検知』機能との比較

前述の通り、Appleの新機能が話題になっていますが、実はスマートフォンに「衝突検知機能」が搭載されるのは初めてではありません。Google社が提供するスマートフォン、Google Pixelでは既に『自動車衝突検知機能』と同様の『自動車事故検出機能』が使用可能です。これは交通事故に遭った場合に、緊急通報先への電話と位置情報の共有を行うセーフティ機能であり、万が一気絶してしまっていたり、何らかの事由で応答ができない場合でも最悪の自体を防ぐことができます。4

端末にもともとインストールされているアプリケーションの機能ではありますが、事前にしっかり必要条件の説明を確認し、機能を「オンに設定」したりと、権限を与えておく必要があります。また、誤作動で通報されてしまう、などといったケースには注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
改めてApple Watchの便利さを知り、購入を考え始めた方もいるのではないでしょうか。その場合は2022年に新機能搭載のApple Watchが発売される可能性も含めて、購入を検討することをおすすめします。
また、新機能で話題になっているからこの記事に興味を持ったけれど「Google Pixelで既に使用可能機能じゃないか!」と落胆した方もいると思います。しかし、ここで注目すべきはApple社が持っているデータの豊富さです。iPhoneユーザーが多い分、収集したデータをもとに、Appleが「どれだけ高い精度の新機能を開発できるのか」が気になりますね。今後の情報に期待です。

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参考URL
*1https://tech-camp.in/note/technology/94360/
*2https://www.wsj.com/articles/apple-wants-iphones-to-detect-car-crashes-auto-dial-911-11635768001
*3https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN01CPB0R01C21A1000000/
*4https://jetstream.bz/archives/132052

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