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Meta AI Studioとは注目のポイントを解説

FacebookやInstagramといったSNSの運営で大きな知名度を誇るMeta(旧Facebook)社は、AI開発やメタバース領域における強力な存在感を発揮しています。

そんなMetaが新たに提供を予定しているMeta AI、およびMeta AI Studioは、同社のAIサービスのより一層の強化を促すものであることから、世界からの注目も集めています。

この記事では、そんなMetaが提供するMeta AI Studioについて、同サービスの機能や強み、そしてサービスの登場によってどんな将来が期待できるのかを解説します。

目次:

  1. Meta AIとは
  2. Meta AI Studioについて
  3. Meta AI Studioの強み
  4. Meta AI Studioの将来

Meta AIとは

Meta AIは、Meta社が独自に開発・提供を進めている会話型のAIチャットボットです。AIチャットボットとして現在普及が進んでいるのはOpenAIのChatGPTやGoogleのBardですが、MetaもMeta AIを発表したことにより、遅ればせながら開発競争に参加した形となります。

ChatGPTなどが今ほど普及する前から、Metaは高度なAI開発を進めてきたとされていますが、一般利用が可能なサービスに落とし込んだのは今回が初めてとなることから、後発ながらも業界における注目度は高い存在です*1。

Meta AIもまた他のチャットボットと同様に自然言語で伝達される会話や命令に対して、最適な回答を出力できるという機能を有しています。最大の特徴と言えるのが、提携先のMicrosoftが有する検索エンジン「Bing」上の検索結果を、Meta AIの回答へリアルタイムで反映することができる点です。

Chat GPTは2023年12月現在、検索エンジンのデータをリアルタイムで反映しながら回答はできない一方、Meta AIはそれを可能にしていることから、強力なアドバンテージとなることが期待されます。

また、Meta AIは画像生成AIの「Emu」も搭載しており、自然言語で指示をすることで好きな画像をシームレスに生成することも可能です。会話型チャットボットで画像生成機能を備えているものは現状存在しないことから、こちらも強力なサービスとしての活躍が期待できます。

Meta AI Studioについて

このように、Meta AIは他の会話型チャットボットにはない独自の強みを複数備えていることが注目を集めていますが、Meta AIと合わせて無視できないサービスとなるのがMeta AI Studioです。

Meta AI StudioはMeta AIと合わせて発表されたAI開発ツールの一種で、ユーザーはオリジナルのAI開発をMeta AIをベースに好きなように行うことができるという、イノベーティブなサービスです。

通常、会話型チャットボットは完成された状態での提供となるため、ユーザー側でAIをコントロールすることはできませんでした。

企業向けのサービスとしてチャットボットを導入する場合でも、既存のチャットボットの内部をいじるのではなく、外部の機能要件をカスタマイズすることで、業務に最適化されたAI活用を実現するというのがセオリーとされてきました。

一方でMeta AI Studioでは、そんな自然言語対応のAIを自分の好みに合わせてチューニングしたり開発することが可能です。

自分が使用するためのサポートAIを開発するのに役立つのはもちろん、企業がサービスとして提供するためのチャットボットを簡単に開発することもできます。

あるいはゲームやメタバース空間に登場するAIキャラクターを生成するため、Meta AI Studioを使用するなど、従来のAIチャットボットにはできない使い方が可能となっています。

Meta AI Studioの強み

Meta AI Studio独自の強みをまとめると、以下の3つのポイントに整理することができます。

AI導入の効率化・最適化に貢献する

Meta AI Studioは、従来よりもはるかにオリジナルのAIを開発しやすい環境を提供してくれることから、大きな期待が寄せられます。

これまでオリジナルのAIを開発するためには、膨大なデータと潤沢なハードウェアリソースを確保しなければならず、そのためのコストが膨れ上がってしまうことから個人や中小レベルでは難しい取り組みでした。

一方でMeta AI StudioはゼロからAIを作るほどの柔軟性は確保されないかもしれませんが、データベースをMeta AIの者から流用することができ、それでいてUIも使いやすさを優先して設計されるため、初めてのAI開発という方でも利用しやすいサービスです。

既存のチャットボットAIは自社の環境に合わないと敬遠していた場合でも、Meta AI Studioならスムーズに開発を進めることができるでしょう。

開発コストの削減につながる

高い開発効率が実現できるということは、それだけ開発にリソースを割かなくて良いということになります。

Meta AI Studioは簡単な調整や設定操作だけでチャットボットを生み出せる便利なサービスなので、AI開発のために大量のプログラマを確保する必要はありません。人件費を削減しながら、ハイテク活用を進められるというわけです。

高度なコーディング技術を必要としない

Meta AI Studioは、利用に当たってコーディングのスキルも多くを求められないところも期待したいポイントです。AIやチャットボットの開発には、通常であれば高度なプログラミングスキルが必要ですが、コーディング機能を備えているMeta AI Studioなら、その必要はありません。

初めてのプログラミングである人やITに弱いという人でも気軽に扱えるので、今後のさらなるAI活用においても存在感を発揮するでしょう。

Meta AI Studioの将来

Meta AI StudioはAI開発ツールとして登場し、今後はMeta社の提供するサービス向けの運用が予定されています*2。同社の扱うメッセンジャーアプリやサービス特化のチャットボット開発に向けたAPIを提供しており、開発の活性化が期待されているところです。

AIの普及を阻害する要因として、AIをどのように使えば良いかがわからないことを例に挙げる人は少なくありません。

Meta AIのようなAI開発ツールが普及すれば、既存のAIを何に使うかよりも、自分ならAIをこう使う・開発するといったムーブメントの高まりにも、十分に期待できそうです。

まとめ

この記事では、Meta AI Studioの主な特徴や今後について解説しました。同サービスはチャットボットをより身近に開発する上で欠かせないプラットフォームとなっています。

まだサービスの提供は限定的なものにとどまっているものの、今後は一般公開やローカライズも進み、より同サービスの価値に多くの人間が注目するようになるでしょう。

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出典:

*1 「Meta、AIチャットボット競争に参戦–「Meta AI」など主要製品を発表」

https://japan.cnet.com/article/35209621/

`*2 上に同じ

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