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Apple Watch Ultra、Series、SEのちがいとは?Series 9などの新機能も紹介

2023年9月、Apple Watchは「Apple Watch Ultra 2」、「Apple Watch Series 9」として新作を発表しました。今回の目玉機能は「ダブルタップ」で、画面に直接触れずにワンタップの操作が可能となります。

この記事ではApple Watchの3つのラインナップであるUltra、スタンダード、SEの違いや特徴、さらに新機能もご紹介します。「そろそろApple Watchデビューしようかな」とお考えの方や買い替えを検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を読むと、以下の3つのことが分かります。

  1. Apple WatchにおけるUltra、スタンダード、SEの違いや特徴
  2. Apple Watch Ultra2とApple Watch Series9の新機能
  3. Apple Watchの新機能「ダブルタップ」の仕組みや評判

Apple Watch Ultra、スタンダード、SEのちがいについて

スマートウォッチの代名詞ともいえるApple Watchは、その便利さから発売以降デビューする方が増えています。スマホとペアリングすることでスマホを操作する手間が省けるスマートウォッチは、睡眠管理などヘルスケア目的で使う方も多く、幅広い世代で人気です。

Apple Watchの購入を考えた時、多くの方は「どのモデルにするか」という問題にぶつかります。ここではApple WatchのUltra、スタンダード、SEの3シリーズにおいて、ちがいや特徴をご紹介します。

Apple Watch Ultra はアウトドア志向のハイエンドモデル

Apple Watch UltraはApple Watchの中で1番のハイエンドモデルであり、日常使いを超えたアウトドア向けの仕様になっている点が他シリーズとの大きなちがいです。

2022年9月に登場したApple Watch Ultraの大きな特徴を端的に表すと、タフさ・ディスプレイの大きさ・アクションボタンの3つです。

登山やキャンプといったアウトドアを想定して設計されたApple Watch Ultraは、3つのシリーズの中で1番画面が大きくなっています。49mmと約5センチもあるディスプレイは手首からはみ出るほど大きく、スキーウェアなどの防寒具を着ていても袖に埋もれません。

またディスプレイの明るさはシリーズで最も明るい3000ニトで、直射日光の下でも見やすくなっています。(※1)

Apple Watch Ultraのみ「アクションボタン」が側面についている点も、他シリーズとの大きなちがいです。カスタマイズによってワークアウトやダイビングの準備をしたり、長押しすれば「サイレン」を鳴らしたりすることもできます。

この「サイレン」はUltraシリーズのみの機能で、最大180メートル先まで聞こえる音を出すことでSOSアクションができます。アウトドア中に遭難やトラブルが起きた時、このサイレンがユーザーを助けてくれるのです。

他シリーズとの違いはまだあり、Ultraシリーズのみ水深計があり、リアルタイムで水深40mまで潜ったり水温をはかったりすることもできます。最大36時間バッテリーが持つUltraシリーズは、充電しにくい登山やキャンプといったアウトドアに最適です。

ボディはチタニウムで作られており、衝撃からApple Watchを守ってくれます。カラー展開はなく、チタニウムの色を活かした「ナチュラル」1色のみです。

画面の大きさや本体から飛び出るアクションボタンは“ゴツい”印象が強いですが、これらはすべてアウトドアでの使用を想定しているためです。厚い手袋を装着した状態でも操作しやすいよう配慮されており、日常使いがメインの方にはオーバースペックかもしれません。

Apple Watch スタンダードは登場以降の定番モデル

Apple Watch Seriesは2015年から始まるApple Watchのスタンダードモデルで、まさに「定番」の仕様です。アウトドアなどのタフな環境は想定しておらず、「日常生活で普通に使いたい」と思っている方には1番向いています。

画面の大きさは41mmまたは45mmの2種類で、素材はステンレススチールとアルミニウムの2つです。ディスプレイは最大2000ニトで、バッテリーは最大で18時間持続します。

ステンレススチールは3色、アルミニウムなら5色のカラー展開で、合計8色とカラー展開が豊富な点が他シリーズとのちがいです。(※2)

Apple Watch SEはコストパフォーマンスが高い

Apple Watch SEはスタンダードタイプの廉価版といった位置づけで、コストパフォーマンスに特化したモデルです。廉価版とはいってもスマートウォッチの基本的な機能を備えており、睡眠スコアを測定したりメッセージを確認したりといった基本的な機能が搭載されています。

Apple Watch SEは3万円台から購入できます。ディスプレイは最大1000ニト、サイズは40mmまたは44㎜で、素材はアルミニウムのみです。カラーは3色展開されています。充電は最大18時間まで持続します。(※3)

2023年9月からApple Watch Series9などの新シリーズが発表され、新機能として「ダブルタップ」がありますが、Apple Watch SEには搭載されていません。そのほかにも血中酸素ウェルネスの測定、心電図や皮膚温の測定といった機能がなく、高速充電も非対応となっています。

Apple Watch SEは上記の通り非対応の機能が複数ありますが、緊急SOSや転倒検出、Siriには対応しています。必要最低限の機能で良い・コスパも重視したいという方は、Apple Watch SEがおすすめです。

【一覧表】Apple Watch Ultra、スタンダード、SEのちがい

今回ご紹介したApple Watch Ultra、スタンダード、SEのちがいについて、そのちがいを以下の表にまとめました。

 Apple Watch UltraApple WatchスタンダードApple Watch SE
ディスプレイのサイズ49mm41mm45mm40mm44mm
ディスプレイの素材チタニウムアルミニウムステンレススチールアルミニウム
ディスプレイの明るさ1000ニト2000ニト3000ニト
カラー展開1色5色(アルミニウム)3色(ステンレススチール)3色
バッテリー時間最大36時間最大18時間最大18時間
睡眠ステージの測定
高速充電×
心電図×
ダブルタップジェスチャー×
サイレン機能××

上記のように、3シリーズあるApple Watchはそれぞれ機能や素材がちがいます。同じApple Watchなので悩みがちですが、ちがいを知って自分の最適なモデルを検討してみてください。

2023年9月にApple Watch Ultra2とApple Watch Series 9が発表

Apple Watch Ultra2とApple Watch Series 9では「ダブルタップ」という機能が新登場したことで話題になっています。ダブルタップとはApple Watchを付けている側の手で、親指と人差し指を2回パチパチとタップすることでできる動作です。

このダブルタップを行うことで、電話応答やストップウォッチの操作、アラームやタイマーがなった時の対応ができ、画面に触れる必要がありません。そのため犬の散歩や荷物を持っている時など両手が使えないときにも、スマートにApple Watchを操作できます。

またS9チップが搭載された点も注目です。Apple Watch登場時から心臓部としての役割を持つ「SiP」がS9としてレベルアップしたことで、ディスプレイの明るさや音声入力の精度、機械学習の精度が高まっています。(※4)

上記の機能以外にも、Apple Watch Ultra2とApple Watch Series 9のそれぞれの新機能がありますので順番にご紹介します。

Apple Watch Ultra2の新機能

Apple Watch Ultra2ではGPSの精度が上がり、高精度の2周波GPSが搭載されました。2つの周波数があることで多くのデータを得たり組み合わせたりして、信号の安定性が高まっています。また電力効率も高まり、最大36時間、低電力モードなら最大で72時間もの持続性を実現しました。

Apple Watch Series 9の新機能

Watch OS10の搭載により、より多くの情報を一目でチェックできるようにほぼすべてのアプリを再設計しています。「Appleが作った初めてのカーボンニュートラルな製品」を謡うApple Watch Series 9では、環境に配慮した低炭素輸送を意識しています。

Apple Watchについて、3シリーズの違いやApple Watch Ultra2、Apple Watch Series 9の新機能をご紹介しました。スマホの通知チェックや時計代わりだけでなく、睡眠測定などヘルスケアの役割も担うApple Watchは多くのiPhoneユーザーに支持されています。

腕に着用するスマートウォッチはスマホよりも簡単に画面をチェックでき、「スマホをもっと便利に使いたい」という方に大変おすすめです。必要な通知をすぐに受け取れるので、状況的・物理的にスマホを操作しにくい時にもスムーズにチェックできます。

また音楽プレーヤーや健康管理、キャッシュレス決済も簡単に操作できるスマートウォッチは、「一度使うと手放せない」と感動する方も少なくありません。

「そろそろApple Watchデビューしようかな」と考えている方は、ぜひシリーズごとのちがいを把握して、最適なものを選んでください。

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参照サイト

※1  https://www.apple.com/jp/apple-watch-ultra-2/

※2  https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-9/

※3  https://www.apple.com/jp/apple-watch-se/why-apple-watch/

※4 https://news.mynavi.jp/article/20231030-2806486/

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