Airpodsほか、ワイヤレスイヤホンの性能を徹底比較
突然ですが、みなさんは通勤中の電車の中で何をして過ごしていますか?
本を読んでいる、ひたすら寝ている、という方もいると思いますが、スマートフォンやモバイル端末、携帯ゲーム機が発達したこともあり、これらを使って音楽を聞いたり動画を視聴したりしている方もいると思います。
音楽やゲームをするとき、必須なのがイヤホンやヘッドホンですが、最近ではワイヤレスイヤホンが流行の兆しを見せ始めています。
今回はそのワイヤレスホンって何?という部分のおさらいと、発売されている製品の性能をちょっと見ていきましょう。
ワイヤレスホンってなに?
ワイヤレスイヤホンは、音楽プレイヤーやスマートフォンなどとBluetoothを使った無線接続を行い、ワイヤレスで音を楽しめる製品です。従来イヤホンと端末をつないでいた邪魔なコードが無くなり、煩わしい思いをせずに場所を問わず利用できるため、その便利さがじわじわと注目され始めています。
価格帯は1万円から3万円と、コード型のイヤホンとは5倍以上高くなっています。
ワイヤレスイヤホンは、従来のコード型イヤホンとは違い、3つの利点を持っています。
一つ目は耳に良くフィットする点です。
しっかりと耳に嵌っていたとしても、コードの場合、カバンなどに引っかかってしまうと必ず取れてしまいます。しかしワイヤレスイヤホンは、そもそも他のモノに当たる心配はなく、スムーズに使用できます。
二つ目は荷物にならない点です。
コードの場合、巻き取って収納しても必ず場所を取ります。収納する手間やコードが絡んで断線して使い物にならなくなるケースもあります。ポケットに入れて持ち運ぼうとしても、結構ふくらんでしまいます。
ワイヤレスイヤホンは、コードそのものが無いので収納する際も場所を取らず、ポケットに入れて簡単に持ち運びできます。
三つ目は遮音性と音漏れ防止です。
ワイヤレスイヤホンには従来のイヤホン型と耳栓型のものがあり、後者は遮音性と音漏れ防止に強い製品です。電車の中や街中、あるいは周りが静かな環境でも周りの喧騒や音漏れに気を使うことなく利用できます。
ワイヤレスイヤホンの良いところだけをご紹介してきましたが、悪いところもあります。
価格が少々お高いこと以外、充電して使う必要がある点と、音質がコード型の製品よりも悪いものがある点、そして通信環境の良しあしで、音が「悪く」なる点です。
充電は2時間から3時間で終わる製品が多いですが、うっかり充電し忘れたりすると使えません。充電しないと無用の長物になってしまいます。
また音質の点では、コード型の最上位クラスの製品に対して、ワイヤレスイヤホンはどうしても劣ってしまいます。これはこれからいろいろな製品が開発されていく中で改善されていくと思うので、メーカーの努力に期待しましょう。
問題は通信環境に音が左右される点です。通信環境が悪いと音が途切れる、映像と音楽が合わないなんてことも出てきます。音が遅れて聞こえてくる状態です。
映画やミュージックビデオ、その他映像作品、とりわけゲームをやる際に音の遅延が発生するとすごいストレスを感じるので注意が必要です。ただ最近のワイヤレスイヤホンは、一昔前の製品とは違い、通信の質、音質がアップし、もっともネックだった、接続の途切れを解消した製品も開発され始めています。
ではワイヤレスイヤホンの製品をいくつか比較してみましょう。
まずはAppleの「AirPods」です。
発売は2016年12月、価格は1万6800円です。
特徴はなんといってもiPhoneとの相性です。むしろiPhoneで使わなければ存在価値がないわけですが。
他のワイヤレスイヤホンに比べ、音の遅延がゆるやかなのが特徴的です。
Apple社製品らしく、デザインはスマートで着脱も簡単ですが、耳栓のように使える製品に対し、こちらは開放型の製品ですので、遮音性や音漏れ防止に効果的というわけではありません。
つぎはSONYの「WF-1000X」です。
発売は2017年10月、価格は2万9800円です。
こちらは耳栓型の製品で、ノイズキャンセリング機能の搭載で遮音性に優れ音漏れ防止も期待できます。皮膚に触れる部分のイヤーピースは、柔らか目のものを使用しているのでフィット感があり、長時間快適に使用する方には最適です。
「W800BT」ONKYO
発売は2016年10月、価格は3万2180円です。
こちらも耳栓型の製品です。低音とクリアな高域の再生が可能なので、音質重視のユーザーに最適な製品です。
「AMPS AIR」SOL
発売は2016年12月、価格は1万3000円です。
こちらもフィット感が強い耳栓型の製品です。価格が安く、音声の遅延も少し起こるので、ワイヤレスイヤホンの入門品として最適
「sonabuds TWS-H3」dashbon
発売は2016年9月、価格は1万2000円です。
音域が広く、連続再生時間は最大約4時間のタフな製品です。また本体重量がわずか4gしかなく超小型、高防水性能を備えている点も魅力的です。
ここまでワイヤレスイヤホンと製品比較をご紹介しました。
1万円前後で買えるモデルもありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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