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AIで画像生成できるサイト14選!利用時の注意点も解説

ネット上では今や自分でイラストを描くのではなく、AIに画像生成してもらい、いかにリアルに近い作品を作れるかがトレンドとなっています。

今回は、AIで画像生成をできるサイトを紹介するとともに、サイト利用時の注意点も解説します。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

1.画像生成AIとは何か

2.AIで画像生成できるおすすめサイト

3.画像生成AIサイト利用時の注意点

画像生成AIとは

画像生成AIとは、文章やキーワードで指示をすることで、AIがその要望を反映した画像を生成してくれるサービスのことです。

AIが参照するデータベースには、絵画やイラストなどに関する膨大なデータが蓄積されています。

AIはこのデータベースから、打ち込まれた指示(プロンプト)に対応するデータを抽出し参照することで、画像生成を行うのです。

画像生成AIは、非現実的で複雑なものでも容易に作り出すことができます。たとえば、「巨大な猫がリュックを背負って街を徘徊している様子」などのプロンプトにも対応してくれるのです。

また、AIは学習機能を備えています。自分が作り上げたいテイストの写真や画像を読み込ませ学習させることで、新たな学習をし、今後それを参照することもあるのです。

【無料】おすすめの画像生成AIサイト

ここからは、無料で使用できる画像生成AIサイトを紹介します。いずれもデバイスへのダウンロード、インストールは不要ですので、気になる方はぜひ各公式サイトを覗いてみてくださいね。

MyEdit

MyEditは、AI画像編集・写真加工サービスで、パソコン、スマートフォンのどちらからでも利用できます。

画像生成のほかにも、写真をイラスト化できたり、不要部分の削除や高画質化ができたりします。

アカウント登録は必要ですが、毎日無料付与されるクレジットを使用すれば課金なしで画像生成を頼むことができます。

ただし、無料クレジットは自動的に付与されるわけではないので注意しましょう。右上のユーザーアカウント部分を開き、「無料クレジットを獲得」を押すとクレジットを得られます。

MyEdit公式サイト

Canva

Canvaは、パワーポイントやインスタグラムの投稿など、さまざまな作品を作成できる編集サイトです。

その中の一部として、画像生成AIがあります。

画像スタイルは「写真」「アニメ」など計25種類から選ぶことができ、すべて無料の範囲内です。

Canva公式サイト

Image Creator from Microsoft Designer(旧Bing Image Creator)

Image Creator from Microsoft Designerは、Windowsで有名なMicrosoft社が提供する画像生成AIサービスです。2023年4月に「Bing Image Creator」としてローンチされ、2024年1月にリブランディングのため現在の「Image Creator from Microsoft Designer」に名称変更されました。

ただし、公式サイト画面左上にある名称は「Copilot|デザイナー」となっており、未だリブランディングが完遂しきっていないことが見受けられます。

Copilotは Windowsに実装された AIアシスタント機能のことを指します。

本サイトを利用する際の注意点は、マイクロソフトアカウントを持っており、かつMicrosoft Edgeからアクセスしなければならない点。

Microsoft Edgeとは、Microsoft社が提供するウェブブラウザのことで、Googleで言うところのGoogle Chromeです。

サイト上では他のクリエイターの作品も見ることができ、参考になります。

また、本サイトで画像生成を行う場合、ブーストと呼ばれるポイントが消費されます。しかし、ブーストが0になっても画像生成はできます。その場合は、ブーストを使う時と比べ生成に時間がかかることを留意しておきましょう。ブーストは週単位で付与される仕組みです。

Image Creator from Microsoft Designer公式サイト

Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、AcrobatPDFのトップシェアを誇る米Adobe社が提供する画像生成AIサイトです。100を超える言語に対応しており、無料プランもあります。

毎月生成できる画像の枚数に応じて、無料版と有料版が用意されています。有料プランでも1ヶ月680円と比較的安価な価格で楽しむことができます。

Adobe Firefly公式サイト

Stable Diffusion Online

Stable Difusion Onlineは、Stability AI社が提供する画像生成AIです。画像生成AI界ではトップクラスの知名度を誇るStable Difusionはローカルにインストールし使用するもので、日本でも人気が高いソフトです。

PCにインストールし使用する際は、ハイスペックのPCが必要となります。しかし、そのようなPCを持っていない方も多いでしょう。そんな方のために公開されたのがStable Diffusion Onlineです。

英語のみの対応となりますので、注意しましょう。

Stable Diffusion Online公式サイト

Fotor

Fotorは無料で利用できる画像編集ソフトです。ぼかし・文字入れ、コラージュ画像の作成やフィルターをかけたりできるほか、画像生成AIサービスも提供しています。

Fotor自体は基本的に無料で使用できますが、画像生成AIを利用するには有料版に登録する必要があります。ただし、アカウント開設時に5クレジットが付与されるので、1画像あたり1クレジットかかる画像生成も5回は無料で楽しむことができます。

Fotor公式サイト

Gemini

Googleが提供する対話型AIであるGeminiでも、画像を生成してくれます。Googleアカウントを持っている13歳以上のユーザーであれば誰でも使用することができます。

Geminiは日本語対応をしていますが、画像生成の場合は英語での入力が必要となりますので注意しましょう。

英語でのプロンプトは、Google翻訳で簡単に日本語から変換できるので、ぜひ試してみてくださいね。

Gemini公式サイト

Akool

Akoolは、世界で200万人以上が利用する画像生成AIツールです。Akoolはフェイスワップと呼ばれる画像や動画に登場する人物の顔を別の人物の顔と入れ替える機能の精度の高さで有名です。

画像生成も備わっており、無料でさまざまな機能を楽しむことができます。プロンプトは日本語での入力も可能ですが、英語での入力のほうが精度は高いとのことですが、筆者が実際に使用したところ、むしろ日本語のほうが精度が高かったです。

複雑なプロンプトの場合は英語のほうがいいのかもしれません。

<日本語>

<英語>

企業との協業にも取り組んでおり、コカ・コーラ社とはファン向けの動画制作を行っています。

Akool公式サイト

SeaArt

SeaArtは、シンガポールの「STAR CLUSTER PTE. LTD.」が運営する画像生成AIサイトです。

他サイトでは有料プランに含まれる「フェイスワップ」や「LoRA」、「ControlNet」などの機能が無料プランで使用できるのが最大の特徴です。これらの機能を使いながら、1日に30~50枚を無料で生成できます。

SeaArt公式サイト

AIフリーイラスト

AIフリーイラストは、株式会社セントラルオフィスが運営・公開している画像生成AIツールです。

画像スタイルは「写真」「萌え絵」「AI美女」の3種類から、画像サイズも「正方形」「横長」「縦長」の3種類から選択でき、バリエーション豊かな画像生成が可能です。

無料かつアカウント登録不要なので、気軽に利用できますよ。また、LINEでも使用できるため、スマホで使いたい方にもおすすめです。

AIフリーイラスト公式サイト

MiriCanvas(ミリキャンバス)

ミリキャンバスは、韓国発のデザイン編集サイトです。「韓国版Canva」というと想像がつきやすいのではないでしょうか。韓国ではなんと国民の5人に1人がアカウント登録をしているという大人気のツールです。

本サイトにも画像生成AI機能が備わっており、イラストはもちろん、ロゴやアイコンなどの制作も可能な点が特徴です。

MiriCanvas公式サイト

【有料】おすすめの画像生成AIサイト

こちらでは、有料の画像生成AIサイトを紹介します。

Midjourney

Midjourneyはハイレベルな画像を生成できる画像生成AIサービスです。

料金プランは4つ用意されており、最安プランでは年間契約で1ヶ月8ドル(日本円:1250円程度(2024年6月時点))で利用できます。

ただし、本料金形態は他サイトとは若干異なっており、1ヶ月で生成できる総時間数でプランが組まれています。

有料ではありますがその精度は高く、2022年から2023年の1年間だけでも6段階バージョンアップし、そのレベルアップ度合いは目を見張るものがあります。

また、ほかのツールと組み合わせて動画を作るクリエイターも。そのリアルさに驚きです。

https://x.com/search?q=Midjourney%E3%80%80%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3&src=typed_query&f=top

さらに、Midjourneyは画像生成AI界では珍しく、商用利用可能です。プロンプトは英語でしか入力できないので注意しましょう。

Midjourney公式サイト

DALL・E2

DALL・E2は、Chat GPTを開発したOpenAI社が提供している画像生成AIサイトです。

画像生成のほかにも、一度生成した人物の服装を変えるなどの一部編集や、一度生成した画像の別バージョンの作成、背景を書き足すなどの機能があります。

1クレジットで1回の生成ができ、15ドル(日本円:約2,350円(2024年6月時点))で115クレジット購入できます。

DALL・E2は、非現実的な画像の生成が可能という点が特徴です。

DALL・E2公式サイト

PicWish

PicWishは、AI技術を用いたさまざまな画像編集ができるサイトです。画像生成のほかにも、背景を簡単に削除できる「画像背景透過」や、不要なオブジェクトを消去する「画像消しゴム」などのメニューがあります。

無料お試しもできますが、基本的に料金がかかります。

画像生成AIで作成した作品の背景変更やAI顔交換などもサイト内でできてしまうので、わざわざ色々なサイトやアプリを駆使せずとも自分の思い通りの作品ができるでしょう。

PicWish公式サイト

画像生成AIサイト利用時の注意点

画像生成AIで作成した作品をビジネスシーンなどで使用したい場合は、商用利用が可能かどうか、必ず確認しましょう。

そのためには、サイト利用規約を隅々まで読むことが不可欠です。

また、仮に商用利用がOKであっても、著作権侵害を起こす可能性があります。なぜなら、生成AIはさまざまな画像を学習しているからです。

自分が意図しなくとも他の作品と似通ってしまうこともあるのです。

しかし、著作権侵害の恐れのない画像のみを学習しているサイトもあり、そのようなサイトを使用すればリスクは軽減できるでしょう。

さらに、いくつかのサービスでは、万が一裁判となり賠償金を支払うことになった場合に、その費用を肩代わりする保証を提供している場合もあります。

いずれにせよ、規約やリスクを完全に理解した上で利用することが重要です。

まとめ

今回は、無料・有料で使用できる画像生成AIサイトを紹介しました。無料のものはいずれも気軽に始められますので、画像生成AIに興味はあるけれどまだ触ったことがない方もぜひためしてみてはいかがでしょうか。

サイトの中には、英語のみの対応や、無料では対応可能範囲や枚数が限られるなどの制限があるので注意しましょう。

また、利用前は必ず規約を読み、リスクを理解してから利用することが重要です。

大久保さやか

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