AI用語集
AI用語集ではAIに関する用語を中心に
まとめています。
初めて聞く用語や、インターネットを使っていて
わからないことがあったときにお役立てください。
Amazon Alexa
Amazon Alexaは、2014年Amazonが発売したネット接続のBluetoothスピーカー「Amazon Echo」に初めて搭載されました。
Alexaの機能はAppleの「Siri」や、Googleの「GoogleAssistant」と同様に、音声によるやりとりを行う音声ベースのボットサービスです。
AlexaがAppleやGoogleのそれと違うのは、Alexaをプグラミングできるサービスを公開している点、サービスや機器との連携が容易である点にあります。
Amazon Alexaの登場とプラットフォーム戦略
Amazon Alexaは、2014年にAmazon 「Echo」の音声ボットサービスとして登場したのがはじまりです。
Amazon EchoにおけるAlexaは常時待機型で、スピーカーに向かって、「Alexa!」もしくは「Amazon!」と呼びかけるとAlexaが起動するようになっています。
Amazon Echoの関連商品として、Amazon 「Tap」「Echo dot」が販売されていますが、いずれも日本では販売されていませんし日本語に対応していません。第3世代のAmazon FireStickでは限定ながら日本語に対応したAlexaを利用することが可能です。
Amazon Alexaのプラットフォーム戦略
Amazon Alexaは、2016年に入ってSpotifyやUber、Fitbit、航空券やホテル予約のKAYAKやドミノピザといったサービスとの連携を発表しました。
それだけでなく、スマートホーム対応機器のNestや、自動車メーカーのFordへの採用を発表しており、AlexaからWebサービスによって、配車サービスを受けたり音楽を選択するだけでなく、車から自宅の空調や照明をコントロールできるようするという構想を持っています。
Alexa Skills Kit(ASK)は前述とおり、各種サービスやIot機器に対してAlexaのスキルを作成することのできる開発キットです。
これを使うことによってサービスやハードに合わせたAlexaのスキルを作成することができます。
このASKの発表により、アメリカではAlexaのスキル作成がブームに近い勢いで拡大しており、2016年1月には13のスキルしか持たなかったAlexaが、半年後には1000を超えるスキルを獲得するに至っています。
加えて、AmazonはAlexa Voice Servicesを公開しました。Alexa Voice Servicesを利用することによって、自社サービスやハードウェアに簡単にAlexaを導入することが可能になり、今後Alexaを活用した音声サービスが増加すると考えられます。
現在日本語でAlexaのすべての機能を利用することはできませんが、対応が期待されています。
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