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GeneXusでアプリ開発を行う場合とスクラッチ開発、パッケージ導入を比較

こんにちは、RADサービス部の佐々木です。前回は「GeneXusが業務ルールに長けていると言われる理由について」という内容でご紹介しました。今回はGeneXus、スクラッチ開発、パッケージ導入の3つの開発に着目してそれぞれの開発にどのような特徴があるのかを比較していきたいと思います。まず、それぞれの開発の概要について簡単に整理します。

 

・GeneXus

こちらは弊社でも実際に利用している自動生成ツールです。開発者がデータ項目や業務ルールなどの設計書情報の入力を行うと、その情報をもとにGeneXusが自動でアプリケーションを作成してくれます。さらに、データベースの作成や、データアクセス機能、フォームなどの作成も自動で行ってくれます。

・スクラッチ開発

次にスクラッチ開発についてですが、こちらは一からシステムの開発を行います。フルスクラッチ開発とも呼ばれ、既存のプログラム等は使用せず何も無い状態からプログラミングを行っていきます。

・パッケージ導入

最後にパッケージ導入についてです。スクラッチ開発とは逆にシステムの機能などがある程度パッケージ化されたものを使ってシステム化します。足りない部分は可能な範囲でカスタマイズを行いながら開発をしていきます。

以上が今回比較する開発手法の簡単な説明となります。

 

GeneXus、スクラッチ開発、パッケージ導入の特徴

 

それでは早速それぞれの開発手法を比較していきましょう。今回は特徴を比較しやすくするために、それぞれの項目毎に○、×、△で表してみました。

GeneXus スクラッチ開発 パッケージ導入
開発コスト ×
ランニングコスト ×
開発期間(短さ) ×
仕様変更への柔軟性 ×
柔軟な機能開発 ×
デザイン性
品質の高さ
他システムとの連携 × ×
カスタマイズ
ユーザーの要望対応

 

このように比較してみるとGeneXusはスクラッチ開発とパッケージ導入の丁度中間に位置したような存在です。両方のメリットを持ち合わせた開発手法であることがお分かり頂けるかと思います。

 

GeneXusという新しい選択肢

 

これまでの開発では大きく分けてスクラッチ開発か、パッケージ導入のどちらかを選択するというケースがよく見られました。しかし、そこにGeneXusという自動生成ツールでの開発手法が加わったことで、開発者やユーザーは新しい選択肢をもつことが出来るようになりました。

もちろんそれぞれに特徴があり、どの開発手法が一番効率がいいとは断言できません。しかしながら、その中でも先ほども述べたようにGeneXusはより多くのメリットを開発者やユーザーに与えてくれるツールであることは確かです。こういった選択肢が増えていくことで今後開発現場での競争は激しくなり、より高いレベルでのもの作りが求められるようになるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

今回はGeneXus、スクラッチ開発、パッケージ導入の3つに焦点を当ててお話してきましたが、いかがだったでしょうか。それぞれの開発に長所や短所がありおもしろかったですね。様々な要素が絡むことでどの開発手法を選ぶのかは変わってくると思います。しかし、今回ご紹介したGeneXusのようなツールを使えば、これまでにないより柔軟なシステムの開発が行えるのではないでしょうか。ここでは今後も様々な観点からGeneXusをご紹介しながら、その魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

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