AmazonEchoが日本上陸?リビングにAIがやってくる日
AmazonのEchoが日本にもうすぐやってくるのでは!?という噂があります。
Echoに搭載されているAlexa(アレクサ)は、Appleの「Siri」Google Homeの「Google Assistant」と比べても、一番リビングルームで活躍する存在だと言われています。
しかし、それとは別な企業も負けずにEchoやGoogle HomeのようなAIアシスタント付きスピーカーを発表しました。
Amazon EchoのAlexaが日本語を理解し話すようになって日本にやって来たら、本当にEchoがリビングを占領するのでしょうか。
そして、Amazon Echoが日本に導入を急ぐ理由とは!?
Amazon Echoは着実に日本語化されている!?
Amzon Echoが日本語の音声解析と対話の対応に向けて現在開発されているであろうことが、さまざまな点からわかっています。
アマゾンが日本語対応の求人を募集中!?
アマゾンの求人を見るとProject Manager – Speech and Language Data Servicesという職種が見つかります。要件として「日本語が流暢なこと」があげられていること、FireTVなどの言語会話ソリューションのプロダクトマネージャーの募集であることがわかります。
Fire TVの日本語音声入力の精度が高いこと
Fire TVには、リモコンにマイクがついていて、最新のAppleTVのように音声で番組を検索することができますが、この認識精度が結構高いのです。
そんなことから、Amazonの音声認識技術は日本語についてかなりのレベルで対応していることがわかります。
日本のマーケットが大きいこと
日本のマーケットはAmazonにとって無視できないほどの大きなマーケットと言えます。
しかも、楽天やYahoo!JapanなどのECサイトのコンペティターは多く、Amazonのポジションを確固たるものにするためにも、Amazon Echoを日本のリビングルームに置きたいと思っているに違いありません。
GoogleでもAppleでもない第三のライバルの登場
現在のところ、Amazon EchoのライバルであるGoogle HomeもAppleのHomePodも日本には上陸していません。
しかし、2017年にスペインでLINEがAIアシスタントの「Clova(クローバ)」を搭載したスマートスピーカー「WAVE」を発表しました。
そしてなんと、日本でいち早く「先行体験版」を配布して実際にユーザーのもとで実証を行なっているのです。(現在は音楽機能に限定されているとのこと)
2017年8月31日のロシアワールドカップ、最終予選の「日本vsオーストラリア」のハーフタイムにClovaとWaveのCMが流れましたが、まだ搭載されていない機能が多くあるとはいえ、ClovaとWaveがある生活を実に魅力的に描き出していました。
LINEはClovaをさまざまなデバイスから利用できるプラットフォームにしようと計画しているようで、これはAlexaが自動車メーカーなどに採用されることによって音声認識によるプラットフォームを作ろうとしているのに非常に戦略が似ています。
そんなことから、AmazonものんびりしていてはリビングをLINEに取られてしまうという危機感があるはずです。
実際何ができるかによって価値が決まる
実際、音声アシスタントをリビングや寝室に設置することによって得られるメリットはいまのところ、朝目覚まし代わりになり、そしてニュースや天気予報を読み上げるなど、「あれば便利だけど無くても困らない」と言った程度の機能の提案が多いように見えます。
EchoとAlexaがあれば生活がどれほど豊かになってどれほど便利になるのか、それを日本のユーザにちゃんと示すことができれば、日本でのAIアシスタントの地位を揺るぎないものにできるはずです。
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