「要望をはっきり出せない人」が人に依頼を出す立場になると、プロジェクトが崩壊する。


たまにはちょっとビジネススキルネタを書いてみます。

 

よくある話なんですが。

「要望をはっきりと出せない人」が人に依頼を出す立場、つまり責任者になると、プロジェクトはそれだけで赤信号が灯る気がします。

 

といっても「要望が最初からはっきりしている人」なんてのはいないわけで。

もちろん、プロジェクトを進めながら責任者は自分が思い描いていることをメンバーに明示し、作業を依頼していくわけです。

だから、最初に「要望がはっきりしていない」ことは特に恥ではない。

 

しかしプロジェクトには時間制限があります。

いつまでに、何をしなければならない、というデッドエンドは設定されている。

 

したがって、責任者はプロジェクトが進むに連れて「決める」=「責任を取る」ことを、求められます。

ココはこうしてほしい。

機能はこれで行く。

成果はこう定義する。

これらは、責任者によって「はっきりと明示」されなければなりません。

 

この「責任を取る」という行為を、責任者が放棄するとマズい。

これがプロジェクト崩壊への道です。

 

つまり、「なんとなくオレとか上が気に入るようにしてよ」という依頼を責任者が出して、「決める」という行為の責任を作業者に押し付けてしまうと、

作業者が作る⇒責任者に見せる⇒責任者が「なんとなくダメ」という⇒作業者がやり直す⇒責任者にもう一度見せる……

という負のループができてしまう。

ダメダメな仕事のやり方の典型です。

 

これが社内であれば、部下が不満を持っても押さえつけてしまえば良い。

しかし、社外であったらどうでしょう?

外注に負担を押し付けすぎれば、最悪訴訟に発展する可能性もあります。

 

根本的に、指示を出す側は「責任」が取れない人を当てるべきではありません。

決められる人が、プロジェクトには絶対に必要なのです。

 

だから、「要望をはっきり出せない人」が人に依頼を出す立場になると、プロジェクトが崩壊する。

必然です。

 

 

(Photo:Richard Liu)


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