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製造中止でどうなる? AirMac製品今後のサポート事情

1999年に登場した『AirMac』(海外では『AirPort』の名称で展開)は、2018年の4月26日をもって製造終了となりました。ホームネットワーキングに革命を起こした『AirMac』の既存ユーザーが知っておきたい情報をまとめます。

 

『AirMac』とは何か?

 

現在では、インターネットサービスプロバイダーからルーターが提供され、Wi-Fiによる各機器の接続が容易にできるようになりましたが、『AirMac』登場当時は小規模ネットワークを組むハードルが高かったのです。

『AirMac』の登場により、Macには『AirMacカード(スロット)』が搭載されるなどし、容易にネットワークを組める環境が整っていきます。

特にMacユーザーにとってはお馴染みの機器だけに、今回の製造終了のニュースに強い衝撃を受けた方も多いはず。

 

■AirMacの変遷

 

1999年7月21日
ベースステーション、iBook向け拡張カードが発表(転送レート:最大11Mbps)
※2004年6月生産中止

2003年1月7日
AirMac Extreme発表、同社のMacにAirMac Extremeカードが標準装備 ※一部モデル

2007年1月9日
AirMac Extreme発表、USB機器の共有が可能

 

どうなる? 製造中止後の『AirMac』の修理

 

今まで『AirMac』を使用してきたユーザーにとって、製造中止になった製品のサポート状況は気になるところ。Appleではビンテージ製品とオブソリート製品についてのページで、その取扱について説明しています。

 

ビンテージ製品

 

製造中止後、5〜7年の製品

 

オブソリート製品

 

製造中止から7年以上経過した製品

『AirMac』は、製造中止後5年までは修理対応やパーツの手配が可能ですので、すぐに使えなくなるということはなさそうです。

ビンテージ製品とオブソリート製品

 

『AirMac』を修理する場合の情報

 

Appleでは、配送修理と正規サービスプロバイダへの持ち込み修理に対応していますが、梱包材などがない場合は配送修理が便利でしょう。

Apple Careに加入している場合、修理代がかからないケースもありますが、そうでない場合は破損、故障状況によって修理代(配送料含む)が必要です。

気になる修理期間は、配送修理の場合は5営業日以内に完了しますが、正規サービスプロバイダ経由の場合は持ち込む先のサービスプロバイダによって、修理完了までの日数が異なるようです。

AirMacの修理サービス

 

予備に欲しい! AirMac製品の入手法3つ!

 

そのデザインに惚れ込み、AirMacシリーズを使用されているユーザーも多いはず。
今後は在庫限りで終売なので、もしもに備えてサブ機を購入しておくと良いでしょう。

『AirMac』に限らず、Apple製品を買うときに参考になりますので、ぜひご活用ください。

 

購入方法1

 

1.Apple Store(オンライン)
記事執筆時点(2018年5月)では、『AirMac Express(税別:9,800円)』と『AirMac Extreme(税別:19,800円)』、『AirMac Time Capsule(2TBモデル税別:29,800円、3TBモデル税別:39,800円)』がラインナップされています。

Mac本体と同時に購入する予定のある方は、Apple Careも忘れずにつけましょう。

 

■メリット

 

新品が手に入る、Apple Careに入れる、場合によっては整備済み品が若干安く買える

 

購入方法2

 

2.家電量販店
購入時に入れる長期保証を使えば、Mac購入の必要がなく、『AirMac』に長期保証をつけることができます。ただ、こちらは製品サポートなし、物損(破損)保証のみとなります。

 

■メリット

 

Macを買わずとも長期保証をつけられる、量販店のポイントが使える(貯まる)

 

購入方法3

 

3.中古/新古をオークションや店舗で買う
もし、新品での入手が難しくなった場合、中古(新古)購入を検討してください。

惜しまれつつ販売中止を迎える『AirMac』シリーズ。
サブ機が欲しい方はぜひ、記事末の入手法を参考に確実に手に入れましょう。

また、Appleでは同社製品と使用するWi-Fiルーターについて解説しているページもありますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

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