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MacBook Pro2019年発売!予想通りキーボードが改良されていた

2019年の5月に、最新のMacBook Pro がリリースされました。2018年と同様に予想外のタイミングでリリースされた2019年のMacBook Pro は、前年と同じくAppleウォッチャーを驚かせました。

2019年のMacBook Pro はフルモデルチェンジが予想されていましたが、結果はマイナーチェンジでした。2019年版MacBook Pro の大きな変更点と、2020年の変更点について予想してみました。

この記事を読むと以下3つのことがわかります。
①MacBook Pro の最新情報
②MacBookで問題視されていたキーボード問題について
③これからのMacBook Pro の予想について

 

MacBook Pro 2019年版がリリース

 

2018年のMacBook Pro は突然だった

 

MacBook Pro といえば、毎年「どんな風に進化するか?」とあちこちで注目されています。

2018年のMacBook Pro では、CPUやメモリ、ストレージやディスプレイといったハード面の機能性がアップしました。また、T2チップを搭載することで「Hey,Siri!」に対応したのです。また、キーボードが従来に比べて静音仕様になったのも改善点の1つです。

そしてAppleウォッチャーを驚かせたのが発表のタイミング。Appleはユーザーの予想を大きく裏切り、異例の7月にMacBook Pro 2018を発表したのです。

 

新製品のお披露目はWWDCが通例だった

 

Appleが新製品を発表するのは“WWDC”であることが多く、MacBook Pro の最新モデル発表もWWDCで行われると予想するユーザーが多数でした。

WWDCとは、ワールドワイド デベロッパーズ カンファレンスの略。毎年Appleがエンジニア向けに開催する大きなイベントで、世界中のエンジニアが情報交換に集まります。

特に注目されるのは初日に開催される基調講演。この基調講演で新作のApple製品がお披露目されることが多く、世界中から注目されています。

ジョブズが存命の時は、世界中にファンを作ったとされるあのスピーチも基調講演で行われていました。今でもチケットは入手困難で、高値で取引されています。

そんな大きなイベントでも発表がなかったものですから、7月のMacBook Pro 発表はまるで予想外でした。

 

2019年のMacBook Pro も突然のリリース

 

2018年のMacBook Pro と同じく、2019年版も5月22日に突然リリースされました。WWDCは毎年6月に開催。2019年も6月上旬に開催されており、「今年こそWWDCで2019年度のMacBook Pro が発表されるだろう」と予想していたAppleファンはまた驚かされました。

2019年版のMacBook Pro は、プロセッサのスペックの向上が最大の変更点です。2018年度のMacBook Pro はCPUが6コアでしたが、2019年版では8コアにアップグレード。「さらに高性能になった!」とMacBookファンからは評価を得ています。

 

フルモデルチェンジという予想は外れる

 

MacBook Pro は、数年前からデザインを一新してフルモデルチェンジされるという噂があります。2019年のMacBook Pro ではないかと予想されていましたが、結果としてはフルモデルチェンジではなく、2018年版MacBook Pro のマイナーアップデートとなっています。

2019年のMacBook Pro では、CPUのスペックが大幅にアップしました。CPUのスペック向上は使いやすさに直結するので喜ばしいのですが、問題となるのは熱問題です。

CPUは計算処理を行う時に電流が流れ、熱を発します。パソコンを長時間使ったり重たいソフトを使ったりするとCPUが熱くなるのは、それだけCPUが働いているということ。

CPUは熱に弱く、およそ90度で限界を迎えて正常に動かなくなります。そのためMacBook Pro でCPUが向上すると、「熱くならないか?」という心配が出てくるのです。

しかし2019年のMacBook Pro では、発熱についてもおおむね問題なし。その点も含めて高性能なパソコンと言えます。

 

2019年のMacBook Pro は予想通りキーボードも改良

 

MacBookといえばキーボード問題

 

MacBookのデメリットともいえるのがキーボード。MacBook Pro にも採用されている「バタフライキーボード」はとにかく評判が悪く、問題視されていました。

バタフライキーボードとは、ノートパソコンの薄型を実現させるためのキーボード構造。1995年のThink Padで初めて搭載され、薄型が売りのMacBookシリーズにも2015年から採用されています。

今の段階で、ノートパソコンを薄くするためにはバタフライキーボードの搭載が必要。しかし「不具合が多い」「打鍵感がない」「音が大きい」など使いにくさもあり、ユーザーからは不満が出ているのです。

MacBookのキーボードは使いにくさだけではなく、キーが反応しない・押したキーが戻ってこない・1度しか押していないキーが2度入力されるなど物理的なトラブルの発生事例も増えてしまいました。

 

2018年6月からキーボードの無償修理を開始

 

このMacBookシリーズにおけるキーボード問題は大きなものとなり、Appleは謝罪。実は2018年6月に、米国で集団訴訟まで起こされてしまったのです。

その集団訴訟を受けAppleは、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro の3つのモデルに対して無償でキーボード修正を行うと発表しました。

バタフライキーボードを採用した2015年以降のモデルに対して、無償で修理すると宣言。実機検査でAppleに不具合と認められれば、無償で修理・部品交換してもらえます。

参照:MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム
https://www.apple.com/jp/support/keyboard-service-program-for-mac-notebooks/

 

2018年7月の改良でも根本解決には至らなかった

 

実はキーボードの改善は、2018年のMacBook Pro でも行われています。キーボードのスキマにゴミが入りやすかったため、ホコリをブロックするように改善。Touch Barを搭載したモデルだけですが、静音性を高めて使いやすくしました。

しかしユーザーからは「今までのキーボードと大して変わらない」「根本的な解決には至っていない」という手厳しい意見があり、2019年のMacBook Pro でさらに改良を加えています。

 

2019年のMacBook Pro はキーボードの素材を改良

 

キーボードの構造は外側から見えないのでわかりにくいですが、2019年のMacBook Pro では、キーボードの素材を新しくしています。キーボードの内部にはホコリの侵入を防ぐカバーが付いていますが、2019年のMacBook Pro ではその素材をより強力なものに変更。

さらに、「キーボードを押しても返ってこない」という物理的なトラブルを改善するために、キーボードを押し返すパーツも一新。これ以上不具合が起きないように、Appleもキーボードの改善に注力しています。

 

これからのMacbookはどうなる?今後を大予想

 

そろそろフルモデルチェンジ?

 

2019年のMacBook Pro では予想を裏切られましたが、「2020年にはフルモデルチェンジされるだろう」と見られています。

今までの傾向で見ると、MacBook Pro はおよそ4年周期でフルモデルチェンジされています。前回が2016年だったので、4年のサイクルで考えると次は2020年。キーボードだけではなく、さらにスペックが向上したりハードに大きな変化が起きたりするかもしれません。

MacBook Pro といえば、2016年からTouch Barが搭載されています。もちろん2019年モデルにも付いており、他のノートパソコンと大きく違う点です。Touch IDが搭載されているほかに、起動しているアプリによってはスライダーが出てくるなど様々な機能を持っています。

フルモデルチェンジでは、このTouch IDが大型化すると予想されています。MacBook Pro の大きな差別化ポイントですから、フルモデルチェンジでは驚くようなバージョンアップがあるかもしれませんね。

 

最近のトレンドといえばベゼルレス

 

スマホだけではなく、今はノートパソコンもベゼルレスがトレンドです。ベゼルレスとはディスプレイの枠部分を細くすること。すでにiPhoneもベゼルレスが進んでいますし、後を追うように他のメーカーのガジェットも次々にベゼルレス化が進んでいます。

ベゼルレスの最大の特徴は、画面全体のサイズがそのままでディスプレイが大きくなること。軽量化と大画面の両方が叶えられるので、MacBook Pro に搭載されるとさらに見やすくなるでしょう。

どんなふうにMacBook Pro が進化していくのか、楽しみですね!

 

[2019年6月26日アップデート]

 

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