iOS12でcarplayが進化、GoogleMapの利用なども可能に


6月4日の開発者向けカンファレンスであるWWDC 2018AppleでiOS12が発表されました。新しくなったiOSではcarplayが進化し、より使いやすくなることが明らかになりました。国内自動車メーカーの対応も期待でき、いよいよ本格的な利用ができるステージになってきたようです。

 

 

他社製のナビゲーションアプリをサポート

 

今回の進化での一番の特徴は、他社製のナビゲーションアプリが使えるようになった点でしょう。ユーザーの好みでGoogleMapやその他のナビ・マップが利用できます。もともと初代のiPhoneではGoogleMapが搭載されていましたが、iOS6からApple独自の地図アプリであるMapがデフォルトに変更されました。

ところが、リリース当初のMapの出来はひどいもので、数々の批判を浴びCEOであるティム・クックが公式に謝罪する事態を招いてしまいました。その経験からいまだにiPhoneユーザーでもGoogleMapを使っているという人も多いのではないでしょうか。このようなユーザーにとってcarplayでGoogleMapが利用できるというのは、普段モバイルで利用しているのと同じ感覚となりますので、便利な機能強化と言えます。

 

 

AppleのMapも進化を重ねてGoogleMapと遜色ないレベルに

 

実はMapについてはiOS7以降改良を重ね、iOS11の段階では日常的な利用ではGoogleMapと遜色ないぐらいになってきています。そのため筆者は最近はMapをそのまま利用する場面も多くなっています。ナビゲーションの際に、次の曲がり角を画面に常に表示するなど、Mapの方が使いやすいと思われる機能もありますので、今後は好みの差で使い分けると良いのではないでしょうか。

 

 

carplayでできること、できないこと

 

そもそもcarplayではどのようなことができるのでしょうか。基本的にはiPhoneをカーナビと有線で接続して使います。無線での接続も可能ですが、対応する機器がまだ少ないので有線接続が一般的です。カーナビの画面上にiPhoneのホームそのままのアイコンが並びますので、アイコンをクリックすることで操作ができます。

もちろんiPhoneから操作することもできますが、走行中の操作については音声ナビゲーションが中心となります。車を運転しながら、電話の応答・発信、メッセージの作成や送信などのコミュニケーション関連と、音楽の再生などがcarplayを通じて出来るようになります。ただし、安全運転を優先とした設計になっているため、メッセージなどは音声読み上げは可能ですが画面への表示はできません。画面を注視するような操作は避けるように設計されています。

 

 

音声認識は完全ではないので注意が必要

 

全ての操作が音声で可能ではありますが、精度については普段Siriを使って実感している程度までです。音楽再生で指示と違うタイトルの再生を始めたりということが頻繁にありますので、完全というわけにはいきません。AppleWatchとも連携し、ナビゲーション使用時には曲がり角にくると振動してタイミングを伝えることもできます。これは慣れてしまうと意外に便利な機能で、複雑に入り組んだ場所でもスムースに走行することができるようになります。ただし、carplay使用時はメッセージの着信などを通知する機能が制限されてしまいます。これも安全運転を優先した設計ですね。

 

 

国内メーカーの対応が加速するか?

 

これまで、iPhoneユーザーでもcarplayを利用している人はそれほど多くないのが現状です。これはトヨタやニッサンなどの国内メーカーが対応してないのが大きな原因でした。しかし、北米市場で販売するカローラなどのモデルにcarplayを対応させるというアナウンスをトヨタがしたことから、今後は国内向けにもこのような対応が進むのでは?と期待されます。純正ナビにcarplayが対応するようになれば、国内での利用も加速度的に進むでしょう。

 

自動車に搭載されるナビシステムは一度購入すると、その時点でアップデートができず5年、10年と使い続けるためすぐに陳腐化するという欠点がありました。現在、一般的になっているネット経由でバージョンアップを繰り返すというIT系アプリから完全に取り残された状態で進化が止まっているのがカーナビのネックです。それがcarplayなどの利用をすることで、常に最新の状態の情報やアプリが使えるようになります。データをクラウド上に置き、iPhone上の最新のcarplay(アプリ)を使って、自動車に搭載のモニタに表示させて利用する、こうしたことが標準となる時代になっていくのではないでしょうか。

 

株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。

アプリを作りたいので、具体的な提案が欲しい。頭の中にあるアイデアを本当に実現できるのか知りたい。予算内に収まるのか?
などのお客様のご相談に、親身に応じます。
アプリ開発:実績のご紹介


関連記事一覧

we love develop
アプリやシステムの開発を通じて、お客様のビジネスを成長させることが私たちのビジネスです。お気軽にお問い合わせください。
 お問い合せ

お電話でのお問い合わせはこちらから
TEL:03-5297-2871

メールマガジンの登録

キャパでは誰かに話したくなるようなIT小ネタを、週に一回メルマガで配信しています。
ぜひ購読してみませんか?
 購読する

記事カテゴリ記事カテゴリ

月別投稿記事

PAGE TOP