とっちらかったデスクトップが、勝手に整理されるようになった。それはMojaveのおかげ。
とっちらかったデスクトップ。
それは、ある種の人間たちの永遠の課題です。
いや、いつも整理整頓できいる人はいいですよ。
例えば、就業時間間際になると、必ず机の上を整理して綺麗に帰る人。
いますよね。息を吸うかのごとく、机を綺麗にできる人。
でも、残念ながら私はそっちに属す人間じゃないのです。
もう十数年仕事してきて、机の上が片付いていたことなんて指折り数えるほどしかないのであります。
で、そんなヤツのパソコンのデスクトップだって同じです。
たとえ、それがリアルな机の上ではなくても、0と1が支配する電脳空間、たかだか右腕とその指1本で押せるマウスで操作できるデスクトップであっても、
それが綺麗に整理整頓されることなんて、10数年我がMacと一緒に仕事してきて、指折り数えるほどしかない!
そう、だから言いたい。
机の上や仮想空間であるMacのデスクトップが片付かない問題は、面倒くさがり屋だとか、体が怠いとか、空間認知能力が低いとか、上司の目を気にしたりしない鈍感力、とかなくではなく、明らかに精神的な何かの病なのだと思う。
何かは知らない。そもそもその正体が何なのかは考えたくもない。
もう諦めてました。
自分には、デスクトップの整理などできない、と。
デスクトップを片付けられないという価値観を捨て去り、
もうあるがままを受け入れよう。
そうして…
私のMacのデスクトップは十数年に渡って、常にとっちらかったままだったのです。
しかし、それは急に現れました。
とっちらかったデスクトップが、勝手に整理される。しかも極めて正確にカテゴリー分けされる。
それはコイツのおかげです。
次期macOS Mojave(モハベ)です。
それに「スタック」と呼ばれるデスクトップ整理機能が加わったのです。
macOS Mojaveとは、Macの基本ソフトOS(オペレーションシステム)の名称です。
現在の全てのMacにはmacOSと呼ばれる基本ソフトがインストールされています。元々はOS X (オーエステン)と呼ばれており、
その名の通り、Appleの10世代目のOSです。
macOS(当時はOS X)は今から18年も前の2001年にリリースされたのですが、
10.1、10.2 … 10.9、10.10、10.11、10.12、10.13とほぼ毎年のようにアップデートされ続け、今回14回目のメジャーアップデートとして「macOS 10.14」がリリースされ、それに「Mojave」という名称を与えられました。
MacのOSには、毎回コードネームが与えられます。例えば、macOS 10.13は「High Siera」だったりします。(詳しくはwikipediaご覧ください。名称は結構味わい深いですよ)
さて、そのMojaveが、今年の秋にリリースされる予定です。
私は、ちょっとフライングスタートなのですが、ベータ版と呼ばれる開発者向けのものを先にインストールしました。
ベータ版は誰でも試すことができます。
(↑クリックするとサイトに飛びます)
今回は「スタック」機能を紹介しましたが、他にもダークモード、ダイナミックデスクトップ、新しいFinder、新スクリーンショット、MacとiPhoenのカメラ連係、最大32名同時参加のFacetime、iOSアプリ「ホーム」のAppアプリ化、Mac App Storeのリニューアル、プライバシーセキュリティの強化などなど、これまで以上に、MacのUXの強化に力が入っています。
まだまだ細かい部分でエラーが出たりしますが、もう待ちきれない!って方は、Time Capsuleなどでしっかりバックアップをとった上で試してみてください。
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