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実は身近なAR(拡張現実)、人気のスノー(SNOW)もARアプリの代表例

数年前からAR(拡張現実)やVR(仮想現実)という言葉を頻繁に耳にするようになりました。実際に専用ゴーグルの市販なども相次ぎ、一般の方でもすでに色々な場面で体験した人も多いのではないでしょうか。今回はARについて、実は比較的簡単に制作することもでき、もっと身近な例で日常的に利用しているということをご紹介します。

 

 

スマホがARデバイスとして進化

 

私たちが日常的に利用しているスマホ。実は、AR実行用のデバイスとして今後利用が加速すると予想されているのがこのスマホなんです。VRやARの専用デバイスは各種発売されていますが、やや高額になること、気軽に持ち歩くのに向かないこと、専用のPCなどと接続しないと使えないものが多いことなどから、どうしても少し特殊な用途に限定されてしまいます。

それに比べて、私たちが普段持ち歩いているスマホであれば、気軽に使えるARの実行環境として最適です。2018年を境にARの利用がVRよりも増加し、今後爆発的に拡大すると予想されていますが、その大きな理由がスマホです。AndroidOS、iOSがARに対応することで、アプリのリリースが加速し、私たちが日常的に利用できるようになりそうです。

 

 

すでにARを利用したアプリは日常的になっている

 

AR(拡張現実)というと、何か難しいことのように思われがちですが、実はすでに私たちが日常的に利用しているアプリで実装されています。中高生に人気のスノー(SNOW)は、ユーザーの顔を認識し、猫耳や動物の口などをリアルタイムで画面に付加する機能があります。これがまさにARであり「現実の画像にバーチャルなアイテムを付加する」わかりやすい実例といえます。

 

 

多くの分野でARの利用が可能

 

AR(拡張現実)とは、「現実の世界にIT技術で作られた情報を付加する」技術です。カメラを通じて表示される現実の風景の中に、文字情報やバーチャルのアイコン、モデルなどを付加することで、より豊かな体験を提供することができます。道案内や観光案内、ゲーム、家具の配置、製造工程の確認など多くの分野での利用が期待できます。

 

 

個人レベルでモバイルゲームの構築も

 

最近になって各種モバイルOS用の開発キットなども発表され、個人レベルでのアプリ開発が可能になってきました。iOS用のアプリであれば、最終的にはAppleに登録し審査を受けてアプリとしてリリースする必要がありますが、費用的にはそれほど高いものでもありませんので、実際に個人プログラマーがARアプリをリリースする例も増えてきています。

 

 

ARマーカーを利用したものなら無料で作成可能

 

ARナビキャラというアプリを利用すれば、ARマーカーを利用してメッセージや音声を再生するオリジナルのARを作ることができます。ユーザーの登録をし、画面の指示に従ってARマーカーを登録、表示するメッセージや再生する音声データを設定するだけで完了という手軽さです。キャラクターは既存のものしか使えず、オリジナルキャラクターなどは登録できませんが、無料で使えること、ほんの数分で設定が完了することなどから入門編としてはおもしろいのではないでしょうか。

 

 

ビジネスでもホビーユースでも利用が広がるAR

 

名刺やパンフレットにARマーカーを印刷し、アプリで閲覧することで3Dキャラクターが付加情報を案内するといった利用が今後はもっと広がっていくでしょう。インパクトがありますので、他社との差別化が可能な営業ツールとしてすでに多くの企業でも導入されています。また、建築業界などでは、間取りの確認や家具の配置などを確認するツールとして、すでに一般的になりつつあります。

 

前述した通り、私たちが日常的に利用しているスノー(SNOW)やTikTokといったアプリでもすでにAR技術が組み込まれており、多くの人がそれと意識しないうちに使っています。NHKで放送された「電脳コイル」、映画マトリックスに大きな影響を与えた「攻殻機動隊」、古くは大ヒットアニメの「ドラゴンボール」でできたスカウターなど、アニメの世界で使われていたツールが現実になってきました。AR技術は間違いなく、私たちの今後の生活をより豊かに、便利に変えていく重要なものとして拡大していくでしょう。

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