新型Apple Watchの魅力と課題
iPhoneをはじめとしたスマートフォンが登場して以来、爆発的なスピードで普及しました。スマートフォン市場は飽和状態となり、新たなスマートデバイスの開発競争が進んでいます。そんななか、Appleは2015年の4月にApple Watchを発売しました。スマートウォッチの市場において、Apple Watchの参入はやや遅れる形になりました。しかし、発売から現在までApple Watchは改良を重ねて、現在では新型のApple Watch Series 3が販売されています。この記事では、Apple Watch Series 3の魅力と課題について解説します。
Apple Watchのこれまでの歴史
冒頭でも説明した通り、Apple Watch は2015年に発売を開始して以来、後発の参入でありながらも、常に注目を集めてきました。しかし、2015年の出荷台数は1300万台を達成すると見込んでいましたが、調査会社の報告では880万台程度に留まったと言われています。初代のApple Watch はこのような結果になりましたが、iPhoneユーザーやAppleのコアなファンを中心に、支持が広がり続けました。
2017年の出荷台数は、約1800万台とされています。これは、スマートウォッチ市場とウェアラブル端末全体の市場において、過半数のシェアとなります。約2年で半数のシェアを獲得するという人気ぶりで、Apple Watchの人気を再確認することにもなりました。
Apple Watchは、初代のApple Watchの発売からはじまり、日本ではApple Watch Series 2が2016年9月から販売されました。最新モデルであるApple Watch Series 3は、日本で2017年9月から発売となりました。
Apple Watch Series 3の魅力
Apple Watch Series 3は、従来のApple Watchの機能に加えて、新機能の追加や性能が向上しました。Apple PayにSuicaを入れておけばApple Watchで支払いを済ませることができる新機能が登場しました。日本で暮らす私たちにとって、これほど便利な機能はありません。また、50mまでは防水機能が付いているので、日常生活において、水濡れで故障するという心配する必要がないのも嬉しいことです。
これまでのApple Watchと同様に、メールやSNSの通知を受け取ったり、通話をしたりすることも可能です。iPhoneがなくても、ミュージックの操作などもできるので、快適な日常生活を送ることができます。まさに生活の利便性を向上させるウェアラブル端末と言えます。
Apple Watch が抱える課題
Apple WatchはSeries 3が登場しても、いくつかの課題を抱えています。最も有名な課題は、バッテリーの持ちが短いということです。使い方によっては、1日を待たずしてバッテリーが切れてしまうというレビューもあります。Apple Watch Series 3では、バッテリーも徐々に改善されていますが、まだまだ不安な面もあるでしょう。
通信が必要となるアプリで、Apple Watch単体で使用することが可能なのは、電話をはじめ、マップやメッセージなど基本的なものに限定されています。現状では、Apple Watch単体のLTE通信を使って、全てのアプリを動かすことはできないのです。一般的なSNSにはまだ対応していないので、基本的な機能では満足できない方は、不満かもしれません。
新型Apple WatchであるApple Watch Series 3の魅力と課題について、紹介してきました。次の新作のApple Watchの発表も噂されており、今後も目が離せません。Apple Watch Series 3に興味を持たれたら、ぜひ購入を検討してみてください。
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