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細かすぎて伝わないMac製品の良いところ〜トラックパッド編〜

Appleが、マウスを採用したのはもう30年以上も前の話です。

 

それはとても画期的なことでした。

何故ならば、その時代パソコンを立ち上げると、まず真っ黒な画面と数行のテキストが表示され、そこにコマンドラインと呼ばれる命令文を打ち込む事で、ソフトウェアを立ち上げることが一般的だったからです。

つまり、マウスの必要性、そもそも何故必要なのかすら想像できない程のものでした。

しかし、そんな時代に、画面上にグラフィカルなアイコンを表示させ、それをマウスで操作することによって、種々のソフトウェアを立ち上げることを一般化したのです。

それは以後、今に至るまでパソコンの最も基本的な操作方法となりました。

次にアップルが業界を一変させる程の革命を起こしたのは、みなさんご存知iPhoneです。

今から10年前、スマートフォンという言葉も一般的ではなかった時代に、Appleは突如としてiPhoneを発表しました。そこで初めて、指で様々な操作を可能にするマルチタッチによるユーザーインターフェイスを発表したのです。

もちろん、その操作方法もその後のスマートフォンの操作方法の標準となりました。

アップルは、MacやiPhoneなどが世界中で大ヒットし、今や時価総額世界一のIT企業としてとても有名な企業ですが、その成功の歩みの裏には、ユーザーインターフェイスへの並々ならぬ拘りがあります。

特に、今は亡きスティーブジョブズが最も拘ったとされるものの一つが、ユーザーインターフェイスなのです。

そのようなMacのインターフェイスに関して、上記だけではなく多くの人に知られていないものが他にもありますので、今回は、それはをご紹介します。

それは、現行の全てのMacBookシリーズに標準搭載されているトラックパッドの操作方法です。

MacBookのトラックパッドは、iPhoneのマルチタッチと共に進化してきましたが、今ではiPhoneをはるかに凌ぐ使い勝手の良さがあります。

MacBookのトラックパッドが何ができるか解説しましょう。Macを知らない人は多分驚きます。

まず見た目から驚きます。


ただの板がそこにあるだけです。

そう、そもそもMacのトラックパッドにはボタンがありません。

右クリックと左クリックはどうするのか?

非常に簡単です。

指1本でトラックパッドをタップすれば「左クリック」、指2本でタップすると「右クリック」です。

次に気になるのは、インターネットを閲覧している時のスクロールじゃないでしょうか?

指2本でスクロールするだけです。


さらに、指2本で左右にスワイプする事で、ブラウザの「戻る」「進む」に対応してます。

いかがでしょうか?

でも、ここまでは序の口です。

本当の凄さはここからです。

実は、このトラックパッド3本指以上のジェスチャーにも正確に反応します

多くのMacユーザーが重宝している代表的なものをご紹介しましょう。

 

親指と3本指を広げてデスクトップ表示(開いているウィンドウが全て消える)

 

親指と3本指を縮めて(ピンチ)アプリケーション一覧(Launchpad)を表示

 

などなど

見た目はたった1枚の「板」なのですが、めちゃくちゃ有能なのです。

このトラックパッドには、感圧センサーに加えて、Taptic Engineと呼ばれる機能までついていて、擬似的にタップしているように感じさせているだけです。実は、物理的な挙動すらしてません。そうする事でハードウェアの物理的な故障も極力抑えることができます。

 

 

もう想像を超えてるでしょ。

こんな細かいところまで拘り抜いているところがApple製品の真の凄さなのです。

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