MacbookAir新型は低価格Macbookに置き換わるか?2018リリースの噂まとめ


2008年に登場し、今年で10年を迎えたMacBookAirですが、現在はMacBookやMacBookProとの明確な差別化がなくなりその存在意義が問われています。今回の記事では、間もなく登場が噂される新型MacBookについてまとめてご紹介します。

2018年後半に新たな廉価版MacBookシリーズが投入されるとの報道は以前から行われていました。共通するのは、実質的にEarly2015年バージョンからアップデートされていないMacBookAirの後継機種に期待が集まっているという点です。それではまず、いくつかの情報について確認してみましょう。

 

 

最近の報道のまとめ

 

台湾の調査会社Trendforceのレポート

 

このレポートによると、Appleが第三四半期に新型MacBookAirを投入するとされています。根拠としては7月(第三四半期当初)に新MacBookProを投入したことを受けて、ハイエンドからエントリーモデルまでのMacBookシリーズを刷新することで、販売促進をはかるという予測からです。

 

KGI証券アナリストMing-Chi Kuo氏の予測

 

Ming-Chi Kou氏はAppleの未発表製品に関するアナリストとして有名な人物です。Ming-Chi Kou氏の予測では、廉価版13inch MacBookAirが準備されているとのことです。これについては米Bloombergも同様な報道をしており、「プロセッサにKaby Lake Refreshを搭載した1000ドル以下のMacBookAirが準備」と予測しています。

 

台湾大手サプライヤーの出荷予測から

 

Appleの大手サプライヤーである台湾Quantaが、第四四半期にAppleからの廉価版ノートPCの受注により出荷台数が1,000万台を超えるとの予測が、台湾の業界紙であるDigitimesに掲載されました。Quantaはデル、HP、Appleを始めとして日本メーカーのノートパソコンなども委託製造している世界最大規模のOEMメーカーです。最近はApple Watch Series 4のアッセンブリが好調で生産能力の限界に来ているとの報道もありました。

 

 

製品の投入サイクルからみても可能性大

 

Appleのハードウエアは大きく分類すると以下のようなラインナップになっています。
・iMacなどのデスクトップPC
・MacBookシリーズのノートPC
・iPadシリーズのタブレット端末
・iPhoneシリーズのスマートフォン
・iWatchシリーズ
・その他(Apple TVなど)
まず、主力製品であるiPhoneについては先日開催された秋イベントで一新され、XSなどが投入されました。同時に新型iPadPro、Apple Watch 4、新型Apple TVも登場しています。2018年には6月に開催されたWWDCでMac OS、iOS、iWatch OS、tvOSがバージョンアップしていますし、春にはApple PencilとiPadが発表されています。

こうして見ると、PC関連だけ手付かずの状態ですが、唯一MacBook Proだけが7月にCoffee Lakeマイクロアーキテクチャを搭載したものにリニューアルされています。Mac Proについては2019年に新製品が投入されるという情報が流れていますので、今年後半の新たな製品として可能性が高いのは、やはりMacBookシリーズかiMacシリーズということになりそうです。中でもMacBook Airはノートの中でも人気が高いにも関わらず、実質的に2015年からアップデートされていませんので、最も可能性が高いと思われます。

 

 

製品ラインナップの見直しでAirが消えるかも

 

そもそも、現状ではAirと他のMacBookシリーズとの差別化が曖昧になりつつあるというのは誰もが指摘している点です。2008年の登場時点では「世界で最薄・最軽量のノートPC」という位置付けと、拡張性を犠牲にする代わりに価格を抑えた入門機としてのポジションが売りの製品でした。もちろん、Appleデザインの究極とも言えるアルミ削り出しのユニボディという衝撃的な外観も大きな特徴でした。

しかし、現在は他のMacBookシリーズでもユニボディを採用、最軽量の座はEarly2015に登場したMacBookに譲っています。拡張性の低さは決して売りではありませんが、USB-AポートとSDカードスロットを持つMacBookAirの方が使い勝手が良いというユーザーもいるという逆転現象も出ています。コンシューマー向けの入門機として現在Airは、価格の安さと数年前の機器構成であることによる、CPUの処理能力やモニタ解像度の低さなどが特徴となってしまっています。

こうしたことから、わざわざAirの名称を残さなくてもMacBookを入門機として位置付け、低価格で販売することで製品ラインナップを整理するのではないかという説も非常に説得力を感じます。実際、現在のAirをアップデートするとしたらRetinaディスプレイの採用、CPUにはKaby Lake Refreshというのが妥当な線であり、それであれば低価格13inch MacBookとしてAirの名称を冠せずに製品としても良さそうです。

 

 

Airに特別な想いを感じるユーザーも

 

Appleはこれまでにも画期的な新製品を発売し、それによってマーケットを創出して来た稀有な企業の一つです。ノートPCについても「ニークラッシャー」と揶揄されたMacintosh Portableから始まり、現在のノートPCの標準となっているパームレストなどのデザインもAppleが実用化して来たものです。2008年にジョブズが茶封筒からMacBookAirを取り出した時の衝撃を覚えている方も多いのではないでしょうか。これこそ、Appleのデザインとも言えるノートPCの登場であり、筆者も興奮した一人です。

 

 

日本向けノートPCマーケティング

 

日本では、かつてはブラックバードというコードネームで知られたPowerBook500シリーズが人気でした。しかし、Appleは需給予想を誤り、大量のバックオーダーを抱えながら製品を投入できず収益機会を逃すという失敗をしています。日本では米国本国とは異なり、薄型軽量のノートPCへのニーズが高く、Duoシリーズなどにも一定のユーザーがいたことなど多少特殊なマーケットであると言えます。このような国内ユーザーにとって、Airがほどよくマッチしていたため、現在においてもすでにスペックがかなり不足しているにも関わらず根強い人気があることは間違いありません。

もちろん、機種性能という面で見るのであれば名称にAirがついていようと、なかろうと現状において違いはない訳ですから、国内ユーザーのニーズにマッチするような製品が登場することが一番望ましいと言えますが、2008年当時の衝撃を知っているコアなユーザーとしては、Airという名称が消えるのは多少寂しいというのは否めません。できれば、入門機という位置付けでも構わないのでAirを残して欲しいというのは少々感傷的すぎるでしょうか。

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予測されるスペックについて

 

ともあれ、2018年に投入が予測されるMacBookシリーズの入門機については、少なくともRetinaディスプレイ、第三世代のバタフライキーボード、第七世代のKaby Lakeマイクロアーキテクチャなどの採用が期待されます。価格については1,000ドルを切る設定になる可能性が高く、やはり入門機としての位置付けでしょう。I/Oについては気になるところですが、将来性を考慮するとUSB-Cに統一される流れかもしれません。大きな予測を外れるようなことはないと思いますが、13inch MacBookとして統一させる可能性も大と考えられます。

 

世界初の1兆ドル企業として相変わらず好調を維持しているAppleですが、製品ラインナップについては見直しが必要な時期に来ているのかもしれません。特に、ノートPCについてはMacBookとMacBook Airの明確な差別化をつけにくい状況になっているところですので、今回の新製品でカテゴリーの見直しをする可能性も高いと思われます。それに伴い、Airの名称がなくなるのか、ということについては一ファンとして気になるところではあります。どちらにせよ、所有すること自体がステイタスとなり、Appleユーザーとして満足感が得られる、そんな製品の登場を期待したいところです。

 

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