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Autodesk Forgeで何ができる?

こんにちは。
キャパの籠池です。

Autodesk Forgeが発表されてから時間がたち、Forgeを利用したWebサイトの事例が増えてきました。

日本でもForge DevConが開催され、少しずつForgeという単語を耳にする機会が増えてきたのでないでしょうか?

キャパでもAutodeskがForgeを発表してから、ずっと動向を注目してきました。

今回はそのForgeについて、そもそもForgeとはなにか?と、何ができるのか?を話してみたいと思います。

Forgeとはなにか?

Forgeとは、Autodesk社が提供しているWebサイト上でCADデータを操作するための部品(WebAPI)です。

2018年時点では、以下のような機能が提供されています。

  • インターネット上にアップロードした、CADデータをWebブラウザで表示する。
  • CADデータに含まれる属性情報を表示する。
  • 他のWebAPIやデータベースなどから取得した情報を図面上に表示する。
  • PDFなどの様々なデータ形式に変換してダウンロードする。
  • AutoCAD向けに開発したカスタムコマンドをクラウド上で実行する。
    ※2018年10月にInventor向けのAPIのベータ版が公開されました。
    今後はInventorについてもクラウド上でコマンドが実行できるようになる見通しです。

Forgeで何ができる?

Forgeを使うことで、Webブラウザ上でCADデータを操作できるようになります。

それにより、iPadなどのタブレット端末でCAD図面を確認したり、コメントを書き込む、といったことができるようになります。

また、Webブラウザがあればよいので、CADがインストールされていないパソコンでも、図面を見ることができるようになります。
そのため、図面管理システムなどのデータベースと連携して、特定のデータに紐づくCADデータを、Webブラウザで確認、承認するようなシステムを構築することもできるかもしれません。

ただ、Forgeでできることは上記のような、単純なものにとどまりません。
アイデア次第では、いろいろなWebサービスを作ることができます。

Autodeskから紹介されている事例でも、IoTセンサーの情報を図面上にリアルタイムに表示するものや、3Dで表示された製品のパーツや質感などを切り替えて確認できるものなど、バラエティが豊富です。

AutoCADやInventorのコマンドがクラウド上で実行できますので、図面に含まれる部品の数を数えて、Webで簡易見積りを出すサービスや、Webで入力した仕様で自動作図した図面を表示、ダウンロードするサービスも作れそうです。

さらに、Google、twitterなど、他のWebAPIと連携することもできるため、面白いWebサービスが作れるかもしれません。

今後も、これまででは考えられなかったのようなサービスが出てきそうです。

まとめ

以上のように、Forgeが登場したことで、これまでできなかった、様々なシステムや、サービスを作ることができるようになりました。

ただ、Forgeを使って何ができるかは、まだまだイメージがつきにくいと思います。

Forgeを使って、こういうことができないか?というアイデアがありましたら、ぜひ、ご相談ください!

 

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