1. TOP
  2. ブログ
  3. 「OK Google!」が、反応しないときは、何を疑えばいい?

「OK Google!」が、反応しないときは、何を疑えばいい?

「OK Google」でおなじみの「Googleアシスタント」ですが、やはり機械ということもあって、大事な時に「動かない!」と焦ってしまうような場面もあるようです。Google Homeにしろ、Androidスマートフォンにしろ、いろいろとまだまだ改善すべき点はあります。今回は、「OK Google」が動かないときに考えてみたいことについてみていきましょう。

 

機械の故障を疑う前に、質問の仕方を疑ってみよう

 

「OK Google!」といつも通りに利用していてもうまく使えないということは実はよくあります。機械が故障してしまったか?と考える前に、まずは、マイクの位置を確認してみてください。特にAndroidスマートフォンの場合、指や手などでマイク部分を塞いでしまっているため、命令がうまく届いていないということがあります。
さらに、最先端技術の粋をまとめ上げて作られている「Googleアシスタント」ですが、まだまだその技術は発展途上です。そのため、どんな質問でも認識できるというものではないといえます。複雑な質問はまだまだ対応できません。一回の質問に聞くべきものは1つと心がけましょう。例えば、「今から新宿駅に行くから、新宿周辺のおしゃれなカフェを教えて」という質問だと、「Googleアシスタント」は、自宅から新宿駅までの経路を検索すればいいのか、新宿駅周辺の話題のカフェをピックアップすればいいのかわからなくなってしまいます。この場合は、「新宿駅までの道順を教えて」と「新宿駅周辺のおしゃれなカフェを教えて」といった具合に質問を二つにする必要があるでしょう。

 

「OK Google」が反応しないときの可能性は2つ

 

使い方は正しいのに「OK Google」が反応しないときは、どのような対応をすればいいのでしょうか。使い方を間違っていないのであれば、大きく2つの問題が考えられます。

 

マイクが物理的に不具合を起こしている

 

まず、可能性があるのはマイクが物理的に不具合を起こしていて、「OK Google」という質問が、しっかりと伝わっていない可能性があります。この場合は、スマートフォンであれば、自分の声を録音してみて、その音声を聞いてみましょう。ノイズが入っていたり、自分の声が途切れ途切れであったりする場合には、マイクの物理的な不具合が考えられます。マイクの物理的な不具合については、修理や部品交換の可能性がありますので、一度携帯ショップまで足を運ぶ必要があるでしょう。

 

「OK Google」アプリが反応しない

 

マイクの物理的な不具合は確認できなかったものの、「OK Google」が反応しない可能性はあります。ここでは、「OK Google」の設定自体がうまく行っていない可能性があるのです。設定の変更は「設定」「音声」「OK Googleの検出」で変更していくことが出来ます。設定については「Googleアプリからの起動」「任意の画面からの移動」「信頼できる音声」の主に3点の設定を変更していくことで、適切な設定へ変更することが出来るでしょう。

 

「現在、この機能はこの端末ではご利用いただけません」というエラーが出てしまったら

 

「OK Google」を起動しようとしても、「現在、この機能はこの端末ではご利用いただけません」というエラーメッセージが出てくることがあります。この場合は、OSのバージョンが古いか、Googleアプリのダウンロードがうまく行われていない可能性があります。
スマホのOSは基本的に最新のものに自動更新されるような設定になっているとは思いますが、もしかしたらOSの更新がとまってしまったり、アプリがインストールされていなかったりする可能性はよくあります。スマホがAndroidの場合は「Android6.0以上、Googleアプリ 6.13以上、開発者サービスのインストール」が、スマホがiPhoneの場合は「iPhone4s以降、Googleアプリのインストール」がそれぞれ設定として必要となります。OSの確認については、Androidの場合、「メニューアイコン」から「設定」「端末情報」「システムアップデート」と進んでいくことにより、バージョンが最新であるかどうかを確認することが出来ます。iPhoneであれば、OSよりも、端末の新しさが重要です。また、どちらもGoogleアプリがなければ動きません。Googleアプリを最新のものにアップデートしてみてください。また、一部の格安SIMや中古のAndroidスマホの場合では、Android OSのバージョンアップが制限されてしまっていることがあります。これは、Androidスマホ本体の容量が小さく、OSのバージョンアップが不可能となってしまっているのです。つまり、ある種の格安SIMで「OK Google」「Googleアシスタント」の利用は事実上不可能となりますので、予め確認してみてください。

 

それでもだめなら修理が必要かも?

 

以上、様々な原因について紹介してきましたが、それでも「OK Google」「Googleアシスタント」が動かない可能性はあります。この場合は、基本的には修理ということになってしまうでしょう。他にも「インターネットが繋がっているか確認する」「端末を再起動してみる」といった手段も存在しますが、どれも確率は低いものです。Androidスマホの修理については、様々な注意点があります。まず、代替機の性能が比較的落ちやすいという点です。その場合、今まで利用していたアプリが使えなくなってしまったり、データの共有に失敗して今までの設定がうまく移行できなかったということは大いにあり得るでしょう。特に、Androidスマホの中に保存している写真や画像情報の取り扱いについては、細心の注意が必要となります。Docomo・Softbank・auの三大携帯会社を利用しているのであれば、設定等の問題は全て対応してくれるでしょう。ひとつずつ疑問点を聞き出していけば安心して修理に出すことが出来ます。一方で、格安SIMを利用している方は、修理には注意が必要となります。店頭対応がない場合や修理を自分でメーカーに依頼しなければならないことも少なくありません。
ちなみに、Androidスマホは、設定をかなり自由にユーザーが決めることが出来る拡張性が支持されていますが、設定がよくわからない・とりあえず便利に使えればいいという場合には、iPhoneのほうがわかりやすくやりやすいという違いがあります。値段はAndroidスマホのほうがはるかに安価なため、なかなかiPhoneを利用できないということはあるかもしれませんが、事前の設定の単純さや推奨カスタマイズのしやすさはiPhoneのほうが断然使いやすい設定になっているといえるでしょう。「Googleアシスタント」などの、複雑なアプリケーションを自在に使いこなす設定を自分で考えるのは面倒だという場合には、iPhoneへの機種変更も視野に入れてみてください。

【比較考察】Amazon Echo SpotとGoogleアシスタント搭載スマートディスプレイの違いとは

 

まとめ

 

「OK Google」が反応しないときの対応法についてみてきました。「OK Google」「Googleアシスタント」は、現在の最先端技術をふんだんに盛り込んだアプリケーションであり、そのため、何かしらのトラブルが発生した場合には、素人では一人で対応することが難しいことが良くあります。こうした問題に対応するためにも、普段から何かトラブルが発生してしまった場合には、どこに確認を取りにいけばいいのかをしっかりと認識しておく必要があります。備えあれば患いなし。ぜひ、自分のスマホの修理店などを確認しておきましょう。

 

[出典]
https://itojisan.xyz/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB/OK+Google%E3%81%8C%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%BB%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84/
https://kanntann.com/what-to-do-if-a-microphone-can-not-be-used
http://d-navi004.com/google-ok-search-setting

 

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP